「しょうもない」の意味とは?使い方や例文を紹介!
「しょうもない」という言葉の意味や語源を紹介します。
また「しょうもない」の使い方や類語を紹介して行きます。
さらに「しょうもない」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「しょうもない」とは?
- 「しょうもない」の使い方
- 「しょうもない」の類語や類義語・言い換え
- 「しょうもない」を使った例文や短文など
「しょうもない」とは?
みなさんは「しょうもない」という言葉を知っているでしょうか。
「しょうもない」が口癖になっている人もいるかもしれません。
一方で、「しょうもない」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「しょうもない」の意味や語源を紹介して行きます。
- 「しょうもない」の意味
- 「しょうもない」の語源
「しょうもない」の意味
「しょうもない」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「しょうもない」には「つまらない」とか「くだらない」という意味があります。
「しょうもない作品」には「つまらない作品」、または「くだらない作品」という意味があります。
「しょうもない」の語源
「しょうもない」という言葉の語源はどのようなものでしょうか。
「しょうもない」は本来、「仕様もない」と書きます。
「仕様」には「するさま」という意味があり、「方法」または「手段」という意味があります。
「仕様もない」には、「手段や方法がない」という意味があり、そのようなことを考えたりしたりするのは無駄だという意味があります。
つまり「仕様もない」は「手段がなかったり方法がないことに対して、考えるのは無駄だ」という意味から転じて「つまらない」「くだらない」という意味が派生しています。
このように「仕様もない」は「しょうもない」になり、「つまらない」「くだらない」という意味がある言葉になっています。
「しょうもない」の使い方
「しょうもない」という言葉は、どのような場面で使えばいいでしょうか。
「しょうもない」には「つまらない」または「くだらない」という意味があります。
ビジネスシーンでは、誰かがくだらない話をした時に、「しょうもない話をするな」などと注意する時に「しょうもない」という言葉を使えます。
またお笑い番組を見ている時に、くだらないギャグなどに対して「しょうもない」と感想を述べられます。
ただしお笑い番組や、ネット掲示板の書き込みなどは「くだらないのが正義」という場面もあります。
このような場面での「しょうもない」には、称賛の意味が含まれています。
「しょうもない」の類語や類義語・言い換え
次に「しょうもない」の類語や、言い換えられる似た意味の言葉を紹介します。
「しょうもない」と似た意味のある言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「くだらない」【くだらない】
- 「つまらない」【つまらない】
「くだらない」【くだらない】
「くだらない」は「取るに足らない」という意味や、「ばかばかしい」という意味があります。
ちなみに「くだらない」は「下らない」と書き、「下る」が意味する「通じる」を否定する言葉のため、「筋が通らない」という意味から「取るに足らない」「ばかばかしい」という意味に転じたという説があります。
また「くだらない」は、「百済ではない」が語源という説もあり、「百済の人は頭がいい」、「百済ではない人は頭が悪い」という意味から、「ばかばかしい」という意味が生まれたとされる説もあります。
「つまらない」【つまらない】
「つまらない」には「面白くない」または「くだらない」という意味があります。
「つまらない」は、日常生活でよく使う言葉で、楽しいことが起こらない時などにも、「つまらない」と言います。
「しょうもない」を使った例文や短文など
続いて「しょうもない」を使った例文や短文を紹介します。
「しょうもない」の使い方のコツを、例文を通じて覚えましょう。
- 「しょうもない」を使った例文1
- 「しょうもない」を使った例文2
「しょうもない」を使った例文1
「仕事中に『しょうもない』話ばかりして怒られる」
この例文のような体験をした人もいるかもしれません。
無駄話が盛り上がってしまった時、仕事中なのに、話が盛り上がってしまうかもしれません。
このような時に話す話の内容はくだらなく「しょうもない」話かもしれません。
第三者からすれば、仕事中にくだらない話ばかりしている人は怒りの対象になり、怒られてしまっても仕方ないかもしれません。
「しょうもない」を使った例文2
「あの漫才師は『しょうもない』ね」
この例文は、言っている人の表情によって、意味が違ってくるでしょう。
大笑いした後で、笑顔で「しょうもない」と言う場合は、「くだらなくて最高」という意味になります。
一方で、無表情で「しょうもない」と言う場合は、「心底くだらない」「つまらすぎる」という意味になるでしょう。
このように「しょうもない」は場合によっては褒め言葉になり、場合によっては相手を貶す言葉になります。
「しょうもない」という言葉について見てきました。
「しょうもない」の語源を知ると、この言葉が深みのある言葉だと感じられるかもしれません。
次に「しょうもない」という言葉を使う時、意味をよく理解した上で、使えるようになるでしょう。