「上司ガチャ」とは?元ネタ・使い方・死語
ネットゲームではお馴染みの「ガチャ」ですが、それに引っ掛けて、面白おかしく作られた言葉がこの「上司ガチャ」です。
目次
- 「上司ガチャ」とは?
- 「上司ガチャ」元ネタ
- 「上司ガチャ」の言葉の使い方や使用例
- 「上司ガチャSSR」とは?
「上司ガチャ」とは?
上司ガチャとは、どんな上司に当たる(誰が上司になるか)は「ガチャを引くようなものだ」という意味の言葉です。
ご存知のように、ガチャは「引くまで何が出るか分からない」仕組みです。
上司もこれと似たようなもので、「いい上司に当たるか、そうではない上司に当たってしまうかは運次第」という意味で使われています。
「上司ガチャ」元ネタ
上司ガチャの元ネタは、ネットゲームのガチャに他なりません。
何が出るか分からない(出る範囲は決まっていても、その中のどれになるかは分かりません)ことから、「上司ガチャに外れた」と言えば、いい上司とは言えない人に当たってしまったという意味になります。
また、ゲームのガチャでは「大当り」はそう簡単に出るものでもありません。
それにも引っ掛けて、「いい上司には簡単には当たらない」という意味も含んでいます。
「上司ガチャ」の言葉の使い方や使用例
上司ガチャを使った例文です。
初めて就職する際や、職場が変わって新たな上司の下に就く際に使われることが多い言葉です。
- 「入社早々、上司ガチャに外れた感たっぷりなんだけど…」
- 「2回目の転職だが、今回も上司ガチャは当たりのようだ」
「入社早々、上司ガチャに外れた感たっぷりなんだけど…」
就職し、自分の上司となった人が、いい上司とは言えない人だったと言っています。
上司は自分では選べないので、正にガチャだと表現してもいいのかも知れません。
「2回目の転職だが、今回も上司ガチャは当たりのようだ」
上とは逆に、いつも自分にとっていい上司だと思う人に当たっているようです。
同じように転職を繰り返し、外ればかり引いている人にとってはうらやましい限りでしょう。
「上司ガチャSSR」とは?
「SSR」とは、一般に「スペシャルスーパーレア」と呼ばれている、ガチャにおいて一番上のレアリティです。
レアリティが高いほど当選確率が低くなるので、それだけ当たりにくく、ガチャによっては200回に1回出るか出ないかというくらいの頻度でしか当たらないことも少なくありません。
「上司ガチャSSR」は、上司ガチャにおける「SSR」で、それだけ自分にとって素晴らしいと思える上司のことです。
ただし、そう簡単に当たるものではないという意味でもある言葉です。
上司をガチャで表現してしまうのもどうかと思ってしまいますが、実際にもそのようなものとも言えるかも知れません。
その運、不運に対して「ガチャ」という言葉を使うところが、いかにもスマホ世代の(ゲームに慣れ親しんだ)人間だと言えるでしょう。