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「他界」とは?意味と使い方!アイドルやオタク用語の「他界」の意味

この「他界」は、決まった意味のある言葉ながら、その意味に絡んだ色々な使い方をされています。

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目次

  • 「他界」とは?意味
  • 「他界」の使い方
  • 「他界」の類語や類義語
  • 「他界」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「他界」を使った言葉の解釈


「他界」とは?意味

他界とは、生物が死んでしまうことを指します。

人間はもちろん、動物などに使うこともあり、「命あるものが死亡する」という意味で使う言葉です。

使われている漢字から、「他」の世「界」に行ってしまったと表現しており、それを死んでしまうことと解釈しています。

  • 「他界」の読み方
  • 宗教における「他界」

「他界」の読み方

「他界」は、「たかい」と読んでください。

そのまま読めば、問題なく読める表現です。

スマホやパソコンで「たかい」から変換する際に、言葉としてよく使われる「高い」の方が先に候補に出てくることが多いので、そちらにしてしまう誤変換には注意してください。

宗教における「他界」

他界は、仏教を始めとする色々な宗教でも使われる言葉です。

その場合には総じて、生きている人間が生活しているこの世ではない「他の世界」という意味で使われます。

仏教では、人間が生活しているこの世は「現世」で、死んだ後には「天国」「地獄」といった「他界」に行くとされています。



「他界」の使い方

他界は、一般に使う場合には生物が「死んでしまうこと」ですが、その意味や、先の宗教における意味にちなんだ様々な使い方をされています。

本来の意味から考えると、これらは誤用になりますが、アレンジした使い方として、意味が通る間(その業界や集団など)では普通に使われています。

  • アイドルやオタク用語の「他界」の意味
  • 機械類に対して使う場合の意味

アイドルやオタク用語の「他界」の意味

特定のアイドルのファンや、何かの趣味におけるオタクと呼ばれる人たちが「他界」すると使った場合には、「その趣味をやめること」の意味になります。

つまり、○○というアイドルのファンが「他界することにした」と使った場合、そのファンをやめることにしたという意味です。

何故「他界」と使うのかと言えば、「その趣味の世界」から離脱するからだと解釈してください。

機械類に対して使う場合の意味

スマホやパソコンなどの電子機器や、家電製品などに対しても、この「他界」と使うことがあります。

その時には「壊れてしまった」という意味だと考えていいでしょう。

他界は、命あるものが死んでしまうことを指して使いますが、このように、そうではない機械類に使われることもあります。

「他界」した機械類が修理などで直った時には、「生き返った」と言われます。

「他界」の類語や類義語

他界と似た意味の言葉や、言い換えに使用できる表現です。

どれも意味は「死んでしまうこと」です。

  • 「逝く」(いく)
  • 「亡くなる」(なくなる)
  • 「崩御」(ほうぎょ)

「逝く」(いく)

「死んでしまう」は、「逝く」と言い換えることができます。

「ペットの猫が死んでしまった」は、「〜が逝ってしまった」としても意味は一緒です。

ただし、口語では「行く」との区別が付きにくいことも多いので、表記する場合だけに使った方がいいかも知れません。

「亡くなる」(なくなる)

人間に対しては、「死んでしまう」より、この「亡くなる」の方がよく使われます。

実際にも、「父が昨年亡くなった」のような使い方をよく見聞きするでしょう。

死んでしまう、しまったという表現では失礼になると思った際には、この表現で言い換えましょう。

「崩御」(ほうぎょ)

この「崩御」は、国王や天皇、またはかなりの権力者が亡くなった時に使われる言葉です。

その為、滅多に見聞きすることはありませんが、半ばふざけた使い方として、「家のテレビが昨日崩御した」などと用いられることがあります。



「他界」を使った例文や短文など(意味を解釈)

他界を使った例文や短文と、その意味の解釈です。

アレンジではない、本来の意味と宗教における使い方の例を挙げていきます。

  • 「他界」を使った例文1
  • 「他界」を使った例文2

「他界」を使った例文1

「兄が他界してから、もう3年が経つ」

兄が死んでしまってから、もう3年だと使っている例になります。

身内に対しては、この「他界」「亡くなる」という言葉で死んでしまったことを表現するのが普通です。

「他界」を使った例文2

「キリスト教においての他界とは、天の御国(みくに)のことを指すらしい」

キリスト教では、仏教のような死者を供養するという考え方がありません。

それは、人間は死んだ後には天の御国での新たな生活が待っていると解釈しているからです。

その為、死んでしまうという意味での「他界」は、「召天」(しょうてん)と呼び、その天の御国へと召されたと考えています。

「他界」を使った言葉の解釈

他界を使った言葉や表現の意味の解釈です。

最初のもの以外は、アレンジした使い方の類いだと考えていいでしょう。

  • 「山中他界観」
  • 「他界他界」
  • 「他界しろ」

「山中他界観」

「山中他界観」とは、「他界」となる「あの世」は、山の中にあるという考え方のことです。

どの山でもいい訳ではなく、「霊山」(れいざん)と呼ばれる山がその対象で、有名なのは恐山、比叡山、高野山の3つです。

このような考え方は、日本古来の山岳信仰からきていると言われています。

尚、福島県に「霊山」と書いて「りょうぜん」と読む山がありますが、この考え方における「霊山」(れいざん)とは別の存在です。

「他界他界」

この「他界他界」は、何かが「高い」ことが原因で「他界」してしまった時に使われるスラング表現です。

例を挙げると、「高い」山に登ったことが原因で、体調の変化によって「他界」してしまったようなケースに、このように使われることがあります。

他にも、血圧が「高い」ことが原因だったような時などがそうですが、見た目からふざけた表現になる為、言葉遊びの1つだと理解する程度に留めておいてください。

「他界しろ」

「死んでしまえ」と言っているのと同じ表現です。

戦闘が行われるタイプのゲームではよく使われており、敵にとどめを刺す際などに用いることが多いです。

ゲーム以外でも使えないこともありませんが、その相手に対して「死んでしまえ」と言っていることになるので、無闇に使うべきではありません。

ゲームの中だからこそ(相手が人間の操作するプレイヤーだったとしても)許される表現だと考えておきましょう。

icon まとめ

他界は、「死んでしまう」という意味と、この世ではない「他の世界」という2つの意味のある言葉だと覚えておけばいいでしょう。

使われ方によって、そのどちらの意味なのかはすぐに分かるので、何も難しいことはありません。