「逝く」とは?意味!「逝く」と「行く」の違い
できることならあまり使いたくない言葉かもしれませんが、「逝く」という言葉がありますね。
この言葉の意味を理解していない人はそんなにいないと思うのですが、この言葉を改めて、ゆっくりと調べてみたいと思います。

目次
- 「逝く」とは?意味
- 「逝く」の表現の使い方
- 「逝く」の類語や類義語
- 「逝く」の英語と解釈
- 「逝く」を使った例文と意味を解釈
「逝く」とは?意味

「逝く」とは、「人が死ぬこと」や「逝去する」という意味がある言葉で、「人生を全うして死んであの世に旅立っていくということ」になります。
「逝く」の表現の使い方

では、「逝く」という言葉は、人が亡くなった時に使われますが、この言葉を使われる時は非常に悲しく辛いものです。
- 「逝く」と「行く」の違い
「逝く」と「行く」の違い
「逝く」は「いく」、「ゆく」という読み方をしますが、同じ読み方をする言葉に「行く」があります。
しかし、「逝く」は「死ぬ」という意味となりますが、「行く」は「物事が進む」という意味になります。
しかし、時折「逝く」=「行く」という解釈で使われることをあります。
「逝く」の類語や類義語

では、「逝く」と同じ意味がある類義語としては、他にどのような言葉があるでしょうか。
- 「亡くなる」
- 「往生」
「亡くなる」
「亡くなる」という言葉が「逝く」の類義語として挙げられますが、「人の人生が終わること」という解釈になります。
「逝く」と比べると、平易でよく使われる言葉です。
「往生」
「うちのおじいさんは、90歳で大往生した」といったような形で使われていますが、「物理的な生きている状態から去り、生命を維持するのに必要なすべての身体上の属性と機能を失う」と定義することができます。
「逝く」の英語と解釈

「逝く」を英語で訳すと、“die”、“go”、“exit”、“perish”などの言葉で表現することができます。
「逝く」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「逝く」を使った例文を見て行くことにします。
- 「逝く」を使った例文1
- 「逝く」を使った例文2
「逝く」を使った例文1
「僕ら50年の長い付き合いになるが、最近はどちらが先に逝くかといったことを語り合っている」
50年もの長い付き合いとなる友人も、この頃になると、もう「逝く」ことが話題の中心になっていくのでしょうか。
いつまでも元気でいて欲しい方々です。
「逝く」を使った例文2
「父が逝ってから早や10年が過ぎてしまった」
人が「逝く」と次第にその人との思い出が風化してしまうことがあるでしょう。
そして、ふと思い返ってみた時に、既に10年も経っていたということがあります。
「逝く」という言葉は「死ぬ」、「亡くなる」というシンプルな意味になりますが、この言葉は何れは自分の家族でも使われる時が訪れます。
その時は深い悲しみに包まれてしまいますが、心を静めて故人を偲ぶことが大切です。