「バルス」とは?「バルス現象」など解釈!
「バルス」という言葉でピンと来る人はアニメが大好きな人です。
どの様なアニメから引用されていて、どんな意味で使われているのでしょうか。
目次
- 「バルス」とは?
- Twitterでの「バルス祭り」について詳しく
- 「バルス」以外のラピュタで使われる呪文
- 「バルス」が発動される時間
- 「バルス」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「バルス」とは?
「バルス」とは何であるのかを紹介します。
- 「バルス現象」とは?
- 「バルス」の概要
- 「バルスの日」について
「バルス現象」とは?
「バルス」とは、スタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」で使われている呪文の言葉です。
1986年に宮崎駿監督により作られた映画で、古代国家である天空に浮かぶラピュタ城が復活して崩壊をするまでを描いています。
その幻想的なストーリー、美しい画像と音楽により、若い人から大人まで大人気になりました。
「バルス現象」とは、作品のクライマックスで登場人物の「バズー」と「シータ」が、滅びの呪文である「バルス」という言葉を唱えるシーンになった瞬間、ファンがSNSで一斉に「バルス!」とツィートすることを言います。
そのツィート数は異様で、1秒間に14000件以上と世界記録になった程です。
サーバーがつながりにくくなったりダウンするなど社会現象を引き起こし、「バルス現象」と言われる様になりました。
「バルス」の概要
「バルス」とは、上記で紹介した通りラピュタを崩壊させる為の呪文で、ラピュタ語で「閉じよ」という意味です。
ヒロインのシータはラピュタの王家の血を引く人物で、一族に伝わる呪文の中でも「勇気の出る呪文」への反対呪文として伝わってきたのが「バルス」です。
ラピュタの内部には強大な飛行石が存在していて、シータも飛行石を授かっています。
バズーとシータがこの飛行石を持って呪文を唱えると、飛行石同士が共鳴をおこし、ラピュタが激しく崩壊するのです。
この時激しい光と共に爆発が起きる為に、ネット上で「バルス」は「破壊」を意味する様になり、スラングとして若い人たちの間に浸透したのです。
「バルスの日」について
「バルスの日」とは、テレビで「天空の城ラピュタ」が放映される日のことです。
定期的に宮崎アニメは放映されていて、「天空の城ラピュタ」も大体1年に1度位の間隔でテレビ放映されています。
そしてストーリーが進み、クライマックスに「バルス」のセリフが流れるのを待ち構え、その瞬間にSNS上でツイッターや5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)で、皆で一斉に「バルス!」と書き込むのです。
ファンがこの日を待ち望んでいる為に、この様に言われています。
Twitterでの「バルス祭り」について詳しく
ツイッターでの「バルス祭り」について紹介します。
- 「バルス祭り」とは
- 「バルス祭り」の歴史
「バルス祭り」とは
「バルス祭り」とは、「バルスの日」に「天空の城ラピュタ」がテレビ放映された時に、「バルス」と言うセリフが流れた瞬間皆で「バルス」とツィートするという動きのことです。
あまりにも大勢のファンが一斉にツィートすることから「お祭り」と呼ばれる様になりました。
基本的に誰かに向けてコメントをしたり、感想を書き込むのではなく、単に「バルス」と一言つぶやくだけです。
一時的にサーバーに負荷がかかる状態を面白いと思った人達が参加しているうちに、段々と人数が増えていきました。
「バルス祭り」の歴史
「バルス祭り」は過去に4回行われています。
「第1回:2009年 ツイート数不明」「第2回:2011年 25088ツイート」「第3回: 2013年8月2日 143,199ツイート」「第4回:2016年 55,000ツイート」と、いずれも記録的なツィート数になっています。
祭りと言ってもテレビで「天空の城ラピュタ」が放映されるだけなのですが、動画サイトやテレビ会社などが「バルスまであと〇分」などと煽ることもあり、文字通り「お祭り騒ぎ」になったのです。
「バルス」以外のラピュタで使われる呪文
「バルス」以外にラピュタで使われる呪文について紹介します。
- 「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」の意味
- 「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」の概要
「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」の意味
「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」という長い呪文の意味は、ラピュタ語で「我を助けよ、光よ蘇れ」という意味です。
これはシータがおばあちゃんに教わったというおまじないです。
「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール」の概要
シータは飛行石を授かり、首から下げていました。
この呪文を唱えると、その飛行石が光り、ラピュタにあらゆる現象が表れるのです。
過去に天空から地上に落ちてきて動かなくなったと思われていたラピュタのロボット兵が、この呪文を唱えた瞬間動き始めるというシーンがあります。
そのパワーはすさまじく、とにかくシータを連れ去ろうとしますが、結局破壊されてしまうのです。
「バルス」が発動される時間
「バルス祭り」が行われる時には、「天空の城ラピュタ」の中で「バルス」という言葉が出てくる瞬間を待ち構えているものです。
実際に「バルス」が発動される時間を把握しておく必要があります。
映画の中でこの呪文が出てくる時間帯は、始まってから1時間55分5秒後くらいとされています。
もちろんテレビ放映をする時には枠に合わせてカットされるシーンもあるので、必ずこの限りではありません。
タイミングを掴む為に、目安となるのはムスカが「3分間待ってやる」と言うシーンです。
ここから65秒後に「バルス」が起きるので、皆がツィートの準備を始めると思って良いでしょう。
「バルス」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「バルス」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「何だそれ、バルス!」
- 「バルス! 目がぁ〜目がぁ〜!」
「何だそれ、バルス!」
これは、相手がやたらと自分を自慢したり、理不尽なことを言ってきた時のリアクションです。
「バルス」はラピュタを崩壊させる為の呪文で、普段スラングとして使う時に「破滅・崩壊・破壊」の意味で使われます。
ごく親しい友人同士で話していたり、ラインをしている時に、ちょっと腹を立てたり相手を黙らせたい時などに使います。
「バルス! 目がぁ〜目がぁ〜!」
これは相手から余計なお世話なことを言われて、話をさえぎりたい時に使います。
「早く彼氏作ったら」などと言われた時にこの様に返すのです。
「バルス」が発動した時にムスカの目が見えなくなってしまったシーンから引用されています。
「バルス」は「天空の城ラピュタ」から引用されて流行った言葉です。
「バルス祭り」はいつあるのか分からないので、ラインやツィッターなどで使ってみると良いでしょう。