「オワタ (おわた)」とは?意味や関連語、使い方の例など解説!
2ちゃんねるが発祥のネットスラングは多数ありますが、すぐに見掛けなくなるものも多い中、「オワタ (おわた)」はかなり息が長い言葉だと言っていいでしょう。
目次
- 「オワタ (おわた)」の意味とは?
- 「オワタ (おわた)」の関連語
- 「オワタ (おわた)」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「オワタ (おわた)」の派生語
「オワタ (おわた)」の意味とは?
オワタ (おわた)とは、「終わった」を縮めた言葉です。
由来はそれだけなので、単に「っ」が抜けただけですが、「やってしまった」というニュアンスが大いに含まれる表現となっており、普通に何かが終わったという時にも使えますが、よく見掛けるのは「失敗してしまった。
もうオワタ」などという使われ方です。
昔から2ちゃんねるで見掛ける表現で、少なくとも2000年以前から使われていたのは間違いありません。
「オワタ (おわた)」の関連語
オワタ (おわた)を使った言葉の意味の解釈です。
この言葉は2ちゃんねるにて、一番上の表現で有名になりました。
- 「人生オワタ」
- 「オワタ式」
- 「オワタあんてな」
「人生オワタ」
何かとんでもないことをやらかしてしまった時に、よくこの「人生オワタ」と使われます。
人生が終わるほどのことをしてしまったという意味ですが、実際にはそれほどのことではない場合でも、2ちゃんねるという性質上、大袈裟に使わることがあります。
よく見掛ける形は、「オワタ」を短角にして、専用のAA(アスキーアート)と共に「人生オワタ \(^o^)/」という表記で、このままコピペとして使われます。
「オワタ式」
ゲームで自分が操る主人公のキャラクターが非常に弱く、一度何かの攻撃を受けただけで死亡してしまうような設定の時に使われる言葉です。
「このゲームはオワタ式だからすごく難しいよ」といった使われ方になり、有名なゲームでは「スペランカー」が挙げられます。
このスペランカーの主人公は、コウモリの糞に触れたり、ちょっとした段差に躓いただけでも死亡してしまう為、ゲーム史上最弱の主人公だという呼び声が高いです。
「オワタあんてな」
2ちゃんねるのまとめサイトはジャンルごとに多数存在しますが、それらの更新についてまとめているのが「オワタあんてな」というサイトです。
サイト自体に独自の記事はなく、各まとめサイトの新着記事へのリンクのみで構成されているのが特徴です。
このようなサイトを「アンテナサイト」と呼んでいます。
「オワタ (おわた)」を使った例文や短文など(意味を解釈)
オワタ (おわた)を使った例文や短文と、その意味の解釈です。
このような形で見掛けることが多い言葉です。
- 「オワタ (おわた)」を使った例文1
- 「オワタ (おわた)」を使った例文2
「オワタ (おわた)」を使った例文1
「間違えて0を1つ多く付けて発注してしまった…完全にオワタ」
10個のところを100個などと発注してしまい、もうどうしようもないと言っている例文です。
「オワタ (おわた)」が使われるのはこのような時で、先のコピペを使った「完全にオワタ \(^o^)/」といった表記のことも多いです。
「オワタ (おわた)」を使った例文2
「やっと仕事おわた。もう帰る」
普通に「終わった」という意味で使っていますが、この使い方では、カタカナではなく、平仮名のことがほとんどです。
カタカナで「オワタ」と使う時には、何かの失敗による絶望感が絡む場合がほとんどだと覚えておくといいでしょう。
「オワタ (おわた)」の派生語
「オワタ (おわた)」は、「ワ」と「タ」を入れ替えて、「オタワ」と使われることもあります。
誰かの打ち間違えから派生したものと思われますが、カナダの首都のオタワと引っ掛かることもあり、そのままスラングとして定着しています。
「人生オタワ」などと、「オワタ」と同じ意味で使われます。
これに対して「オワタの間違いだろう」のように突っ込むのは無粋というものです。
オワタ (おわた)は、ネットスラングの中でも使える場面の多い言葉の1つです。
各種のSNSでもよく見掛ける表現なので、カタカナと平仮名での使い方を是非覚えておきましょう。