「フォカヌポウ」とは？元ネタ・使い方

「フォカヌポウ」とは?

フォカヌポウとは、「笑い声の表現」の為に使う言葉です。

それも、「気持ちの悪い笑い」のことだと解釈してください。

「オタク」がいかにもしそうな笑い方だという意味で使うので、要はそのオタクを馬鹿にして使う表現となっています。

「フォカヌポウ」の元ネタや歴史

フォカヌポウの元ネタは、2008年に「オタクとはこういうものだろ」と2ちゃんねるに想像で書き込まれたある発言です。

その中にあった、オタクが発したとされる下の一文が語源となっています。

フォカヌポウwww拙者これではまるでオタクみたいwww

どこからこの「フォカヌポウ」と出てきたのか分かりませんが、この言葉にとてもインパクトがあったことから、その後「オタクが笑う際に使う表現」と認識され、広く使われるようになりました。

「フォカヌポウ」を使い方や例

フォカヌポウの使われ方として多い例です。

上の表現は、例え話として発言され、こちらも有名になりました。

• 拙者「ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」
• 「○○でござるか？ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」

拙者「ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」

オタクと思われる人物が、誰かにこのように発言したことに対し、どのような反応になるかと発言された2ちゃんねるの書き込みが元ネタです。

拙者「ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」と使うことで、相手の反応を見る為に用いられます。

これに対してどう返してくるかで、2ちゃんねるに対しての造詣の深さが分かると言っていいでしょう。

「○○でござるか？ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」

オタクが登場したというシチュエーションを表す言葉です。

「お呼びでござるか？ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」や、「もしかして拙者のことでござるか？ﾌｫｶﾇﾎﾟｳｗｗｗｗｗｗ」などと使われる表現で、わざと自分がそのようなタイプの人間だと言いたい(その時のキャラ設定で)時に使うことも多いです。

あなたが選ぶオタク川柳大賞にも「フォカヌポウ」は出てくる?

オタク川柳大賞とは、2005年から毎年開催されているインターリンク社主催の川柳コンテストで、オタクの心情をよく理解した数多くの作品が投稿されています。

その第7回(2012年)で4位に輝いたのが、「デュフフコポォ オウフドプフォ フォカヌポウ」という、一見意味の分からない作品でした。

しかし、最後のフォカヌポウにインパクトがあった為か、とても話題になりました。

ちなみに、「デュフフコポォ」や「オウフドプフォ」も「ファカヌボウ」と同様の意味のある言葉で、オタクがいかにも笑い声として出しそうな表現として使われることがあります。