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「人事不省」とは?意味と使い方!類語や英語を紹介!

「人事不省」という言葉の意味を知っている人は、どのくらいいらっしゃるでしょうか? 「人事」という言葉は、会社の部門で使われている言葉ですが、「人事不省」となるとかなり解釈が異なってきます。

そこで今回は、この「人事不省」について説明をしていくことにします。

人事不省

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「人事不省」とは?意味と使い方!類語や英語を紹介!>


目次

  • 「人事不省」の意味とは?
  • 「人事不省」の読み方
  • 「人事不省」を使った言葉と意味を解釈
  • 「人事不省」使った例文と意味を解釈
  • 「人事不省」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え
  • 「人事不省」の英語(解釈)など
  • 「人事不省」と「前後不覚」の違い


「人事不省」の意味とは?

「人事不省」とは「重たい病気や大きな重怪我で意識を完全に失うこと」、あるいは「昏睡(こんすい)状態に陥ること」を意味する四字熟語です。

一般的に「人事」という言葉は、「企業や団体、組織で職員の処遇を決定する業務のこと」を言っており、「人事制度」となると、「従業員の処遇を決定する仕組み」を指しています。

しかし、「人事不省」の「人事」は「人としての感覚、意識」を指しており、「不省」は「意識がはっきりとしない」という意味があります。



「人事不省」の読み方

「人事不省」「じんじふせい」という読み方になりますので、「不省」の部分を「ふしょう」と読まないように注意しましょう。

「人事不省」を使った言葉と意味を解釈

では、「人事不省」を使った言葉の意味を解釈していくことにします。

  • 「人事不省状態」

「人事不省状態」

「人事不省状態」とは、まさに「今、昏睡状態に陥り意識が失くなっている」ということを言っています。

この状態は生命の危険にさらされていることで、予断を許さない状況にあることを言っています。



「人事不省」使った例文と意味を解釈

では、ここで「人事不省」を使った例文を見ていくことにしましょう。

  • 「人事不省」使った例文1
  • 「人事不省」使った例文2

「人事不省」使った例文1

「彼は人事不省から何とか目覚めて、復活することができたのです。家族も涙を流して喜んでいます」

死の淵から何とか助かったのでしょう。

それまで意識を失くして、死ぬかもしれないという不安が家族の中にあったのですから、意識を取り戻した時の家族の喜びは格別なものがあるはずです。

「人事不省」使った例文2

「どのように健康な人でも、ちょっとした気の緩みから人事不省に陥る可能性はあるものです。日頃の健康管理がとても大切だということです」

日頃、ごく普通に生活が営めることができる人ほど、健康管理には気を付けなければなりません。

健康管理をおろそかにしていた結果、急に病が襲いかかり、「人事不省」となることがあるのですから。

「人事不省」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え

「重病で意識を失くしてしまう」という意味を持つ「人事不省」は、似ている言葉として、どのような類義語があるでしょうか?

  • 「無意識」
  • 「失神」

「無意識」

「無意識」という言葉が、「人事不省」の類義語として挙げられます。

「自己、または環境の正常な意識に欠けている状態」ということを指していますが、病で意識を失う場合に使われます。

また、違うケースでは、自分が意識しない状態でも、何かしらの行動を起こしてしまう時に使われることもあります。

例えば、条件反射的な動きをした時で無意識の状態であることが多く、身体が勝手に反応してしまうような場合です。

「失神」

「失神」「人事不省」に近い意味を持っており、類義語として扱うことができるでしょう。

「失神」とは「脳に血液が十分通わないことが原因となり、自然に起きた意識喪失」のことです。

「卒倒」「気絶」という言葉で言い換えることもできますが、この「失神」も本人の意識とは関係なくいきなり襲いかかってくることがあります。

「人事不省」の英語(解釈)など

人事不省 meaning in english

「人事不省」を英語で訳すと、“lose consciousness”というイディオムで表現することができ、この熟語は「意識を失う」という意味になります。

「人事不省」と「前後不覚」の違い

「人事不省」と似ている四字熟語に「前後不覚」という意味がありますが、これらの2つの熟語の解釈はかなり異なってきます。

「前後不覚」とは、「物事の後先が分からなくなるくらいに正常な意識を失すこと」という意味があるのですが、「前後」は時間的な流れの中での「前」「後」のことで、「覚」「意識する」という意味合いを持っています。

一方の「人事不省」「病や怪我で意識を失くす」という意味から、「前後不覚」には、「病」「怪我」という「意識を失くす要因」が含まれていません。

「昨晩は仕事帰りにお酒を飲み過ぎて、前後不覚になってしまった」というような活用ができますので、参考にしてみてください。

icon まとめ

「人事不省」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、普通に触れている「人事」とは、全く意味が異なる解釈で使われる言葉であることがお分かり頂けたかと思います。

今、私達が身を置いているビジネス業界では大きくワークスタイルが変化していこうとしています。

「働き方改革」の流れの中で精神的な抑圧や負担が軽くなりつつあるのですが、その分だけ単位時間当たりの労働の負荷が重たくなってくる可能性もあります。

したがって、「人事不省」とならぬよう、今まで以上に自分の健康管理をしっかりとやっておかなければならないと思うのです。