「ゆるぼ」(ゆる募)とは?意味!対義語
ネットの書き込みで「ゆるぼ」(ゆる募)と表記されている文章があります。
どの様な意味なのか、対義語や使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「ゆるぼ」とは?
- 「ゆるぼ」の対義語
- 「ゆるぼ」の使い方や使用例
- 「ゆるぼ」はいつぐらいから使われている?
「ゆるぼ」とは?
「ゆるぼ」の意味と解釈を紹介します。
- 「ゆるぼ」の意味
- 「ゆるい」の意味と解釈
「ゆるぼ」の意味
「ゆるぼ」(ゆる募)の意味は「何かのメンバーや情報を募集しているけれども特に急いでいないこと」です。
元々は「ゆるく募集」の略語で、ネットの掲示板やSNSで使われる言葉です。
SNSでオフ会を開こうかという話が出たり、何かについて情報を集めたいと思っているけれども、今日明日中にという訳ではなく気長に待ちますという時に使われます。
「ゆるい」の意味と解釈
「ゆるい」には「ハリやしまりが弱い」「急激ではない」「厳しくない」という意味がありますが、最近の若い人達に「ゆったりしている」「のんびりしている」という意味で使われる様になりました。
「ゆる」は平仮名で表記すると力が抜けてのんびりとした響きになり、表現としても好まれています。
「ゆるぼ」は他にも「ゆる募」「緩募」「ユルボ」などと表記されますが、言葉全体の響きを楽しみたい場合には「ゆるく募集」とフルで表記する人もいます。
「ゆるぼ」の対義語
「ゆるぼ」の対義語は、一般的には「急募」です。
こちらは求人雑誌やチラシで良く見かける言葉です。
実用語でビジネスにも使えるのですが、「ゆる募」の対義語としては表現が硬すぎます。
そこで若い人達の間で使われているのが「ガチ募」という言葉です。
「ガチ」は「本気」という意味で「真剣に募集」している時に使われます。
「ゆるぼ」の使い方や使用例
「ゆるぼ」の使い方や例文を紹介します。
- 「ゆるぼ」の使用例1
- 「ゆるぼ」の使用例2
「ゆるぼ」の使用例1
「ゆるぼ!週末集まれる人」
ネットのオフ会で参加者を募集する時の言葉です。
ネットで知り合った者同士で、来たい人が来て飲みましょう、という気軽な集まりの募集です。
別に計画が中止になっても構わないと思うレベルです。
「ゆるぼ」の使用例2
「〇〇周辺でスィーツが美味しいカフェ情報ゆるぼ」
スィーツが美味しいカフェの情報や口コミを待っていますと言う意味です。
特に急いでいないので、この書き込みに気がついた人がいれば教えて下さい、というニュアンスです。
「ゆるぼ」はいつぐらいから使われている?
「ゆるぼ」は2010年頃からツイッターの普及と共に使われる様になりました。
文字数制限があり、個人のとりとめのないつぶやきをネット上に公開する「ツイッター」の目的と、「ゆるぼ」という短い言葉に含まれたのんびりとした雰囲気がマッチして使われる様になりました。
「ゆるぼ」は「メンバーや情報を求めているけれども特に急いでいないこと」という意味です。
集まっても集まらなくてもあまり困らない様な時に使います。
対義語は「急募」ですが、「ゆるぼ」が俗語であることから「ガチ募」という表現も使われています。