「ググラビリティ」とは?意味や概要・どのように大切?
ホームページへのアクセス数を増やす一番の方法は、検索サイトでいかに上位に表示されるかだと言われています。
近年ではGoogleで検索された際のそれを専門に行っている業者も存在するほどです。
目次
- 「ググラビリティ」とは?
- 「ググラビリティ」の概要
- 「ググラビリティ」を使った言葉と意味を解釈
「ググラビリティ」とは?
「ググラビリティ」とは、英語では“Googleability”と表記する造語で、Googleでの検索されやすさだと解釈してください。
これが「低い」、「高い」といった使い方になる言葉で、固有の名称ではなく、どこでも見聞きするような言葉や表現で検索された時に上位に表示されるサイトは、このググラビリティが高いということになります。
特に一般的な単語1つだけで検索された時のググラビリティは、そのサイトのアクセス数に直結すると考えていいでしょう。
例を挙げると、「来る」というタイトルの映画がありましたが、一般的な言葉過ぎた為、そのように検索しても該当の映画のサイトが上位には表示されにくく、それがヒットしなかった原因だとも言われているくらいです(今では上位に表示されます)。
「ググラビリティ」の概要
ググラビリティは、簡単に高めることができる訳ではありません。
特定の言葉に絞り、それらによって検索された際に上位に表示されるように、Googleの仕組みをある程度理解した上で考えないといけません。
その為、ホームページをそのように改良してくれたり、アドバイスしてくれる冒頭のような専門の業者も存在するほどです。
Googleの完全な理解は難しいですが、過去に同じ言葉や表現で検索された際にアクセス数の多かったサイトが上位になる傾向があることが分かっているので、一度上位に表示されたサイトが(その為にアクセスが多く)すぐに下位に落ちることはなく、逆に下位から上がっていくのは簡単ではありません。
上で挙げた映画の「来る」が今では上位に表示されるのは、ヒットしなかった原因が「ググラビリティ」だという話が広まった為に、アクセス数が増えたからだと推測されます(その話を聞き、何らかの対策も行ったのかも知れません)。
「ググラビリティ」を使った言葉と意味を解釈
「ググラビリティ」は、先のように「高い」、「低い」と使われる言葉です。
これを高くすることを「SEO(Search Engine Optimization)」と呼んでいます。
- ググラビリティが低い
- ググラビリティが高まる
ググラビリティが低い
ググラビリティが低いということは、いわゆるSEO対策ができていないと言い換えることができます。
SEOの“Search Engine”は、何もGoogleに限った表現ではありませんが、今では検索エンジン(サイト)=Googleだという理解で構いません。
一見ではGoogleと関係のないサイトでも、内部の検索エンジンにはGoogleを使っていることがあります。
ググラビリティが高まる
ググラビリティは、ホームページ自体の改良によって高められる場合と、アクセス数によってページ自体はそのままでも勝手に高まる(以前より上位に表示される)ことがあります。
前者にはSEO対策は必須となり、その結果ですが、後者のような高まり方をした場合には、そのサイト自体の人気が上がっている(訪問者が増えている)と考えることができます。
ネットがすっかり生活に浸透している世の中になった現在では、ホームページのググラビリティの高さは、その会社や商品、サービスなどの知名度を上げる為にとても重要な要素だと言えるでしょう。