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「意思の疎通を図る」とは?使い方や例文!

「意思の疎通を図る」という言葉は時折聞くことのある言葉ですが、自分から使うのは難しい、という人もおられるでしょう。

ここでは、「意思の疎通を図る」という言葉について詳しくご紹介していますので、これまでよくわからずに見聞きしていた、という方はぜひこの機会に一読ください。

意思の疎通を図る

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「意思の疎通を図る」とは?使い方や例文!>


目次

  • 「意思の疎通を図る」とは?意味
  • 「意思の疎通を図る」を分解して解釈
  • 「意思の疎通を図る」を使った例文
  • 「意思の疎通を図る」の言葉や表現の使い方
  • 「意思の疎通を図る」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「意思の疎通を図る」の英語と解釈


「意思の疎通を図る」とは?意味

「意思の疎通を図る」とは、自分と相手など、二者以上の関係のなかで、互いに考えていることなどを理解しあおうと努力することを意味しています。

とくに、相手が無理解であるなど、うまく感情や思考の共有ができない人に対して、よく使われます。

  • 「意思の疎通を図る」の読み方

「意思の疎通を図る」の読み方

「意思の疎通を図る」は、「いし(の)そつう(を)はか(る)」と読みます。

「疎通」という言葉は、「意思の疎通」というフレーズ以外であまり聞くことがないかもしれませんが、覚えておくといいでしょう。

「はかる」という言葉はほかに、「測る」「計る」などさまざまな漢字が当てられますが、ここでは「図る」という漢字を用います。



「意思の疎通を図る」を分解して解釈

「意思の疎通を図る」という語句は、大きく分けて三つの単語から成りますので、分解してそれぞれを見ておきましょう。

わかりづらい言葉はこのように、ばらばらにしてみて考えると理解がしやすくなることがあります。

  • 「意思」
  • 「疎通」
  • 「図る」

「意思」

「意思」とは、なにか行動を起こすときなどに、その元になる考えや感情などを意味します。

同じ音を持つ「意志」という言葉もありますが、こちらはより強い気持ちを持っている場合に使われますが、「意思の疎通を図る」という語句の場合には「意思」という漢字が使われることがほとんどでしょう。

「疎通」

「疎通」とは、支障なく通じる、滞っていたものが通じるようになる、という意味で使われます。

ここで大事なのは、「支障なく」「滞っていたものが」というところです。

普通にしていては通じないものが通じる、というときに、「疎通」という言葉が使われるということです。

たとえば意識不明の状態の人とは、「意思の疎通」ができません。

しかし、意識が戻り、はっきりすると通じることもあります。

「図る」

「図る」には、「企図」などの熟語でも使われるように、企てることや、なにかを起こそうとすること、という意味があります。

普通にしていても「意思」が通じない相手にも伝わるように、どのように創意工夫するか、ということも、「意思の疎通を図る」という言葉には含まれるということです。

「意思の疎通を図る」を使った例文

では、「意思の疎通を図る」という語句を使用した例文を見ておきましょう。

意味がわかっていれば、使い方はさほど難しくありません。

  • 「意思の疎通を図る」を使った例文1
  • 「意思の疎通を図る」を使った例文2

「意思の疎通を図る」を使った例文1

「電話越しでは、彼女と意思の疎通を図るのが難しく感じられる」

どんなに好きな人とでも、わかりあえないことは多々あります。

とくに昨今は携帯電話が発達しているために、間接的な会話ややりとりが増えています。

相手の顔が見えないために、どのような表情をしているかなどの情報量が少なく、つまらないことで相手を怒らせてしまたったり、怒っていることにすら気がつかないでいた、なんてことも経験のある方も多いのではないでしょうか。

「意思の疎通を図る」を使った例文2

「部長とはずいぶん頑張らなければ意思の疎通を図ることができない」

根本的な考え方に違いがある相手とは、なかなか話が進まない、ということもあります。

それが仕事上の関係者であれば、苦しい状況に追い込まれることも起こりえそうですね。

しかし、それだけを理由に諦めてしまうようでは、どんな仕事も続かないかもしれません。

相手がどのように話せば理解してくれそうか、きちんと傾向と対策を考えれば、「意思の疎通を図る」ことも可能でしょう。



「意思の疎通を図る」の言葉や表現の使い方

「意思の疎通を図る」は、やりとりが難しい相手について使います。

やりとりがうまくいった場合には、「意思の疎通を図ることができた」となり、うまくいかなかった場合には、「意思の疎通を図ることができなかった」ということができます。

「意思の疎通を図る」の類語や類似表現や似た言葉

「意思の疎通を図る」の類語表現を見ておきましょう。

「意思の疎通を図る」という言葉についての理解が深まり、語彙力もアップします。

  • 「相互理解」
  • 「共感」
  • 「コミュニケーション」

「相互理解」

互いに理解する、という意味の言葉で、社会生活を送るうえでとても重要なことです。

自分の言いたいことを押し付けるのでなく、相手に言われたことを鵜呑みにしたり、ただ従うのでなく、どちらの意見も尊重しあう、ということが「相互理解」といえるでしょう。

「共感」

わかりあうこと、という意味の言葉です。

「共感」とは「解決」とは違います。

ただ、相手の言葉を受け止めることといえるでしょう。

悲しいことが起こったときに、「悲しかったね」と、相手の悲しい気持ちをわかろうとすることが「共感」「○○すると悲しくなくなるよ」「○○して前を向こう」というように、悲しみに対する「解決」を考えることは「共感」とはいえません。

「コミュニケーション」

「コミュ障」などという言葉もあるほど、「コミュニケーション」は現代人には難しいものとなってきているようですが、「意思の疎通を図る」という言葉はつまり、「コミュニケーション」を密にとりあう、ということではないでしょうか。

お互いの心のうちが見えるように話すこと、なにかで取り繕ったり、隠したりせず、相手に自分を見てもらい、また、相手にも見せてもらう、ということができれば、「意思の疎通を図る」ということも、難しい話ではないのかもしれません。

「意思の疎通を図る」の英語と解釈

意思の疎通を図る meaning in english

「意思の疎通を図る」は英語では、“communicate”という単語を使います。

“communicate with〜”というような使い方で、「〜と意思の疎通を図る」ということができます。

icon まとめ

「意思の疎通を図る」とは、相手と気持ちをすり合わせることを意味する言葉でした。

人はつい、自分の考えがもっともいいように感じて、相手をないがしろにしてしまったり、逆に自信が持てなくて、自分の意見を押し殺してしまいますが、「意思の疎通を図る」ことで、よりよいものごとを作りあげていくことができるといいですね。