「ひなだお」の意味とは?「おいたん」や元ネタ、使い方についても紹介!
この「ひなだお」は、スラングとしてそこまで定着している訳ではありませんが、知っておくと、いざ使われた際にすぐに意味が分かるでしょう。
目次
- 「ひなだお」とは?
- アニメ「パパのいうことを聞きなさい!」とは?
- 話題となった理由
- 「おいたん」とは?
「ひなだお」とは?
ひなだおは、「パパのいうことを聞きなさい!」というアニメの中で、主人公の小鳥遊ひな(たかなしひな)がそのように発したセリフです。
自分の名前を伝える時に発したもので、小さな子供の小鳥遊ひな役の声優の名演技もあり、かなり可愛らしい言い方だったことから、ネット上で自分の存在のアピールにこの「ひなだお!」と使う人が序々に現れてきた次第です。
例えば、ネットゲームでログインをした最初の挨拶で、「ひなだお!今北」などと使われています。
アニメ「パパのいうことを聞きなさい!」とは?
この「パパのいうことを聞きなさい!」は、松智洋氏によるライトノベルが原作です。
それがアニメ化され、2012年の1〜3月にかけて放送されました。
その4月には、PSP用にアニメの絵やストーリーを基準にしたゲームが発売されたほど、当時は人気のあったアニメです。
ストーリーは、大学生である瀬川祐太が、訳あって空、美羽、ひなという三姉妹と同居するようになるというラブコメもので、その最初の自己紹介の際に、ひなが発したセリフがこの「ひなだお!」でした。
話題となった理由
先にも書きましたが、このひなの「ひなだお!」という言い方がとても可愛らしかったことで、このアニメが好きな人が色々な所で使い始めたことから、序々に広まっていった言葉です。
その小鳥遊ひなを演じていたのは五十嵐裕美氏という声優で、役柄は3歳という設定でしたが、この「ひなだお!」も含め、本当にその年齢の女の子のような数々の演じ方は見事だとしかいい様がありませんでした。
キャラ自体の可愛らしさもありますが、この演技のうまさが話題になった最大の理由でしょう。
同氏は数々のアニメで女性キャラを演じる人気声優の1人で、ドラえもんの登場人物(一話限定)の声優になったこともあります。
「おいたん」とは?
同アニメで同じくひなが「おじさん」と言いたくて発したのが、この「おいたん」です。
3歳という設定なので、実際にこのような言い方をしてもおかしくなく、また、これも言い方が可愛らしかったので、スラングとまでは言いませんが、好んで使う人が居る言葉です。
「ひなだお」は、アニメのキャラのセリフがそのままスラングになるというケースは決して珍しくありませんが、インパクトという面からでなく、キャラや声優の演技からそうなったというあまりないケースだと言えるでしょう。