「アフィチル」とは？意味と使い方！元ネタ

「アフィチル」の意味とは?

アフィチルとは、「アフィリエイトサイト・チルドレン」を略した言葉です。

つまり、アフィリエイトサイトばかり好んで閲覧している人のことで、そのような人は「子供」だという意味をもたせて「チルドレン」と表現しています。

ここで言うアフィリエイトサイトとは、数々の「2ちゃんねるのまとめサイト」のことに他ならず、まとめサイトばかり見ている(直接2ちゃんねるを利用せず、まとめサイトで済ましてしまっている)ことに対して批判の意味が込められている言葉だと考えてください。

「アフィサイト」の解説・仕組み・問題点

そもそも「アフィサイト」(アフィリエイトサイト)とは、そのサイトが閲覧される度に管理者に収益の入るサイトを指す言葉です。

2ちゃんねるはご存知のように、膨大な広さがあり、その全てを毎日のように閲覧するのは不可能だと言っていいでしょう。

そこで、その中から役に立つ情報だったり、面白い情報を厳選してまとめているのが「2ちゃんねるのまとめサイト」です。

その手のサイトを見ていれば、2ちゃんねるで今新たに話題になっていることが簡単に分かるという訳です。

当然、それらのサイトはアフィリエイトとして運営されています。

しかし、そのような行為は、2ちゃんねる自体ではなく、まとめサイトに収益をもたらすことになります。

2ちゃんねる自体もアフィリサイトの1つということもあり、そこではない所の為になってしまうという点と、直接利用してこその2ちゃんねるだという見解から、「アフィチル」と呼ばれる人たちは、2ちゃんねるの常連からはあまりよくは思われていないのです。

「アフィチル」の関連語について解釈

アフィチルに絡む言葉の解釈です。

無料でプレイできるゲームも、実はその1つなのです。

• 「アフィブログ」
• 「基本プレイが無料のゲーム」

「アフィブログ」

個人的なブログでも、種類によってはアフィリエイトサイトとして運営することが可能です。

やはり、閲覧がある度に収益になったり、そこで紹介した商品やサービスが購入されると、その金額に応じた報酬が得られるような仕組みになっている場合があります。

無料ブログでは、そのような行為は禁止されていることが多いですが、有料スペースでブログを作り、このアフィブログとして公開されているものが無数に存在しています。

要はブログ形式だというだけで、本質的にはアフィサイトと同じです。

「基本プレイが無料のゲーム」

スマホゲームのほとんどはこのスタイルとなっていますが、これは、無料でプレイされても収益になるからに他なりません。

このようなゲームでは、ゲーム画面の下などに広告バナーが表示されており、それだけで運営側は収益になっています。

つまりは課金行為がなかったとしても、ゲーム自体がアフィリエイトなので、ある程度の収益はプレイしてもらえるだけで得られる仕組みです。

「アフィチル」を使った例文と解釈

アフィチルを使った例文の意味の解釈です。

決していい意味で使う言葉ではありません。

• 「最近はアフィチルばかりでつまらなくなった」
• 「アフィチルが増えているのは何故なんだ?」

「最近はアフィチルばかりでつまらなくなった」

2ちゃんねるは、直接利用してこそ書き込みや、リアルタイムの反応が楽しめるサイトです。

まとめサイトだけを見ていれば、書かれた(話題になった)情報こそ分かりますが、リアルタイムで閲覧する(書き込み行為も含めた)面白さは分からないでしょう。

そのような人ばかりになると、2ちゃんねるの常連の人にとっては面白くないのは当然です。

「アフィチルが増えているのは何故なんだ?」

これには色々な理由が考えられますが、その1つに、同じ時間を使うなら、スマホゲームなどの方が楽しいと考える人が増えているからでしょう。

2ちゃんねるは昔から存在する巨大掲示板で、スマホが登場する前から既に存在しています。

その頃と比べると、ネットで行えることが格段に増えている為、それまで2ちゃんねるに集まっていた人が他のゲームなどに時間を使うようになり、まとめサイトだけで済ましてしまう人も増えたというのも仕方のないところでしょう。

「アフィカス」とは?

この「アフィカス」は、アフィサイト(主に2ちゃんねるのまとめサイト)の運営者のことを指して使う言葉です。

自分で書いたものでもない、2ちゃんねるから集めただけ情報で収益を得ていることから、このような蔑称で呼ばれることが少なくありません。

以前、これについては問題になったことがありますが(2ちゃんねるでは、そこにある情報で収益を得るような行為が禁止されている為)、結局、アフィエイトであればグレーゾーンではあるものの、直接の利益とはしていないという見解のまま、今日に至っています。