「ピザデブ」とは?意味や使い方・由来・注意点まで解説!
世の中には色々な俗語がありますが、実際に使うにはあまり好ましくない言葉も多く存在します。
この「ピザデブ」は、その1つだと言っていいでしょう。
目次
- 「ピザデブ」とは?
- 「ピザデブ」の由来
- 「ピザデブ」の使い方!他人には使わないほうがいい?
- 「ピザでも食ってろデブ」の元ネタ
「ピザデブ」とは?
ピザデブとは、太っている人に対し、それを揶揄する言葉です。
「デブ」という言葉だけでも充分にそれになりますが、その上の表現だと考えていいでしょう。
同様の意味の言葉に「クソデブ」がありますが、そこまではいっていない(そこまでは太っていない)と解釈してください。
また、蔑称ながら、多少のユーモア的な要素も含んでいます。
「ピザデブ」の由来
上で挙げたユーモア的な要素とは、この言葉の由来にあります。
「ピザデブ」は、「ピザでも食ってろデブ」を略して作られた言葉で、「デブ」という表現に加え、ピザのような、いかにも太りそうなものばかり食べていそうだという意味が込められています。
その為、単に「太っている」と表現されるよりも上の状態の(もっと太っている)人に対して使いますが、先の「クソデブ」と比べると、「ピザでも食ってろ」という由来から、比較的コミカルな表現となっています。
「太っている」と伝えたいだけでなく、(ピザばかり食べていそうな)だらしのない食生活によってぶくぶくと太っていると言いたい時に使う言葉です。
「ピザデブ」の使い方!他人には使わないほうがいい?
このピザデブは、対象にとって蔑称なのは言うまでもありませんが、自虐的に使うことも多いのが特徴です。
例えば、誰かが太ってきたなどと言い出した時に、「ピザデブの俺に比べたら、まだまだ何てことはない」などと言ってみたり、「ひきこもりでピザデブ状態だ」などと自分に対して使う分には何も問題ありません。
しかし、他人に使う時には注意が必要です。
「クソデブ」とまではいかなくとも、それに近い(結構な)デブだという意味なのに加え、食生活にまで言及している表現になるからです。
「ピザでも食ってろデブ」の元ネタ
「ピザでも食ってろデブ」という表現は、あるアメリカ映画の中でそのようなセリフがあったことから広まりました。
アメリカでは、ピザは一番手軽にデリバリーしてもらえる食べ物で、太っている人が食べている印象が強く、そのようなセリフが一般でも囁かれることがあります。
そこから転じて、「ピザ」だけでも「デブ」という意味で使うことができます(この表現は、日本に限ったことです)。
ピザデブは、ユーモアこそ含んでいますが、人に対して使うのはおすすめできない言葉です。
自虐的に使う分には何も問題はないので、そのような使い方に留めておきましょう。