「ふりむん」とは?意味「#ふりむん」の使い方!沖縄方言辞典
「ふりむん」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉の意味をスラスラと言えたなら、あなたは沖縄のことがとても詳しい人と言えます。
そう、この言葉は沖縄の方言で、最近はTwitterに中で目にすることもありますが、決してポピュラーな言葉ではないかもしれません。
そこで、今回は「ふりむん」について見て行こうと思います。
目次
- 「ふりむん」とは?
- 「ふりむん」の関連用語
- 「#ふりむん」の使い方
- 「ふりむん」の使い方・例文
「ふりむん」とは?
「ふりむん」とは沖縄の方言の1つで、「馬鹿者(ハカモノ)」、「愚か者」といったような意味があります。
沖縄の人は「このふりむん」と言っていたなら、「この馬鹿者めが!」という意味になり、よく怒っている時に使われますので、注意しておかなくてはなりませんね。
- 「ふりむんぬ」とは?
「ふりむんぬ」とは?
「ふりむん」の発展形で「ふりむんぬ」という言い回しもありますが、これは「馬鹿な」、「狂っている」、「気狂いの」ということを指しています。
この言葉を使っている人が近くにいたなら、誰を指して言っているのか、少し気になってきます。
「ふりむん」の関連用語
言葉には「ふりむんぬ」のように必ず、関連した用語や表現がありますが、「ふりむん」にも、次のような関連した言葉があります。
- 「フラー」
「フラー」
「フラー」も沖縄の方言の1つで「ふりむん」と関係のある言葉で、「馬鹿」、「阿呆」、「頭が悪い」などの意味があります。
沖縄方言を日常的に使っている人の間では、ごく普通に使われている言い回しで、日常生活の中で時々、耳にすることがあります。
しかし、この表現は親しい間柄で使えるだけであって、あまり親しくない人には使わないようにしておくことが必要です。
「お前馬鹿だなあ」と軽いジョークが言える関係がないと、使ってはダメだということですね。
「#ふりむん」の使い方
「#」(ハッシュタグ)が付くので、何となくTwitterで使うということが理解できるのですが、「ふりむん」=「馬鹿者」という意味で使われているのではなさそうです。
中高生の間で使われることが多いので、10代をトコトン楽しむ世代の子達が何か自分達のことをアピールしたい時に使っている感じです。
「ふりむん」の使い方・例文
「ふりむん」は沖縄の方言ですが、どのような場面で使われているか具体的にイメージするのは、結構難しいかもしれません。
例えば、「やな!ふりむんやー!」という表現があるのですが、これは夜中遊んで歩き回っている人が叫んでいるような感じがあり、あまりいい意味では使わていない感じがします。
でも、気心知れている人との間では、「お前馬鹿だねえ」と軽い気持ちで言うことは、よくあることでしょう。
方言を知ることは、とても興味深いことですが、「ふりむん」などの沖縄の方言も1つ1つ勉強していくことで、沖縄に旅行に行った時に現地の人とのコミュニジケーションの中でも、会話が弾むきっかけになるかもしれませんね。