「緑の紙」とは?「緑の紙召喚」の意味と使い方
物の名称には様々な表現があり、正式名称・隠語と場面に応じて使い分ける必要もあります。
時にデリケートなものの名称を置き換えることもあり、その例に「緑の紙」が挙げられます。
しかし「緑の紙」が何かをしっかりと理解したうえで言葉を使わないと大きなトラブルになりかねません。

目次
- 「緑の紙」とは?
- 「緑の紙」の由来
- 「緑の紙召喚」の意味と使い方
- 離婚届はどこで手に入る?ダウンロードできる?
「緑の紙」とは?

「緑の紙」とは一般に離婚届のことを意味しております。
しかし実際に離婚届けという言葉を使うと「離婚を前提」と強い印象を与えてしまいます。
そのため隠語として「緑の紙」と表現することで使いやすい言葉に置き換えています。
「緑の紙」の由来

「緑の紙」という言葉の由来として、離婚届けの色とされています。
色自体に意味はありませんが、結婚届と違い離婚届は一概に緑とされています。
また正式書類において緑色が用いられることは非常に少なく、一般的に離婚届のみと認識されています。
そのことからも髪の色から連想される書類は離婚届しかないとなり、「緑の紙」という言葉・表現が生まれています。
「緑の紙召喚」の意味と使い方

「緑の紙」とは隠語となっており、ネット上でも飛び交う言葉です。
その中に「緑の紙召喚」という造語が誕生しました。
ここでの「召喚」は遊戯王のカードを取り出すことを由来としています。
また「召喚」には特別なもの・とっておきの切り札と言った意味合いも込められています。
そして「離婚届」という特別な手段・手札を出すという意味から「緑の紙召喚」とされています。
その使い方としては実際にその場面で用いるのではなく、その状況を話す際に用いられます。
また話が重たくならないようにフランクな意味合いを込めて使われます。
そのため離婚届を出す・出されたという状況をコミカルに表現する使い方として「緑の紙召喚」という言葉が使われます。
離婚届はどこで手に入る?ダウンロードできる?

離婚届は一般的に市町村役場において戸籍を扱う窓口にて受け取ることができます。
また事前の連絡なく、直接行けばその場で受け取ることも可能です。
しかし時には役場に行き、受け取れないという場合もあり、最近ではダウンロードすることも可能とされています。
ダウンロードは基本的に役所のウェブサイトよりアクセスしてダウンロードすることが可能です。
しかしその場合は印刷時に白黒になるため、緑の紙ではなくなります。
「緑の紙」という言葉は離婚届を表す隠語です。
しかし隠語にも関わらずその認知度・知名度は非常に高いです。
そしてインターネット上では頻繁に用いられているため、正しく理解しておく必要があります。