「ブーメラン」とは?スラングの意味や使い方
ネット上で「ブーメラン発言」という言葉を見かけたことがある人もいるでしょう。
どの様な意味なのか、スラングとしての意味を紹介します。
目次
- 「ブーメラン」とは?スラング
- 「ブーメラン」のスラングの使い方
- 「ブーメラン」のスラングの具体例
- 「ブーメラン」の関連語
「ブーメラン」とは?スラング
「ブーメラン」は、若い人達の間で使われているネット上でのスラングです。
- 「他人に悪口を言ったら自分もそうだったこと」の意味
- 「相手への悪口がそのまま自分に返ってくること」の意味
「他人に悪口を言ったら自分もそうだったこと」の意味
ネット上で他人に対して悪口や批判を言ったところ、実は自分も同じことをしていたことを言います。
言った時には気づいていなかったのですが、後になってみると自分にも当てはまる、と分かった時に使うのです。
「相手への悪口がそのまま自分に返ってくること」の意味
こちらもネット上で誰かに対して悪口を言ったところ、他の誰かから自分が同じ指摘を受けて、悪口を言われてしまうことです。
自分の発言がそのまま自分に返ってきてしまい、恥をかいた時に使います。
「ブーメラン」のスラングの使い方
「ブーメラン」の使い方のポイントは以下の2つです。
- 悪い意味で使われる
- 第三者も使う
悪い意味で使われる
「ブーメラン」は、言った本人がそっくり同じ言葉を返されてショックを受けたり恥ずかしい思いをするので、悪い意味で使われます。
ブーメラン返しする方も相手に対して悪い感情を持っていることが多いのです。
第三者も使う
ネット上で使われるスラングですので、コメントを見ている他の人達も使います。
人のコメントに対して「ブーメランだよ」とコメントをすることもあるのです。
「ブーメラン」のスラングの具体例
「あの人の言ってることブーメランじゃん」
ネット上である人が批判や悪口のコメントをしたのですが、以前その人が全く同じことをしたと知っている人から突っ込まれた時のコメントです。
「ブーメラン」の関連語
「ブーメラン」の関連語を紹介します。
- 「特大ブーメラン」【とくだいぶーめらん】
- 「ブーメラン国会」【ぶーめらんこっかい】
- 「ブーメラン乙」【ぶーめらんおつ】
「特大ブーメラン」【とくだいぶーめらん】
人を激しく非難したり、非常識な言葉で罵ったりしていたのですが、実は自分も同じことをしていたと分かってしまったことを言います。
ちょっとしたお返しよりも発言が酷かったので、自分が「特大の」ダメージを受ける様な時に使います。
「ブーメラン国会」【ぶーめらんこっかい】
国会で一方的に攻めていた人が、次に自分が同じ様に攻められてしまったことを言います。
最近では安倍首相が民主党に対して「天に対してブーメランを投げているようなものだ」と発言して有名になりました。
「ブーメラン乙」【ぶーめらんおつ】
「コメントが返ってきてしまいました、お疲れ」という意味です。
主に5ちゃんねるで使われています。
「ブーメラン」は自分のネガティブな発言がそっくり自分に返ってきてしまう状態を言います。
ネット上ではマナーを守り、言葉を選んでコメントする様に心がけましょう。