「カクチャン」とは?意味「カクチャン」以外にもある「チャン」!
この頃の若い人は、何でも略した言葉を使いたがるものですが、感覚的に使いこなしてちゃんと意味を理解しているのですから、すごいなと思う人はすでにオジサン・オバサンの領域に達しているのかもしれませんね。
では、ここで若い人達が使っている「カクチャン」という言葉について見ていきたいと思います。
目次
- 「カクチャン」とは?
- 「カクチャン」の意味
- 「カクチャン」以外にもある「?チャン」
「カクチャン」とは?
最近、学生の会話の中で出てくる「カクチャン」という言葉の意味をご存知でしょうか?
この言葉は「確実」と「チャンス」の2つの言葉が組み合わさったものとして使われています。
「カクチャン」の意味
「カクチャン」とは、「確チャン」と表記した方が理解しやすいと思われるのですが、「恐らく」、「確実」、「確定」といった意味がある言葉です。
「〜チャン」を使い慣れている方がよく用いていますが、物事の可能性が100%であることを示す場合に出てくる言葉です。
「カクチャン」以外にもある「?チャン」
「確実」、「確定」や「チャンス」のニュアンスが含まれている「カクチャン」ですが、この言葉に関連したものもいくつかあり、やはり若い人達の間でやり取りされている言葉ですが、次のようなものが挙げられます。
- 「ワンチャン」
- 「ノーチャン」
- 「フルチャン」
「ワンチャン」
「ワンチャン」とは、「ワンチャンス」の略語で「可能性は低いが、脈がある」という意味で使われています。
「もしかすると、ワンチャンであの子とお近づきになれるかもしれない」というような場面で出てきます。
可愛い子がいて、何とか付き合いたいと思っても、中々言葉をかけることも難しいそうな感じがするのですが、「ワンチャンがある」となると、もしかすると可能性があるかもしれないことを意味しています。
「ノーチャン」
「ノーチャン」とは「ノーチャンス」の略で、「可能性0%」、すなわち「全く可能性がないこと」を指しています。
前項のようにお付き合いしたい子がいたとしても、「ノーチャン」なら諦めるしかないということですね。
「フルチャン」
「フルチャン」とは「フルチャンス」のことで、「可能性100%」という意味があります。
「カクチャン」と同じ意味合いがありますので、「あの子はフルチャン」となると、ほぼ間違いなく付き合うことができるということになるでしょう。
もう全力で当たるしかありません。
「カクチャン」、「ノーチャン」、「」フルチャン」、「ワンチャン」という言葉を聞いていると、略した言葉がまるで暗号のように思えるのは、もう若い人達とのコミュニケーションが取れなくなってしまったと感じることを意味しているような気がしてなりませんが、こんな言葉がまるであることを知っておいて損する言葉ないでしょう。