「ROMる」とは?元ネタ・使い方・死語
「ROMる」、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
インターネットで使われる言葉であり、主に2ちゃんねる用語でもあります。
若者の方が知っているかもしれません。
ここでは「ROMる」という表現について紹介します。
目次
- 「ROMる」とは?
- 「ROMる」元ネタ
- 「ROMる」の言葉の使い方や使用例
- 「ROM」とは?
「ROMる」とは?
「ROMる」というのは掲示板やサイトにおいて、コメントなどを書き込むことなく、ただ読んでいる人や読んでいることを指します。
インターネットでサイトを閲覧するとき、何も発言せずに読んでいるだけという楽しみ方をする人も多いですよね。
特に2ちゃんねるにおいて、このような人が「ROMる」と表現されます。
「ROMる」元ネタ
「ROMる」というのは“read only member”の頭文字に接尾辞の「る」をつけたものであり、「ロムる」と読みます。
これは読み出し専用の半導体メモリー、“read only memory”のROMが元になった言葉だと考えられます。
「ROMる」の言葉の使い方や使用例
インターネットを見ても、自分は電子掲示板やメーリングリストにおいて何を投稿することもなく、他の人たちのコメントやメッセージを見て楽しむ人も多いでしょう。
そのような人たちが「ROMる」という表現を使います。
- 「ROMる」の使用例1
- 「ROMる」の使用例2
「ROMる」の使用例1
「2ちゃんねるをよく使うけれど基本的にはROMってる」
掲示板などを見ても何の発言をしない場合、あるいは誰かのコメントを見てその炎上などを楽しんでいる場合、「ROMる」と表現できます。
確かに2ちゃんねるなどは利用者が多いと言われますが、誰もがみんな会話をしている、コメントをしている、などというわけではありません。
「ROMる」の使用例2
「あのユーザーはROMった方がいいよね」
インターネットの掲示板などで、グループチャットに置いて一時退席をする時、自主的にたまる時なども「ROMる」という表現が使われます。
また、他のユーザーに対して「ROMってろ!」などと使われることもあり、これは「コメントを書かず、閲覧のみにしてください」という意味になります。
「ROM」とは?
ROMとは、先ほども述べた通り“read only member”の頭文字をとったものであり、もともとは読み出し専用半導体メモリーの“read only memory”から来た表現です。
“read only member”は完全な和製英語ですので、海外では通じません。
「ROMる」という表現はインターネットではよく使われる表現ですので、見た時には意味がわかるようにしておきたいものです。
また、インターネット上のトラブルに巻き込まれないよう、インターネットの掲示板は賢く使うことが大切です。