「なるほどsundayじゃねーの」とは?意味と使い方!元ネタ
「なるほどsundayじゃねーの」という漫画「テニスの王子様」の登場人物のセリフを元ネタにしている言葉について解説します。
目次
- 「なるほどsundayじゃねーの」の意味とは?
- 「なるほどsundayじゃねーの」の元ネタ
- 「なるほどsundayじゃねーの」の意味
- 「なるほど○○じゃねーの」の使い方
- 「なるほどsundayじゃねーの」の派生語
- 「テニスの王子様」について
「なるほどsundayじゃねーの」の意味とは?
「なるほどsundayじゃねーの」とは、インターネット上の掲示板やSNSなどで使用されることがある言葉です。
「なるほどsundayじゃねーの」は、許斐剛(このみ・たけし)が作者である人気漫画「テニスの王子様」が元ネタになって生まれた言葉です。
基本的にはツイッターやインスタグラムなどのSNSにおいて、日曜日の日に「なるほどsundayじゃねーの」とちょっと格好良いイメージでつぶやかれることが多いのです。
何らかの周囲の変化や状況などから「今日が日曜日であることに、今気づいたよ」という感じで、「なるほどsundayじゃねーの」と書き込む人がいるのです。
「なるほどsundayじゃねーの」の元ネタ
「なるほどsundayじゃねーの」の元ネタは、漫画「新テニスの王子様」の公式キャラクターガイドである「ペアプリVol. 1」の4〜7ページに掲載されていた跡部景吾(あとべけいご)のセリフです。
氷帝学園テニス部のトッププレイヤーで跡部財閥の御曹司でもある跡部景吾が、自家用ジェットから学校の屋上へと飛び降りた際、学校に誰もいないことに気づいて、携帯電話の画面で曜日を確認しました。
その時に跡部がクールにつぶやいたのだが、「なるほどSUNDAYじゃねーの(元ネタの英語は大文字です)」というセリフだったのです。
この跡部景吾のクールな行動とセリフにインパクトがあったため、すぐにインターネット上で広まって、日曜日や何かに気づいた時に「なるほどSUNDAYじゃねーの」と格好つけてつぶやく人が増えたのです。
「なるほどsundayじゃねーの」の意味
「なるほどsundayじゃねーの」の直接的な意味は、日曜日に特有の状況・変化などに気づいた時に、「なるほど、今日は日曜日だったね」という意味になります。
「テニスの王子様」の元ネタでは、跡部景吾が日曜日であることに気づかずに自家用ジェットで学校にやってきたという間抜けな状況にも関わらず、落ち着いて日曜日であることを確認して、「なるほどSUNDAYじゃねーの」とクールに言い放っています。
このことから、「今日の曜日」について自分が勘違いしていても、恥ずかしがったり気後れしたりすることなく、「クールな態度で格好つけて日曜日である現実に納得する」という意味合いがあります。
「なるほど○○じゃねーの」の使い方
「なるほどsundayじゃねーの」から派生して、「なるほど○○じゃねーの」という言葉が使われることもあります。
この場合、「なるほど○○じゃねーの」の「○○の部分」に、「自分が今気づいたこと、今確認したこと」や「自分が確認して改めて納得したこと」を入れるという使い方になります。
「なるほどmondayじゃねーの」や「なるほど敗北じゃねーの」などのように、格好つけて何かに気づいたことを表現することができます。
「なるほどsundayじゃねーの」の派生語
「なるほどsundayじゃねーの」という言葉から生まれた派生語について解説していきます。
- 「なるほど四時じゃねーの」
- 「なるほど○○じゃねーの」
「なるほど四時じゃねーの」
「なるほど四時じゃねーの」は「なるほどsundayじゃねーの」から派生した言葉で、主にツイッターのユーザーが、毎日、午前四時になると一斉に投稿することがある定型句になっています。
インターネットで無駄に夜更かしした人が、「なるほど、気づけばもう4時ですね」とクールに言い放っているニュアンスがあります。
「なるほど四時じゃねーの」と「なるほどsundayじゃねーの」を自動投稿するツイッター上のツールは、九千人以上もの人が使用しているとされます。
「なるほど四時じゃねーの」は、「なる四」「なる四時」という略語も使われます。
「なるほど○○じゃねーの」
「なるほどsundayじゃねーの」は上記したように、「なるほど○○じゃねーの」という派生語も生みました。
何かに気づいた時や何かを確認して納得した時などに、「なるほど○○じゃねーの」と書き込むことで、その気づいたこと(納得したこと)にクールな格好つけた態度で言及できるのです。
例えば、「なるほど事件じゃねーの」や「なるほど体調不良じゃねーの」、「なるほどお祝いすべきじゃねーの」「なるほど奇跡じゃねーの」など、「なるほど○○じゃねーの」は自分が今気づいて納得したことを入れることで、自由にアレンジできます。
「テニスの王子様」について
漫画「テニスの王子様」(作者・許斐剛(このみ・つよし、1970年〜)は、1999年から2008年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された中学校のテニス部を題材にしたスポーツ漫画です。
略称は「テニプリ」であり、続編として「新テニスの王子様」も描かれました。
「テニスの王子様」はジャンプで連載された少年漫画ですが、主人公の越前リョーマはじめ、個性的なイケメンのテニスプレイヤーが数多く登場する漫画であるため、腐女子と呼ばれる女性のオタクにも大人気になりました。
「テニスの王子様」は単行本が累計4500万部も売れた漫画だけに留まらず、アニメ化・映画化・ゲーム化・実写化もされていて、日本の漫画・アニメを代表する作品の一つになっています。
「なるほどsundayじゃねーの」という言葉について徹底的に解説しましたが、「なるほどsundayじゃねーの」とは「日曜日特有の現象に気づいて「なるほど、今日は日曜日だったのか」と納得しながら言う時の言葉」です。
「なるほどsundayじゃねーの」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。