「オーキードーキー」とは?意味と使い方!元ネタ
オーキードーキーは、英語のスラングの1つです。
それが日本語としても使われるようになったと考えていいでしょう。
目次
- 「オーキードーキー」の意味とは?
- 「オーキードーキー」の語源や由来
- 「オーキードーキー」の言葉を使ったアニメやゲーム
- 「オーキードーキー」を使うときの注意点
- 「オーキードーキー」を使った例文や使用例
「オーキードーキー」の意味とは?
オーキードーキーとは、「OK」と言いたい時に使う表現です。
要はその言い換え表現ですが、かなりくだけた言い方になるので、使う際には注意が必要です。
日本語で言えば、「はいよー」といった感じの表現になり、あくまで気が知れた仲で使う言葉です。
その為、英語では主に子供が使う表現で、日本語としても、スラングとしてネット上で使う程度にしておいた方がいいでしょう。
「オーキードーキー」の語源や由来
この「オーキードーキー」は、アメリカのドラマで小役が「OK」と言うところを、ふざけてこのように言ったのが由来だと言われています。
もちろん台本通りなのでしょうが、アメリカの子供の間では、比較的短い言葉の発音時に、「韻」を踏んだこのような言い方が流行っています(いわゆる「言葉遊び」です)。
「韻」と言えば「ラップ」ですが、それも、この言葉遣いの流行りから生まれたと言われています。
「OK」は、軽い言い方で"Okey"(オーキー)と発音することがあり、これに韻を踏み、「ドーキー」と合わせた言い方が、「オーキードーキー」です。
いかにも子供が好みそうな言い方で、アメリカでは大人はまず使わない表現ですが、日本では若者がこれを真似して、ネット上で「OK」という意味で使うようになりました。
「オーキードーキー」の言葉を使ったアニメやゲーム
この「オーキードーキー」という作中に言葉が出てくるアニメやゲームです。
意味は「OK」だと考えていいでしょう。
- 「シュタインズゲート」
- 「アマガミ」
- 「マリオ」
「シュタインズゲート」
「シュタインズゲート」というゲーム内で、阿万音鈴羽がこの「オーキードーキー」とよく使っています。
実際には「おきどき」という言い方ですが、明らかに「オーキードーキー」のことで、意味も「OK」のことだと分かります。
このキャラクターは、アニメ内で重要な役割を担っていることから、このセリフも何のことだと注目されたものです。
ちなみにアニメの放送は2011年のことでしたが、いわゆるエピソードゼロ(その前日譚)に当たる「シュタインズゲート・ゼロ」が2018年に放送されました。
ジャンルは共に、タイムトラベルもののSFファンタジーです。
「アマガミ」
恋愛シミュレーションゲームとして登場した「アマガミ」というゲームで、森島はるかというメインヒロインの一人が、「了解!」という意味で、「オーキードーキー!」と喋るシーンがあります。
このゲームの発売は2009年で、プレイステーション2用のソフトでした。
「マリオ」
かつてのゲームハードの「NINTENDO64」で発売された「スーパーマリオ64」内のマリオが、この「オーキードーキー」と喋っていました。
と言うことは、このゲームが発売された1996年には既に「オーキードーキー」というフレーズが存在していたということになります。
語源の項で挙げた、アメリカのアニメの放送がいつだったのかということは分かっていませんが、少なくともその登場から20年以上は経っていると考えていいでしょう。
それを今でも普通に日本でスラングとして見掛けることがあるのは、これらのアニメやゲームの影響からかも知れません。
「オーキードーキー」を使うときの注意点
前述したように、このフレーズはアメリカでは主に子供が使う言葉で、お母さんに何か言われた時に、ふざけて返事をするというシチュエーションでよく聞かれる表現です。
日本では、主にネット上で使われるスラングという扱いなので、リアルで用いる機会はあまりないと思いますが、使うとしても、仲間内だけにしておきましょう。
「オーキードーキー」を使った例文や使用例
オーキードーキーを使った例文です。
ネット上だけでなく、リアルで使っているものも挙げていきます。
- ゲームの内チャットで
- リアルの車内にて
ゲームの内チャットで
「次の洞窟、俺が先頭でいい?」
「オーキードーキー!」
パーティー内の、誰が先頭でその洞窟に入るかという話し合いで使っている例文です。
ゲーム内で同一パーティーの人が相手であれば、ちょうどいい表現かも知れません。
リアルの車内にて
「あ、次の交差点を左折して」
「オーキードーキー」
一緒に車で移動するような仲であれば、リアルでこの表現を使っても大丈夫でしょう。
ただし、あまり仲がよくない人の前ではやめておいた方が無難です。
リアルで用いられている例としては、サークル内で軽い相槌のように使ったり、遊び仲間同士で「OK!」と言いたい時に、「オーキードーキー!」と勢いよく使うような場面が挙げられます。
この言葉はリアルでは、それくらいの関係の中で使ってください。
オーキードーキーは、アメリカでは子供が好んで使う言葉だけに、日本でも使い方には注意が必要です。
ネット上であれば、他のスラング同様に用いて構いませんが、リアルでは慎重に使った方がいいでしょう。