「やば杉内」の意味とは?「杉内」の派生語を徹底解釈!
2チャンネルは広く情報を扱うサイトですが、その中で生まれた言葉は数えきれません。
そしてネットをよく使う人なら一度は見聞きしたことがある造語に「やば杉内」という言葉があり、どのような言葉か紹介していきます。
目次
- 「やば杉内」とは?意味・読み方
- 「やば杉内」の「杉内」の語源
- 「やば杉内」の派生語
「やば杉内」とは?意味・読み方
「やば杉内(やばすぎうち)」という言葉は物事の「やばい」程度を表す言葉の一つとされています。
元々「やばい」という意味として「危険・危ない・よくないことが起こりそう・不利」といったマイナスの意味を持っています。
そして「杉内」の「杉」について、物事の一定水準・基準を超えてしまう意味の「過ぎる」を言い換えた漢字となります。
それに語源をそのまま当てはめるため、意味を持たない「内」が合わさり構成されています。
「やば杉内」の「杉内」の語源
「やば杉内」の「杉内」という言葉について、その語源は読売ジャイアンツに所属していたプロ野球選手の「杉内俊哉」選手のこととされています。
メジャーの松坂大輔と同期であり、プロ野球時代に多くのタイトルを獲得していることから「すごい投手」と言われることが多かったです。
その「すごい」と「杉内」をかけたことで2チャンネルでは「杉内」という言葉自体に物事のすごさを表す意味として用いられるようになりました。
「やば杉内」の派生語
2チャンネルで生まれた「杉内」という言葉は一般に「やば杉内」という使い方で認知されています。
しかしほかにも様々な言葉が派生して生まれており、それぞれの言葉とその意味を紹介していきます。
- 「怖杉内」
- 「凄杉内」
- 「高杉内」
- 「ウザ杉内」
- 「多杉内」
- 「眠杉内」
- 「面白杉内」
- 「酷杉内」
- 「寒杉内」
「怖杉内」
ここでは「怖い」という恐怖心の程度の強さを意味しています。
「凄杉内」
ここでは「凄い」という感じが当てはまっており、驚きと称賛の意味を含んでいます。
しかし前後の文脈によっては悪い意味にもなるため、注意が必要です。
「高杉内」
この「高」には対象となるものによって意味が変わり、気温・値段・標高など様々なものに適応します。
「ウザ杉内」
この場合は対象となるものに対する「ウザさ」の程度が強いことを意味しています。
「多杉内」
ここでの「多」は数を表しており、多すぎると意味しています。
「眠杉内」
この場合は「睡眠」を表すため非常に眠たい・眠りたいという意味となります。
「面白杉内」
ここでは対象となるものに対して非常に面白いという意味になります。
「酷杉内」
ここでは対象となるものに対する印象として「非常にひどい」と感じている意味を持ちます。
「寒杉内」
この「寒」とは気温や水など体で感じる寒さ以外にも場の空気感にも適応し、その程度が非常に強いとしています。
「やば杉内」という言葉は広く知られており、読みからその意味も推測することは可能です。
しかし使う場面はネット上であることが多く、ネットユーザーは使い間違い・解釈を間違えた時などに非常に敏感です。
また派生する言葉は非常に多いため、使う際にはそれぞれ正しく理解したうえで使うことが必要となります。