「時間と労力の無駄」とは?意味や使い方!「時間と労力を費やす」との違い
「時間と労力の無駄」という言葉の意味や使い方を紹介します。
また「時間と労力の無駄」の類語や、「時間と労力の無駄」を使った例文などを紹介して行きます。
目次
- 「時間と労力の無駄」とは?
- 「時間と労力の無駄」の類語や言い換え
- 「時間と労力の無駄」を使った例文や短文など
- 「時間と労力の無駄」と「時間と労力を費やす」の違い
「時間と労力の無駄」とは?
みなさんは「時間と労力の無駄」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
普段から「時間と労力の無駄」という言葉を使っている人もいれば、今回初めてこの言葉を知ったという人もいるでしょう。
そこで「時間と労力の無駄」という言葉の意味を紹介していきます。
- 「時間と労力の無駄」の意味
「時間と労力の無駄」の意味
「時間と労力の無駄」という言葉には、「何かに費やした時間と、苦労、努力などが無駄になること」という意味があります。
例えば、体育祭に向けて競技力向上のための努力をしてきたのに、当日に雨が降ってしまい、体育祭が中止になることがあります。
このような時、走る練習にかけた時間や、辛い練習に対する苦労や労力などが、ある意味無駄になってしまったと言えるでしょう。
この場合は、「体育祭が中止になり、『時間と労力の無駄』だった」などと言うことができます。
このように「時間と労力の無駄」という言葉には、物事をするために費やした時間や労力が無駄になってしまうことという意味があります。
「時間と労力の無駄」の類語や言い換え
「時間と労力の無駄」という言葉の類語や、言い換えられる似た意味の言葉を紹介します。
「時間と労力の無駄」とよく似た言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「浪費」【ろうひ】
- 「徒労」【とろう】
「浪費」【ろうひ】
「浪費」という言葉には、金銭を無駄にすることや、時間を無駄にするという意味があります。
例えば、何も達成できないような時間を過ごした時、「時間を浪費した」などと言います。
またお金遣いが荒く、持ったお金をすぐに使ってしまう人は「浪費家」などと呼ばれます。
人類はガソリンなどの燃料を採掘し、地球が育んだ資源を使い果たそうとしているとされています。
このような人間の過ちを正すため「資源を浪費しないようにしよう」などと言います。
「徒労」【とろう】
「徒労」には「無駄な骨折り」や「無益な苦労」という意味があります。
一生懸命頑張ったことが、結果に結びつかない時、「徒労」という言葉を使います。
「徒労に終わる」という言い回しには、「無駄な努力に終わった」という意味があります。
「時間と労力の無駄」を使った例文や短文など
続いて「時間と労力の無駄」を使った例文や短文を紹介します。
「時間と労力の無駄」という言葉の使い方のコツを、例文を通じて覚えましょう。
- 「時間と労力の無駄」を使った例文1
- 「時間と労力の無駄」を使った例文2
「時間と労力の無駄」を使った例文1
「彼女と別れて、彼女といる時間は『時間と労力の無駄』だと感じる」
この例文には、離婚したばかりの男性や、彼女と別れたばかりの男性が、恋愛期間を振り返り、「あの時間は無駄だった」と感じている様子を文章にしたものです。
一緒にいたのに幸せや安心を感じられなかった時、「時間と労力の無駄」だと感じるでしょう。
「時間と労力の無駄」を使った例文2
「甲子園の予選一回戦で敗れたが、野球部での毎日を『時間と労力の無駄』とは思わない」
高校時代に野球をしていた人は、この例文のような思いを持ったことがあるかもしれません。
例え勝ち進めなくても、そのための努力は健康な精神と体、野球部の仲間などの形で報われているはずです。
野球部に限らず、たとえ結果が出なくても、三年間一生懸命頑張って、「時間と労力の無駄」ということはないはずです。
「時間と労力の無駄」と「時間と労力を費やす」の違い
「時間と労力の無駄」と「時間と労力を費やす」の違いはどのようなものでしょうか。
「時間と労力を費やす」は、その結果、かけた時間と労力が報われるような良い結果や達成感、幸せなどの見返りがあるかもしれません。
「時間と労力の無駄」の場合は、そのようなご褒美がまるでないという違いがあります。
「時間と労力の無駄」という言葉について見てきました。
「時間と労力の無駄」という言葉を知り、そのような時間を減らすようにしましょう。