「たしかし」の意味とは?俗語、使い方や例文を紹介!
ネットや若い人が話している言葉で「たしかし」という表現があります。
一体どの様なことを意味しているのでしょうか。
目次
- 「たしかし」とは?意味は二つ?
- 「たしかし」はいつ流行った言葉?
- 「たしかし」の使用例と解釈
- 「たしかしぃ?」とは
「たしかし」とは?意味は二つ?
「たしかし」の意味は以下の2つです。
- 「たしかに」
- 「たしか+しかし」
「たしかに」
「確かに」「確かにそうだし」という意味です。
誰かが何かを言った時に賛同したり肯定したりする時に、「たしかに」というと硬い感じがします。
そこで語尾を「し」にして軽いノリを出した俗語です。
「確かに」と言うよりも「たしかし」の方が「そうだよね〜」という共感する気持ちを表しています。
「たしか+しかし」
「確かに、だがしかし」という意味としても使います。
相手の言っていることに根本的には賛成するけれども、自分が何か言いたいことや付け加えたいことある時に使います。
こちらも「確かに、だがしかし」というと硬い感じがしたり、相手の言うことを否定する様なニュアンスがあります。
「たしかし」と言うことで「そうだね、でもさ」というニュアンスになり、柔らかな表現になります。
肯定の意味になるか否定の意味になるかはその場の雰囲気や「たしかし」の言い方、又はその後に続く言葉により判断します。
「たしかし」はいつ流行った言葉?
「たしかし」は2008年頃にネットにコメントされたことから使われる様になった言葉です。
主に若者の中でも「ギャル」と呼ばれる女子の中高生に好んで使われていました。
「たしかし」の語源は定かではありませんが、当時から若者の間で言葉の終わりに「し」を付けるのが流行していました。
「お金ないし」「ありえないし」などの流れにより「たしかに」が「たしかし」になったという説があります。
「たしかし」の使用例と解釈
「〇〇のパンケーキ、チョーヤバいよね」「たしかし」
近所のスィーツ店のパンケーキが非常においしいことに対して「確かに」という意味です。
「何か眠そうじゃね?」「たしかし、夕べは速攻で寝てんの」
「眠そうだね」と言われて、「確かに、だがしかし、夕べは早く寝た」という意味です。
「たしかしぃ?」とは
「たしかしぃ?」は「確かにそう?」という疑問文です。
ギャルは言葉を省略する傾向があり、語尾を上げることで質問の意味の言葉を作っているのです。
「たしかしぃ?」と訊かれたら「マジたしかし」と語尾を下げて答えると良いでしょう。
「たしかし」には「確かに」という肯定の意味と「確かに、だがしかし」という否定の意味があります。
ギャル言葉ですので、その場の雰囲気に併せて使われています。