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「フルチャン」の意味とは?「ノーチャン」も合わせて解説!

若者言葉は様々にあり、日常会話以外にもテレビやウェブ記事など様々な場所で見聞きします。

しかし中にはあまり知られていない言葉も多く存在しており、その一つが『フルチャン』です。

別の関連した言葉ばかり有名になりがちですが、いったいどのような意味を持つか紹介していきます。

フルチャン

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「フルチャン」の意味とは?「ノーチャン」も合わせて解説!>


目次

  • 「フルチャン」とは?意味
  • 「フルチャン」の関連語
  • 「フルチャン」の類語や言い換え
  • フルチャンの使い方・使用例


「フルチャン」とは?意味

「フルチャン」とは?意味

「フルチャン」とは「フルチャンス」の略称とされており、ここでの「フル」は十分・満ちているといった意味です。

その対象はチャンスにあるため、可能性が高いといった意味を持ちます。

そこから派生してほぼ確実・失敗しないといったポジティブな意味合いも持ちます。

そして実際場面では誘いに対して「フルチャン」という言葉が用いられることが多く、「誘いに乗る可能性が高い」という旨を伝える意味も持ちます。



「フルチャン」の関連語

「フルチャン」の関連語

「フルチャン」という言葉は元々「フル」「チャンス」と別の言葉を合わせた造語ですが「〇〇チャン」という言葉は他にも存在しています。

「チャンス」の意味・解釈は同じですがその前につく言葉によってそれぞれ意味が大きく異なるため、「フルチャン」に関連した言葉を紹介していきます。

  • 「ワンチャン」
  • 「ノーチャン」

「ワンチャン」

「ワンチャン」とは「ワン」「チャンス」という言葉を合わせた造語です。

ここでの「ワン」「一回きり」という解釈になり、「もしかしたら」という意味合いになります。

そのため「ワンチャン」で表現される際には「可能性はある」「一回だけなら」といった意味になります。

「ノーチャン」

「ノーチャン」とは「ノー」「チャンス」という言葉を合わせた造語です。

この「ノー」とは「ない」「ゼロ」といった意味を持ち、「チャンス」が合わさることで「可能性がない」「無理」といった意味になります。

しかし「ワンチャン」と違い相手・対象に可能性0と伝える場合は言い方にも注意がいるため、フランクに伝える使い方としても扱われています。

「フルチャン」の類語や言い換え

「フルチャン」の類語や言い換え

「フルチャン」とは関連語もいくつか存在しますが、同時に類語・言い換えた言葉も複数存在しています。

それぞれ意味を混同しないようにどのような言葉があるか例を紹介してきます。

  • 「カクチャン」
  • 「百発百中」
  • 「絶好のチャンス」

「カクチャン」

「カクチャン」とは言葉のつくりは「フルチャン」と同じであり、「確実」「チャンス」という言葉を合わせています。

そのため「確実に可能性がある・チャンスがある」という解釈となり、「フルチャン」とほぼ同義の言葉とされています。

「百発百中」

「百発百中」という言葉は、百回試しても百回ともにあたる(成功する)という解釈であり、そこから何度やっても絶対に成功する・一度も失敗しないといった意味を持ちます。

そのため「フルチャン」と同じ解釈であり、類語とされています。

「絶好のチャンス」

「絶好のチャンス」は今までになかったチャンスが到来したことを意味しています。

そのためチャンスに満ちている状況下にあり、「フルチャン」の類語とされています。



フルチャンの使い方・使用例

フルチャンの使い方・使用例

「フルチャン」という言葉は「ワンチャン」と比べると認知度・使用度はやや低いですが、使う・聞く機会は十分にあります。

しかし若者言葉のため使い方を誤ると恥をかきかねません。

ミスをして恥をかかないためにも実際にどのように使うか、例を紹介します。

「飲み会にて『これさえしておけばフルチャンで盛り上がるから』と出し物を勧めた」 ここでの「フルチャン」は盛り上がる確率・可能性に対して間違いない・確実という意味で用いており、その対象は出し物にあります。

出し物にも様々な種類がありますが、盛り上がりが求められるため、確実に盛り上げることができる出し物を「ワンチャン」という言葉を交えて伝えています。

「これだけ勉強すれば今度の試験はフルチャンでパスするよ」 この場合、「フルチャン」は試験の合格の有無であり、十分な弁場と準備をしているからこそ「絶対合格できる」という旨を伝えています。

icon まとめ

「フルチャン」とは若者言葉ですが他にも関連した言葉が多く存在するため混乱する人もいます。

しかし使いこなすことで会話も弾みやすくなるため正しく理解しておく必要があります。