「焼肉焼いても家焼くな」とは?元ネタ・不謹慎?
「焼肉焼いても家焼くな」という印象の強いフレーズを聞いたことがある人もいるでしょう。
このフレーズの元ネタや炎上の理由などについて紹介します。
目次
- 「焼肉焼いても家焼くな」とは?元ネタ
- 「焼肉焼いても家焼くな」がネットで波紋?不謹慎?
- 「晩餐館」とは?
- 「焼肉焼いても家焼くな」より前からある?「秋刀魚を焼いても家焼くな」とは?
「焼肉焼いても家焼くな」とは?元ネタ
「焼肉焼いても家焼くな」とは、「晩餐館」という焼肉のたれのCMで使われたコピーです。
いかにもやる気のなさそうなおばさんの声をした牛の着ぐるみがこのフレーズを言うことで、強烈なイメージが残り、ヒット食品になりました。
商品は爆発的にヒットしましたが、「晩餐館」という商品名よりもこちらのフレーズの方が有名になったのです。
子供が口々に真似をするなどちょっとしたブームになりました。
「焼肉焼いても家焼くな」がネットで波紋?不謹慎?
「焼肉焼いても家焼くな」は、テレビのCMですが、ネット上で炎上したという経緯があります。
このフレーズが「不謹慎極まりない」というクレームが来てしまったからです。
火事の被害者となり家財だけではなく肉親を失った人たちにとっては感情を逆なでするような内容である、というのが理由です。
確かに火災は被災者にとっては非常に不幸な出来事であり、テレビでそれをネタにして商品を販売したり、その言葉を子供まで口にしているのは不愉快極まりないことででしょう。
被害者の悲しみの気持ちは強く「すぐにCMを中止して企業は謝罪すべき」と意見を述べています。
一時は支援者などが協力して商品の不買運動にまで発展しました。
これはネット上だけではなく社会的な問題とされていましたが、時代が経つに連れて鎮静化して、現在では放映されていません。
「晩餐館」とは?
「晩餐館」とは、愛媛に本社を置く「日本食研ホールディングス株式会社」の主力商品である焼肉のたれのことです。
同社は約肉のたれ意外にもあらゆる食品のたれやレトルト食品を販売していますが、どの商品もユニークなCMで注目を集めています。
「焼肉焼いても家焼くな」より前からある?「秋刀魚を焼いても家焼くな」とは?
「秋刀魚を焼いても家焼くな」は昔から「火の用心」として町内パトロールをしていた時の掛け声です。
夜になると町内会や地元の青年団などがグループを作り、町内を見回っていました。
拍子木を叩きながら大きな声で「火の用心」と言い、その後に続く言葉として知られています。
あくまで火事を防ぐ為の言葉であり、火事に遭った人に対して向けられた言葉ではありません。
「焼肉焼いても家焼くな」は、焼肉のたれのCMで有名になったフレーズです。
特に意味はありませんが、身近に火災に遭った人がいる場合には使わない方が良いでしょう。