「オールする」の意味とは?オールするか1時間寝るか?どちらが正解?使い方、類語を紹介!
この「オールする」は、最近また見聞きするようになりましたが、実は結構昔から使われている言葉です。
目次
- 「オールする」の意味とは?
- 「オールする」の類語
- 「オールする」の使い方や使用例と解釈
- 「オールするか1時間寝るか」?どちらが正解?
「オールする」の意味とは?
「オールする」とは、朝までその娯楽を続けるという意味で使います。
続ける対象が娯楽に限られる為、飲み続けることだったり、カラオケのような夜中でも楽しめる遊びと共に、それを朝まで続けようという意味で使われます。
何かの娯楽を始める前に、それでオールすると使えば、始めたら朝まで続けるという意味になり、行っている最中の娯楽でオールすると言うと、このまま朝まで止めずに続けるという解釈になります。
尚、この「オールする」は、かつての「バブル時代」の1980年代後半から1990年代前半にも使われていた言葉です。
この頃に作られた言葉だという説が濃厚で、それが最近になって、若者の間でまた使われ出しました。
「オールする」の類語
オールすると同じく、これから(そのまま)夜を明かすという意味で使う言葉です。
- 「徹夜する」【てつやする】
- 「夜通し」【よどおし】
「徹夜する」【てつやする】
「オールする」と同じく、寝ずに朝を向かえるという意味の言葉です。
特に対象がなくても使える為、オールするより広く使える表現です。
「意味もなく徹夜してしまった」や、「テスト勉強で徹夜した」といった形は、「オールする」で言い換えることはできません。
「夜通し」【よどおし】
「朝まで」という意味で使います。
「オールする」とは違い、「夜通し音楽を聴いていた」などの形で、娯楽以外の対象にも使うことができます。
上の「徹夜」との違いは、基本的に何か(上の「音楽を聴いていた」のような)対象と共に使う言葉だという点です。
「夜通し○○をしていた」といった形で使われることが多いと考えていいでしょう。
「オールする」の使い方や使用例と解釈
「オールする」の実際の使い方の一例です。
意味も一緒に解釈していきます。
- 「オールする」の使用例
「オールする」の使用例
「そろそろ電車がなくなる時間だけど、どうする?」
「このまま朝までオールするか」
何かを楽しんでいる最中の会話で、そのまま朝まで続けようと言っています。
「オールする」だけで「朝まで」という意味を含んでいますが、遭えて「朝まで」と付けて使うことも少なくありません。
「オールするか1時間寝るか」?どちらが正解?
オールするとなると、その娯楽を朝まで続けることになりますが、途中で1時間程度寝て、また続ける方が、体への負担が軽くなると考えることができます。
しかし、昼寝であればともかく、きちんと寝るはずの夜に1時間くらいだけ寝てしまうと、反って起きた後が辛くなることが多いです。
よって、1時間程度であれば、寝ない方がいいと言えるでしょう。
「オールする」は、この言葉が使われ始めたバブル時代には、当時流行ったディスコ(現在で言うところのナイトクラブ)で「朝まで踊り続ける」といった意味で使うことがほとんどでしたが、今では色々な娯楽で夜を明かすという意味で使われている言葉です。