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「c調」の意味とは?使い方、類語や例文などを徹底解説!

この「c調」は、最近作られたものではなく、昔からある言葉です。

そして、若者言葉だと表現できます。

c調

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「c調」の意味とは?使い方、類語や例文などを徹底解説!>


目次

  • 「c調」とは?
  • 「c調」の使い方や使用例
  • 「c調」を使った言葉と意味を解釈
  • 「c調」が流行ったのは西暦何年頃?
  • 「c調」の類語


「c調」とは?

c調とは、「調子がいい」と表現する為の言葉です。

ここでの「調子」とは、何かの具合がいいという方ではなく、「調子がいい奴」と使う方の調子です。

つまり、そのような様子や人に対して使う言葉で、「c調なことばっかり」「彼はいつもc調だ」といった使われ方をします。

冒頭で若者言葉だと書きましたが、今の若者が好んで使っている訳ではなく、昭和時代の若者の間で流行った言葉です。

平成初期の頃までは度々聞かれましたが、最近ではあまり見聞きしなくなりました。

その頃はネットはまだ一般的ではなく、現在のように新しく作られた言葉がSNSなどを通じて広まることはありませんでしたが、それでもこの「c調」は、当時の多くの若者が好んで使っていた流行り言葉でした。



「c調」の使い方や使用例

c調の使い方の例を挙げていきます。

この言葉は、「調子がいい」「調子いい」「が」を省き、「ちょうしいい」「しいちょう」と逆さにしたのが語源です。

このような言葉の作り方はテレビ業界で流行っている為(例えば、「寿司」「しーすー」と言います)、業界人が使い出したのが由来ではないかと言われています。

  • 「c調」の使用例

「c調」の使用例

「あいつ、いつもいい加減なことばっかり要ってない?」

「基本的にc調な奴だからね」

その彼を調子が「いい奴だから」と表現している例になります。

最近ではあまりこういった会話も聞かれなくなりましたが、この言葉が流行っていた頃にはよく見聞きした基本的な使われ方です。

尚、先のように「調子がいい」を逆さにして作られた言葉なので、「c」は当て字です。

よって、「b調」「d調」という言葉はありません(それらは音楽の専門用語として存在しますが、流行り言葉の類いではありません)。

「c調」を使った言葉と意味を解釈

以下の曲がきっかけで、「c調」という言葉を知ったという人も多いでしょう。

ちょうどこの言葉が流行り始めた頃に最初のリリースが行われた楽曲です。

  • 「c調言葉に御用心」サザンオールスターズ

「c調言葉に御用心」サザンオールスターズ

「c調言葉に御用心」は、昔から有名な音楽グループの「サザンオールスターズ」が1979年に発表した楽曲です。

1979年は昭和54年で、この「c調」が若者の間で盛んに使われていた時代です。

最初のリリースはカセットテープとアナログレコードでしたが、1988年にCD化されて改めて発売され、その後も1998年、2005年にそれぞれ再発売された人気曲です。

その都度、「c調とは何?」と疑問に思った人が現れたのは言うまでもなく、今でもまだ見聞きすることのある言葉となっています。



「c調」が流行ったのは西暦何年頃?

上の「c調言葉に御用心」の最初のリリースが昭和54年だったことから、西暦にすると1975〜1980年が一番流行っていた時期だと考えることができます。

実は、それより10年以上前の1962年に「ハナ肇とクレージーキャッツ」が発表した楽曲中にも、この「c調」という言葉が使われていました。

言葉自体はその頃から存在していましたが、このグループのファンが比較的高年層だった為、若者に浸透し出したのは「サザンオールスターズ」の楽曲以降です。

「c調」の類語

「c調」のように、「調子がいい」というニュアンスで使う言葉です。

この言葉の現代版とも言えるのが、最初の言葉だと言っていいでしょう。

  • 「チャラい」
  • 「ハ長調」(はちょうちょう)

「チャラい」

最近の若者言葉で、「調子がいい」「ヘラヘラしている」といった意味で使われています。

「チャラいことばかり言っている」「チャラい男だ」といった使われ方になり、「c調」と似た意味で使う言葉できます。

更に、見た目がいかにも軽そうという意味も含んでいます。

「ハ長調」(はちょうちょう)

「c調」は、音楽用語では「ハ長調」のことを指します。

その「ハ長調」が明るく陽気な曲に向いていることから、こちらが語源ではないかという説もあります(後からのこじつけだとも言われており、定かではありません)。

その為、「あいつはハ長調だな」などと、「c調」をこちらに言い換えて使われていたこともありましたが、あまり流行らずに終わった表現です。

icon まとめ

「c調」は、今では「死語」とも言える言葉ですが、その時代に若者だった世代の人からたまに聞くことがあり、ヒット曲のタイトルとしても残っていることから、意味だけでも覚えておいて損はないでしょう。