「感じざるを得ない」とは?読み方や意味例文や使い方
「感じざるを得ない」という言葉の意味を紹介します。
さらに「感じざるを得ない」を使った例文などを紹介して行きます。
目次
- 「感じざるを得ない」とは?
- 「感じざるを得ない」と「感ぜざるを得ない」どちらが正解?
- 「感じざるを得ない」を使った例文や短文など
- 「感じざるを得ない」の類語
「感じざるを得ない」とは?
「感じざるを得ない」という言葉を知っているでしょうか。
まるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「感じざるを得ない」の読み方や意味を紹介します。
- 「感じざるを得ない」の読み方
- 「感じざるを得ない」の意味
「感じざるを得ない」の読み方
「感じざるを得ない」は「かんじざるをえない」と読みます。
「得ない」は「うない」ではなく、「えない」と読みます。
「感じざるを得ない」の意味
「感じざるを得ない」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「感じざるを得ない」には、「感じないわけにはいかない」という意味があります。
「ざるを得ない」には「しないわけにはいかない」という意味があるためです。
例えば、地球温暖化のため、野生動物の居場所が減っているという映画を見た時、「地球温暖化はまずいと、『感じざるを得ない』」という風に、「感じざるを得ない」という言葉を使ってみましょう。
「感じざるを得ない」と「感ぜざるを得ない」どちらが正解?
「感じざるを得ない」と「感ぜざるを得ない」という言葉の、どちらが正解か分からなくなってしまった人がいるかもしれません。
正解は「感じざるを得ない」になります。
「せざるを得ない」という言葉があるため、その言葉に引っ張られて間違った表現を使ってしまう人がいますので注意しましょう。
「感じざるを得ない」を使った例文や短文など
最後に「感じざるを得ない」を使った例文や短文を紹介します。
「感じざるを得ない」という言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 「感じざるを得ない」を使った例文1
- 「感じざるを得ない」を使った例文2
「感じざるを得ない」を使った例文1
「私は振られたのだと『感じざるを得ない』」
この例文には、異性から振られたことを、あらためて受け止めなければならない辛い心情が表現されています。
告白をして、返事はないものの、避けられるようになり、電話にもSNSにも反応がなくなってしまったとしたら、この例文のように「感じざるを得ない」でしょう。
「感じざるを得ない」を使った例文2
「彼女は素敵な人だと『感じざるを得ない』」
この例文に登場する女性は、誰が見ても素晴らしく、魅力的な女性なのでしょう。
「この女性は素敵だ」と「感じざるを得ない」、分かりやすい魅力がありそうです。
「感じざるを得ない」の類語
「感じざるを得ない」という言葉の類語や、似た意味の言葉を紹介します。
「感じざるを得ない」の仲間のような言葉を紹介します。
- 「認めざるを得ない」【みとめざるをえない】
- 「せざるを得ない」【せざるをえない】
「認めざるを得ない」【みとめざるをえない】
「認めざるを得ない」には、「認めるしかない」という意味があります。
例えばスポーツをしていると、ライバルと意識している選手ができます。
この選手と切磋琢磨している内に、相手の実力が伸びて、「あいつの方が上だ」と認めるしかない状況になることがあります。
このような時、「格上だと『認めざるを得ない』」という文章を作れます。
「せざるを得ない」【せざるをえない】
「せざるを得ない」には「しないわけにはいかない」という意味があります。
例えば、受験を前にして家庭教師が家に来た時は、怠けるわけにはいかないため、「勉強せざるを得ない」状況になります。
また株式投資で大きな損をした時は、「損切り」という作業をしなくてはいけなくなります。
このような時も「損切りを『せざるを得ない』」という文章を作れます。
「感じざるを得ない」とや「認めざるを得ない」と似たような表現になります。
「感じざるを得ない」という言葉について見てきました。
小説や映画を見た時、実際に会った人から強烈な印象を得た時に、「感じざるを得ない」という言葉を使ってみましょう。