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「縷縷」とは?読み方や意味と使い方!類語や英語を紹介!

「縷縷」とは、「こまごまと詳しく話すこと」「細く長く途切れずに続いているさま」です。

「縷縷」「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え・ハンドメイドニットブランドの縷縷夢兎・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。

縷縷

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「縷縷」とは?読み方や意味と使い方!類語や英語を紹介!>


目次

  • 「縷縷」の意味とは?
  • 「縷縷」の読み方
  • 「縷縷」の使い方
  • 「縷縷」を使った言葉と意味を解釈
  • 「縷縷」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「縷縷」の類語や言い換え(シソーラス)
  • ハンドメイドニットブランド「縷縷夢兎」とは?
  • 「縷縷」の英語と解釈


「縷縷」の意味とは?

「縷縷」の意味とは?

「縷縷」の言葉には、以下のような意味があります。

「縷縷」は、「縷々」と漢字表記されることも多くあります。

  • 「縷縷」の意味1:詳細に述べる
  • 「縷縷」の意味2:細く長く続く

「縷縷」の意味1:詳細に述べる

「縷縷」の意味は、「こまごまと詳しく話すこと」「詳しく細かく述べること」になります。

「縷々」という言葉は「詳細に長く話すこと」を意味していて、慣用的に「縷々説明する・縷々として語る」などの言い方がよく使われます。

例えば、「父が仕事について縷々として語ると、何時間も付き合わされるので早めに切り上げたいのです」などの文章でその意味を示せます。

「縷縷」の意味2:細く長く続く

「縷縷」の意味は、「糸のように細く長く続くこと」「途切れることなく長く続くさま・果てしなく続くこと」になります。

「縷々」という言葉は「細く長く続くこと」を意味していて、「縷々たる不満と怒りが湧き上がってきました」などの文章でその意味を示すことができるのです。



「縷縷」の読み方

「縷縷」の読み方

「縷縷」の読み方は、「るる」になります。

「縷縷」の使い方

「縷縷」の使い方

「縷縷」の使い方は、「ある物事についてこまごまと詳しく話す場合」「ある現象・物事が糸のように細く長く続く時」に使うという使い方になります。

「縷々」の慣用的な使い方には、「縷々たる・縷々として・縷々説明する」などがあります。

例えば、ある事柄について詳細に述べる場合には、「縷々として語る彼女の姿を見ていると、そのショックの大きさが伝わってきました」などの文章で使えます。

また、ある物事が細く長く続いている時には、「テーマパークのエントランスには、縷々たる人々の行列が果てしなく続いていました」などの文章で使用できるのです。



「縷縷」を使った言葉と意味を解釈

「縷縷」を使った言葉と意味を解釈

「縷縷」を使った言葉とその意味を解釈していきます。

  • 「縷縷綿綿」
  • 「縷縷たる」

「縷縷綿綿」

「縷縷綿綿(るるめんめん)」の言葉の意味は、「中身のない聞く価値の低い話が、長くてくどいこと」「内容のない話がいつまで経っても終わらないくらいに長いこと」になります。

「縷縷」「糸のように細く長く続くこと」を意味していて、「綿綿」「途切れることなくずっと続くさま」を意味しています。

例えば、「縷々綿綿として長話を聞かされる人の立場にもなってみてください」などの文章で使用することができます。

「縷縷たる」

「縷縷たる(るるたる)」の言葉の意味は、「途切れることなく延々と続いているさま」「いつまでも細く長く続いていること・果てしないこと」になります。

例えば、「被災者が次から次に病院に運び込まれてくる縷縷たる状況は、まったく収束する様子が見えなかった」などの文章で使うことができます。

「縷縷」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「縷縷」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「縷縷」を使った例文や短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「縷縷」を使った例文1
  • 「縷縷」を使った例文2

「縷縷」を使った例文1

「定期的に到着する満員電車に人が押し込められて通勤する光景が、縷々として繰り返されていました」

この「縷縷」を使った例文は、「定期的に駅に着く満員電車に人が押し込められて通勤する光景が、途切れることなく長く繰り返されていた」ということを意味しています。

この例文の「縷々として」「細く長く続いていて」という意味になります。

「縷縷」を使った例文2

「あなたの友人が今どうしているかについては、縷縷説明していきます」

この「縷縷」を使った例文は、「あなたの友人が今どうしているかについては、これから細かく詳細に説明していきます」ということを意味しています。

この例文の「縷々」は、「詳細に語る」の意味のニュアンスがあります。

「縷縷」の類語や言い換え(シソーラス)

「縷縷」の類語や言い換え(シソーラス)

「縷縷」の類語や言い換え(シソーラス)について、分かりやすく解説していきます。

  • 「絶えず・間断なく」
  • 「綿綿」
  • 「詳細に話す」

「絶えず・間断なく」

「縷縷」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「絶えず・間断なく(かんだんなく)」があります。

「絶えず」の意味は、「途中で絶える(終わる)ことがない」になります。

「間断なく」というのは、「絶え間なく続いているさま」を意味しています。

細く長く途切れることなく続く「縷縷」とほとんど同じ意味合いを持つ類語(シソーラス)として、「絶えず・間断なく」が上げられます。

「綿綿」

「縷縷」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「綿綿(めんめん)」があります。

「綿綿」の言葉の意味は、「長く続いていて途切れることがないさま」「間断なく長く話すこと」などになります。

細く長く続いているさまを意味する「縷縷」の言葉は、「綿綿」という言葉に言い換えられるのです。

ただし、「縷縷説明する」という言い方はできても、「綿綿説明する」という言い方はできないので注意も必要です。

「詳細に話す」

「縷縷」の類語(シソーラス)・言い換えとして、「詳細に話す」があります。

「縷縷」という言葉は、「細部に至るまで細かく話す」という意味があります。

その意味から、「縷縷」とほぼ同じ意味合いを持つ類語(シソーラス)として、「詳細に話す」を指摘することができます。

ハンドメイドニットブランド「縷縷夢兎」とは?

ハンドメイドニットブランド「縷縷夢兎」とは?

ハンドメイドニットブランド「縷縷夢兎(るるむう)」とは、デザイナーの東佳苗氏(1989年〜)が学生時代に立ち上げたニット専門のアパレルブランドで、手作りで一点もののハンドメイドニットの各種衣料を作製・販売しています。

「縷縷夢兎」では、「女の子の今」をデザインとして意匠化した一点ものの手作りニットを不定期開催の個展で販売してきましたが、2019年にはハンドメイド製品から量産アイテムまでを幅広く販売する新ブランド「ルルムウ(rurumu:)」を新たに設立しています。

「ルルムウ(rurumu:)」は、「2019年春夏コレクション」で得意なニット素材のワンピースやビスチェ、スカート、カーディガン、更にレースとリボンをデザインしたトップス、トートバッグなど計14点のアイテムを発表しています。

「縷縷」の英語と解釈

「縷縷」の英語と解釈

「縷縷」を意味する英語は、“unceasingly”(絶え間なく・不断に)、“continuously”(連続的に)、“explain〜in detail”(〜を詳細に説明する)などになります。

  • “He made unceasing effort for next examination.”
  • “She explained her mother's situation in detail for two hours.”

“He made unceasing effort for next examination.”

この「縷縷」を使った英語の例文は、「彼は次の試験に向けて、縷縷として努力していました」を意味しています。

「絶え間なく・細く長く」の意味の「縷縷」は、“unceasing”“continuous”の形容詞の英単語で表現できます。

この例文と同じ意味合いは、“He made an effort for next examination unceasingly(continuously).”の副詞的用法でも表せます。

“She explained her mother's situation in detail for two hours.”

この「縷縷」を使った英語の例文は、「彼女は母の状態(現状)について、2時間もかけて縷縷説明しました」を意味しています。

icon まとめ

「縷縷」という言葉について徹底的に解説しましたが、縷縷には「こまごまと詳しく話すこと」「細く長く途切れずに続いているさま」などの意味があります。

「縷縷」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「絶えず・間断なく」「綿綿」「詳細に話す」などがあります。

「縷縷」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。