「ピン写」の意味とは?類語・間違えやすい意味とは?
若者言葉の中には、意味を知らないと、間違って解釈してしまいそうな言葉がいくつもあります。
「ピン写」もその1つだと言っていいでしょう。
目次
- 「ピン写」とは?意味・読み方
- 「ピン写」の語源
- 「ピン写」の類語や関連語と解釈
- 「ピン写」の間違えやすい意味とは?
「ピン写」とは?意味・読み方
ピン写とは、「1人で映っている写真」のことです。
自分の写真や、自分以外の誰かが映っている写真、知らない人の写真などを問わず、1人で映ってさえいれば「ピン写」だと表現して構いません。
よって、「ピン写でくれない?」、「いいピン写がない」などという形で使われることが多い言葉です。
「ピン写」の語源
ピン写の語源は、「ピン」で映っている「写真」です。
このピンは、「ピン芸人」という言葉でお馴染みの通り、「1人」という意味で使っています。
その「ピン」の語源にまで言及すると、“pinta”(点)というポルトガル語がそれで、その「点」からのイメージで、「1人」と使う日本語表現になったという経緯があります。
「ピン写」の類語や関連語と解釈
ピン写を使った言葉や、類語の意味の解釈です。
これらも「ピン写」と同様に、ネットでよく見掛けます。
- 「ピン写メ」【ぴんしゃめ】
- 「ピンショット」【ぴんしょっと】
- 「自撮り」【じどり】
「ピン写メ」【ぴんしゃめ】
この「ピン写メ」とは、携帯電話やスマホなどのそこからメールに添付して送信できる状態にある、1人で映っている写真のことです。
「ピン写」とほとんど同じ意味ですが、「ピン写」の方は、写真全てに(プリントしたものにも)使える表現なのに対し、こちらは先のような状態で、デジタルデータ(ファイル)として存在しているものに限定した言葉になります。
「ピンショット」【ぴんしょっと】
「ピン写」と同じく、1人で映っている写真という意味で使います。
こちらは若者言葉ではなく、フォトスタジオなどでも普通に使われている言葉です。
これを若者風にした言葉が「ピン写」だと考えてください。
「自撮り」【じどり】
自分で撮った、自分が1人で映っている写真です。
特に写真を限定した言葉ではありませんが、多くの場合でデジタルデータ(ファイル)になっているものに対して使っています。
「ピン写」の間違えやすい意味とは?
「ピン写」は、意味を知らない人からは、「きちんとピントの合った写真」という意味だと勘違いされることも多い言葉です。
「ピン」を「ピント」と解釈してしまうと、そのようにもとれる言葉ですが、間違った意味なので、そのように覚えないように注意しましょう。
ピン写は、写真を載せるのがメインの「インスタグラム」では、度々使われている言葉です。
他のSNSでも見掛けるので、正しい意味を覚えておきましょう。