「安価スレ」の意味とは?!「安価スレ釣り」とは?
2ちゃんねるのようなスレッド式の掲示板では、「アンカー」と呼ばれるものが普通に使われます。
これに絡んだ遊びが、この「安価スレ」です。
目次
- 「安価スレ」とは?
- 2ちゃんねるでの「安価スレ」の概要
- 「安価スレ釣り」とは?
- 「安価スレ」用語を解釈
「安価スレ」とは?
安価スレとは、スレッド式の掲示板において、アンカーを使った遊びです。
そのような遊びをしているスレッドが、この「安価スレ」と呼ばれます。
スレッドとは、1から1000(もしくは、それに近い数)まで発言した順にその書き込みに対して番号が振られる仕組みの掲示板で、一番有名なのはご存知、2ちゃんねるです。
このようなスレッド式の掲示板では、「>>100」のように、半角で「>」を2つ続け、その後に発言番号が入ります。
その番号の発言に対するレスポンス(返信)という意味になり、この「>>」をアンカーと呼んでいます。
普通はアンカーの後には過去の発言の番号が入りますが(過去の発言に対して返信する為)、「安価スレ」では、まだそこまで発言が進んでいない、未来の発言番号に対してレスポンスを行います。
- 「安価」とは?
「安価」とは?
上で書いた「>>」と表記されるアンカーは、当て字で「安価」と表現されます。
つまり、「安価」は「アンカー」のことになり、「スレ」は「スレッド(式掲示板)」を略した言葉なので、アンカーで遊んでいるスレッドが「安価スレ」という訳です。
2ちゃんねるでの「安価スレ」の概要
2ちゃんねるでは、定期的に誰かがこの「安価スレ」と呼ばれるスレッドを立てています。
安価スレでは、現在発言が50までしかないのに「>>100」のように、まだ発言されていない発言番号に対してレスポンスしていく遊びを行っています。
例えば、「>>100 それどこで買ったの?」などと、まだ100まで発言が続いていないスレッドで発言した場合、100に該当する発言を行う人が、面白おかしくそれに対して反応しなくてはいけません。
この例では何を買ったのかさえ分かりませんが、「100: 昨日の東京ドームのライブ会場」といったような面白い回答で返していくという遊びが続いていく訳です。
「安価スレ釣り」とは?
「安価スレ釣り」とは、安価スレを使った「釣り行為」のことです。
ありもしないことなのに、さも本当のようにまずスレッドにして、「>>100 これから〜しようと思うがどう思う?」などと、その想像(妄想)に対してレスポンスを求める釣り行為が行われています。
レスポンスを返す方も、釣りだと分かって書き込んでいることがほとんどですが、中には真面目に捉えて返信している人も居る為、そのような発言には「何まともに返してんだw」などと揶揄されます。
「安価スレ」用語を解釈
安価スレで使われる用語について、意味を解説していきます。
これらを知らないと、安価スレの楽しみ方が半減してしまいます。
- 「安価を踏む」
- 「再安価」
「安価を踏む」
未来に指定された発言番号に当たってしまうことです。
まだ50までしか進んでいない時点で「>>100」という未来の発言に対する安価(アンカー)が付いた発言が出たとします。
この後にちょうど100の発言番号になる人が、「安価を踏んだ」と言われます。
安価スレでは、それに当たってしまった(踏んでしまった)ら、きちんとした(安価の後に書かれた内容に沿った)内容の返信を返すのが礼儀です。
このルールが守れないと、折角の安価スレがしらけてしまいます。
「再安価」
「再安価」は、「再度アンカーし直す」が略された言葉です。
安価スレで、安価に該当する人が、その番号がアンカーされていたことに気付かず、全く意に沿わない発言だった、または遭えて無視されたような場合に、改めてもう一度未来の発言番号を指定することです。
また、きちんと理解した上での発言だった場合でも、面白くなかったなどの理由から、「これは再安価だろ」といったように言われてしまうこともあります。
安価スレは、スレッド式掲示板からではの遊びだと言っていいでしょう。
それだと気付かないと、どうして未来の発言番号にレスポンスしているのか意味が分からないと思いますが、特に2ちゃんねるでは、このようなスレッドもあるということを覚えておきましょう。