「セウト」とは?意味!由来「HPB」と「HBD」どちらが正しい?
マンガやアニメの世界で「セウト」という言葉を聞くことがあります。
これは一体何を意味しているのでしょうか、意外な語源などについても紹介します。
目次
- 「セウト」とは?
- 「セウト」の由来
- 「セウト」の使い方や使用例
- 「アーフ」とは?
「セウト」とは?
「セウト」の意味と背景について紹介します。
- 「セウト」の意味
- 「セウト」が使われる背景
「セウト」の意味
「セウト」とは、「そのものごとが世間一般的に適切か不適切かという点で、ギリギリで不適切なのではないかと思われること」という意味です。
しインターネット上には「これは削除対象ではないのか」と思われる様な性描写のコンテンツが掲載されていることがあります。
この時に「大丈夫だと思ったけれど、やっぱりダメかも」と思うことを「セウト」と言うのです。
表現自体が過激である時や、年齢制限に引っかかる様なコンテンツに対して「R-18じゃないの」と思う時にも使われます。
この他にも「セウト」はものごとをはっきりと判断できない時などにも使われます。
「セウト」が使われる背景
最近では青少年健全育成法が厳しくなり、マンガやアニメなどのコンテンツの描写に対して表現規制がかけられる様になりました。
わいせつなイメージがしたり、過激な性描写は青少年の目に触れさせてはならないという動きになっています。
しかも東京都の条例では、わいせつとされたコンテンツを描いた人だけではなく、持っている人まで逮捕されてしまうという危険性があるもので、一時大きな社会問題になりました。
「セウト」の由来
「セウト」の由来は、野球のルールである「セーフ」に「アウト」を組み合わせたことから来ています。
「セーフ」は英語では“safe”で、「安全な」「間に合った」という意味があます。
「アウト」は英語では“out”で、「失敗する」「壊れる」「外れる」という意味があります。
この様な意味から「セーフなのかアウトなのか判断しにくいもの」という意味で使われる様になりました。
「セウト」の使い方や使用例
「セウト」の使い方の例を紹介します。
- 「セウト」の使用例1
- 「セウト」の使用例2
「セウト」の使用例1
「これはギリギリセウトじゃない?」
ネットにイラストを投稿しようとしていて「大丈夫そうに思えるけどどう?」と友達に訊いてみた時の返事です。
友達は「ギリギリで削除した方がいいと思うよ」と言っています。
「セウト」の使用例2
「分らないからセウトにしよう」
自分でその画像が適切か不適切か判断しかねていたのですが、後からクレームが来るのが嫌なので、自己判断で削除しようと思ったことを表します。
「アーフ」とは?
「アーフ」とは、「ギリギリアウトよりのセーフ」という意味です。
マンガやアニメが健全か不健全かというのは、あくまで個人の主観によるものが大きくなります。
美少女アニメを描いている人が「セーフかアウトか」で迷った時に、「これ位は許されるんじゃないか」と思った時には「アーフ」と言うのです。
「セウト」は「世間一般的にギリギリのところで不適切と判断されるもの」という意味です。
アニメやマンガのコンテンツに対して使われることが多い表現です。
表現規制に対して真摯に取り組んでいる人が使う言葉です。