「おさらい(御浚)」とは?意味や語源ビジネス敬語での使い方
「おさらい」という言葉の意味や使い方を紹介します。
また「おさらい」の言い換えや、「おさらい」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「おさらい」とは?
- 「おさらい」の言い換え
- 「おさらい」の使い方や使った例文や短文など
「おさらい」とは?
「おさらい」という言葉を知っているでしょうか。
「おさらい」という言葉を今回初めて知ったという人も多いかもしれません。
そこで「おさらい」の意味や漢字を紹介して行きます。
- 「おさらい」の漢字
- 「おさらい」の意味
- 「おさらい」の語源
「おさらい」の漢字
「おさらい」という言葉を漢字にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「おさらい」は「御浚」と書きます。
かなり難しい漢字が使われていますし、「浚」を「さらい」と読める人はほとんどいないのではないでしょうか。
これを機会に「おさらい」は「御浚」と書くことを知っておきましょう。
「おさらい」の意味
「おさらい」には、どのような意味があるでしょうか。
「おさらい」には、「学んだことを身に付けるため、繰り返しやってみること」という意味があります。
例えば学校で英単語を習った人が、帰り道に諳んじて記憶を定着させようとする行為を、「おさらい」と言います。
舞台で演劇をする人たちは、公演を前にして、何度も「おさらい」をして、演技でミスをしないように、向上するようにします。
「おさらい」の語源
「おさらい」という言葉にはどのような語源があるでしょうか。
「おさらい」は漢字で書くと「御浚」と書きますが、「浚う」という言葉には、川や池などの土砂を取り除くという意味があります。
土砂を取り除けば、水の巡りが良くなります。
この意味が転じて、「教えられたことを、できるようにする」「繰り返してすんなりできるようにする」という言葉になったとされています。
「おさらい」の言い換え
「おさらい」という言葉を、他の言葉に言い換えると、どのような言葉になるでしょうか。
「おさらい」と似た意味の言葉を紹介します。
- 「復習」【ふくしゅう】
- 「補習」【ほしゅう】
「復習」【ふくしゅう】
「復習」という言葉には、「学んだことを、自分で繰り返し習うこと」という意味があります。
学校で勉強には「予習」と「復習」が大切と言われますが、学んだことを繰り返すと、記憶に定着しやすくなるため、「復習」をする効果は大きいでしょう。
「補習」【ほしゅう】
「補習」には、「正式の授業を補うため、学ぶこと」という意味があります。
授業が終わった後で、さらに勉強をする時、「補習授業」を受けるなどと言います。
「おさらい」の使い方や使った例文や短文など
次に「おさらい」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「おさらい」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 「おさらい」を使った例文1
- 「おさらい」を使った例文2
「おさらい」を使った例文1
「家に帰ってバイオリンのレッスンの『おさらい』をする」
習い事をしていた人なら、この例文のようにレッスン後に「おさらい」をした経験があるかもしれません。
本当に楽器の演奏が上手になる人は、レッスン以外の時間に、夢中になって楽器を弾くと言われています。
自分から率先して「おさらい」をするタイプの人は、素晴らしい演奏家になっているかもしれません。
「おさらい」を使った例文2
「授業の『おさらい』をするようになって、成績が伸びた」
この例文のように、授業の「おさらい」はとても効果的です。
試験前に一夜漬けで、付け焼刃式に勉強するより、授業ごとにコツコツと「おさらい」をした方が、はるかに成績が伸びるのではないでしょうか。
「おさらい」という言葉について見てきました。
「おさらい」は「御浚」という、難しい言葉が当てられているため、書けるようになると尊敬されるかもしれません。
また「おさらい」の意味を知り、「おさらい」の大切さに気が付いた学生の人もいるかもしれません。