「雑魚メンタル」とは?意味と類語!例文と使い方!
「雑魚メンタル」とは、「極端にメンタル(精神)が弱くて傷ついたり落ち込んだりしやすいこと・雑魚のように脆弱なメンタル」です。
「雑魚メンタル」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈・対義語」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「雑魚メンタル」とは?読み方
- 「雑魚メンタル」の言葉の使い方
- 「雑魚メンタル」を使った例文と意味を解釈
- 「雑魚メンタル」の具体例
- 「雑魚メンタル」の類語や言い換え
- 「雑魚メンタル」の英語や解釈
- 「雑魚メンタル」の反対の言葉
「雑魚メンタル」とは?読み方
「雑魚メンタル」の意味は、「極端にメンタル(精神)が弱くて傷ついたり落ち込んだりしやすいこと」や「雑魚のように傷つきやすい脆弱(ぜいじゃく)なメンタル」になります。
「雑魚メンタル」というのは、「何か嫌なことが少しあると、すぐに落ち込んでやる気を無くす弱い精神」のことです。
繊細で脆弱な「雑魚メンタル」を持っている人は、「学校・職場・仕事・恋愛・結婚・育児」などでストレスに耐え切れずに傷ついて挫折しやすくなってしまうのです。
「雑魚メンタル」の読み方は、「ざこメンタル」になります。
「雑魚」というのは、「小魚・価値のない小さな魚」を意味しています。
「雑魚メンタル」の言葉の使い方
「雑魚メンタル」の言葉の使い方は、「人並み以上に極端に傷ついて弱ってしまう精神(メンタル)を持っている場合」に使うという使い方になります。
例えば、「雑魚メンタルなので、大勢の人の前で講演や講義をすることなどとてもできません」や「店員さんから失礼で粗末な扱いを受けても苦情なんて言うこともできない雑魚メンタルです」などの文章で使うことができます。
また、「雑魚メンタル」という言葉は「精神(心)が弱すぎて物事(仕事)が上手くいかない時、対人関係において嫌な思いをする時」に使うという使い方が多くなっています。
例えば、「雑魚メンタルを改善しないとまともに営業の電話もできない」などの文章で使えます。
「雑魚メンタル」を使った例文と意味を解釈
「雑魚メンタル」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「雑魚メンタル」を使った例文1
- 「雑魚メンタル」を使った例文2
「雑魚メンタル」を使った例文1
「友達が自分のことを実は嫌っているという噂話だけで、一週間はどっぷり落ち込んで暗くなってしまう雑魚メンタルでした」
この「雑魚メンタル」を使った例文は、「友達が自分のことを実は嫌っているという噂話だけで、一週間はどっぷり落ち込んで暗くなってしまう極端に傷つきやすいメンタル(精神)だった」ということを意味しています。
「雑魚メンタル」を使った例文2
「緊張に耐えられない雑魚メンタルの影響で、プレッシャーの強い試験・仕事でいつも失敗して悔しい思いをしてきました」
この「雑魚メンタル」を使った例文は、「緊張に耐えられない極端にストレスに弱い(逆境に打たれ弱い)メンタルの影響で、プレッシャーの強い試験・仕事でいつも失敗して悔しい思いをしてきた」ということを意味しています。
「雑魚メンタル」の具体例
「雑魚メンタル」の具体例には、以下のようなものがあります。
- 「雑魚メンタル」の具体例1
- 「雑魚メンタル」の具体例2
- 「雑魚メンタル」の具体例3
「雑魚メンタル」の具体例1
しっかり準備して受験勉強をしてきたはずなのに、試験本番の日になると「合格できるかどうか分からない不安・緊張」が強くなって、手や足がガタガタ震えだすというような緊張に弱いメンタルを、「雑魚メンタル」の具体例として考えることができます。
「雑魚メンタル」の具体例2
「雑魚メンタル」の具体例として、クラスメイトから悪口(誹謗中傷)を言われて馬鹿にされているのに、そのクラスメイトから嫌われたくなかったり逆に仕返しをされるのが怖かったりして、何一つ言い返せないような情けない弱気・臆病な心理状態を上げることができます。
「雑魚メンタル」の具体例3
小さい頃からお化け・幽霊を信じていて、大人になってからも夜になると外に出るのが怖いとか一人でトイレに行くのも不安でたまらないとかいう極端に怖がりで小心者のメンタル(精神)を、「雑魚メンタル」の具体例の一つとして指摘することができます。
「雑魚メンタル」の類語や言い換え
「雑魚メンタル」の類語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「豆腐メンタル・ストレスに弱い」
- 「プレッシャーに弱い・緊張しやすい」
- 「臆病者・小心者」
「豆腐メンタル・ストレスに弱い」
「雑魚メンタル」の類語・言い換えとして、「豆腐メンタル・ストレスに弱い」があります。
「豆腐メンタル」の言葉の意味は、「ぶつかるとすぐにつぶれてしまう豆腐のように、何かストレス(嫌なこと)に直面するとすぐに折れてしまう弱い心・精神」になります。
「ストレスに弱い」というのは、「不快な心理的刺激に弱い・嫌な出来事に弱い」を意味する言葉です。
極端に傷つきやすくて弱い心を意味する「雑魚メンタル」の類語として、「豆腐メンタル・ストレスに弱い」が上げられます。
「プレッシャーに弱い・緊張しやすい」
「雑魚メンタル」の類語・言い換えとして、「プレッシャーに弱い・緊張しやすい」があります。
「プレッシャーに弱い」の意味は、「期待されたり焦らされたりする重圧に弱い」になります。
「緊張しやすい」とは、「失敗してはいけないなどと思って、精神が張り詰めて余裕が無くなること。
集中しすぎて、言動・動作が固くなること」を意味しています。
極端に緊張しやすくて傷つきやすいメンタルである「雑魚メンタル」は、「プレッシャーに弱い・緊張しやすい」の言葉に言い換えることができます。
「臆病者・小心者」
「雑魚メンタル」の類語・言い換えとして、「臆病者(おくびょうもの)・小心者(しょうしんもの)」があります。
「臆病者」とは「何かあるとすぐに怖がったり、逃げ出したりする小心者」を意味していて、「小心者」とは「気が小さくて臆病な人」を意味しています。
ちょっとした威圧・恐怖に怖じ気づいてしまう「雑魚メンタル」の類語として、「臆病者・小心者」という言葉を指摘することができます。
「雑魚メンタル」の英語や解釈
「雑魚メンタル」という言葉は、“delicate mental”(繊細なメンタル)や“nervous mental”(傷つきやすい繊細なメンタル)、“fragile mental”(傷つきやすいメンタル)、“weak mental”(弱いメンタル)などの英語で表現することができます。
- “He got sick from stress because he has a nervous mental.”
- “Overcome the fragile mental as soon as possible.”
“He got sick from stress because he has a nervous mental.”
この「雑魚メンタル」を使った例文は、「彼は雑魚メンタルを持っているので、ストレスで病気になってしまいました」を意味しています。
“Overcome the fragile mental as soon as possible.”
この「雑魚メンタル」を使った例文は、「できるだけ早く、その雑魚メンタルを克服しなさい」を意味しています。
「雑魚メンタル」の反対の言葉
「雑魚メンタル」の反対の言葉は、「鋼メンタル」になります。
「鋼メンタル(はがねメンタル)」の言葉の意味は、「鍛え上げられた鋼のように、ストレスやプレッシャー(重圧)に対して強いメンタル」になります。
どんなに苦痛な出来事や嫌な人間関係(嫌なコミュニケーション)があってもへこたれることのない心、どんなに緊張や不安があってもそれを乗り越えて結果を出せる強い精神力のことを、「鋼メンタル」と呼んでいます。
極端に傷つきやすくて打たれ弱い「雑魚メンタル」と反対の意味を持つ対義語として、「鋼メンタル」が上げられます。
「雑魚メンタル」という言葉について徹底的に解説しましたが、雑魚メンタルには「極端にメンタル(精神)が弱くて傷ついたり落ち込んだりしやすいこと」や「雑魚のように弱くて対抗力・抵抗力のない精神状態」などの意味があります。
「雑魚メンタル」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「豆腐メンタル・ストレスに弱い」「プレッシャーに弱い・緊張しやすい」「臆病者・小心者」などがあります。
「雑魚メンタル」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。