「ツボる」とは?元ネタ?方言?徹底解釈
「ツボる」、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「ツボる」という表現は若者の中で使われていますが、子供の時に使っていた場合、大きくなってからもつい使ってしまう、という人もいるかもしれません。
それならば、「ツボる」とはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。
ここでは「ツボる」という表現について紹介します。
目次
- 「ツボる」とは?
- 「ツボる」の元ネタ
- 「ツボる」の若者言葉などでの使い方や注意点
- 「ツボる」の応用編
「ツボる」とは?
「ツボる」、とはおかしくて笑いが止まらなくなることという意味を持ちます。
例えば高校の授業などでは、子供たちがまだ思春期で箸が転げても面白いという時期でもあり、先生が放った冗談で笑いが止まらなくなってしまう生徒たちが出てくることもあります。
「ツボる」ただおかしいのではなく、という表現には涙が出るほど面白い、というニュアンスがあります。
たまに、物事に夢中になることや感動するという意味で使われる場合もあります。
「ツボる」の元ネタ
「ツボる」という表現は「笑いのツボにハマる」という表現が略されてできあがった言葉です。
ツボにはまる、というのは物事の大切なところを外さない、急所をつかむ、という意味をもち、笑いのツボにハマるという事は笑うために大切な場所をつかんでいる、笑いが止まらなくなる、という意味になります。
「ツボる」の若者言葉などでの使い方や注意点
「ツボる」という表現は若者言葉であり、ネットでもよく使われています。
しかし、この言葉はあくまでも若者言葉ですから、目上の人と話をする時などには使わない方が良いでしょう。
また、年配の人に対して使っても通じない可能性がありますので注意が必要です。
ビジネスの場などでは使うべきではありません。
「ツボる」の応用編
ここでは「ツボる」という表現の応用編を紹介します。
- 「ツボった」
- 「ツボすぎる」
「ツボった」
ツボった、という表現は「ツボる」、という表現の過去形になります。
例えば、何かを見て笑いが止まらなくなってしまい、一生懸命笑いを止めようとしながら、あるいは笑いすぎて涙を流しながら「ごめん、ツボった」などと使えます。
笑いのツボは人によって違うため、もしも相手が笑っていない、自分だけが笑っている、などという時にも使えます。
「ツボすぎる」
ツボすぎる、というのは笑いのツボにドンピシャである、という意味です。
つまり笑いが止まらなくなる、絶対的に面白い、ということに対して使われます。
これも笑いが止まらなくなってしまった後、「ごめん、ツボすぎる!」などと使われます。
「ツボる」という表現は若者言葉ではありますが、広い年齢層で使われている言葉だとも言われていますから、この言葉を使ったことがある、という人も多いのではないでしょうか。
ビジネスの場などでは使えない表現ですが、笑いがある生活は大切ですので、「ツボった!」などの表現は日常的に聞くこともあるかもしれませんね。