「パラヒキニート」とは?意味や使い方、他人には使わないほうがいい?
ネット上で「パラヒキニート」という言葉を見かけます。
一体どの様な意味で、どの様な使い方をすれば良いのか紹介します。
目次
- 「パラヒキニート」とは?
- 「パラサイトシングル」とは?
- 「パラヒキニート」とは
- 「パラサイト」とは
- 「パラサイトシングル」使い方、他人には使わないほうがいい?
「パラヒキニート」とは?
「パラヒキニート」の意味と、元になる「パラサイト」の意味について紹介します。
「パラサイトシングル」とは?
「パラサイトシングル」とは「いい大人になっても独身のまま親と同居して、経済面や身の回りの世話を全て親に依存し続ける人のこと」です。
20歳を過ぎて自立する年齢になっても自宅に住み、特に家賃や食費を入れる訳ではなく学生時代と同じ様に生計を全て親に依存したままという人がいます。
本人は好き放題して気ままに過ごして結婚をする気配もなく、親の気苦労が増えるばかりの状態です。
「パラヒキニート」とは
上記「パラサイトシングル」であり、しかもひきこもりでニートという条件を兼ね備えた人のことです。
「パラサイトシングル」でもまだ働きに出ていて、自分の小遣い位稼いでればまだ親としてもマシだと思うでしょう。
ところが家に引きこもってしまい、一日中ゲーム三昧、勉強も仕事もしない独身の人がいるのです。
この様な人を「パラサイトシングル・ひきこもり・ニート」、略して「パラヒキニート」と呼び、現代社会では増加の傾向にあります。
「パラサイト」とは
「パラサイト」とは、英語で「寄生生物」のことです。
他の生物に取りついて栄養を横取りしながら生きていく生物のことを言います。
人間にとっては「シラミ」や「ぎょう虫」が寄生生物にあたり、動物に取りついて血を吸うなどして栄養を摂って生きているのです。
他には中国の漢方で有名な「冬虫夏草」などがあります。
この特性から、まるで親に寄生して養分を吸い取るかのように全て依存して暮らしている人のことを「パラサイト」と呼ぶ様になりました。
「パラサイト・シングル」という言葉が生まれたのは1997年と言われています。
「パラサイトシングル」使い方、他人には使わないほうがいい?
「パラサイトシングル」は自虐として使うものであり、他人に対して使うのは避けた方がいいでしょう。
理由は「パラサイト」自体が上記で説明した通り「寄生生物」という意味があり、良くない意味があるからです。
自分のことを表す時にも婚活のプロフィールで使う場合には「独身・実家住まい」とした方が無難です。
「パラヒキニート」は「パラサイトシングルで引きこもりで独身」のことを言います。
良い意味ではないのでネット以外であまり口にしない様にしましょう。