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「言外」とは?意味と使い方!例文!類語や英語を紹介!

「言外」という言葉の意味や読み方、使い方を紹介します。

また「言外」を使った言葉や「言外」を使った例文を紹介して行きます。

さらに「言外」の類語や、「言外」の英語や例文を紹介して行きます。

言外

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「言外」とは?意味と使い方!例文!類語や英語を紹介!>


目次

  • 「言外」の意味とは?
  • 「言外」の読み方
  • 「言外」の言葉の使い方
  • 「言外」を使った言葉と意味を解釈
  • 「言外」を使った例文や短文など
  • 「言外」の類語や言い換え
  • 「言外」の英語・例文など


「言外」の意味とは?

「言外」の意味とは?

みなさんは「言外」という言葉を知っているでしょうか。

「言外に○○を言っている」などという言い回しを聞いた事がある人もいるかもしれません。

一方で「言外」という言葉を今回初めて知ったという人もいるでしょう。

「言外」には、「直接言葉には出さない部分」という意味があります。

「言葉の外」と覚えておくと、「言外」の意味を覚えやすいかもしれません。

言葉には出さないけれど、相手が何を伝えたいのか、伝わってくる事があるでしょう。

また相手に直接言葉にして伝えられないけれど、伝えたい事があるかもしれません。

このような部分を「言外」と言います。



「言外」の読み方

「言外」の読み方

「言外」という言葉をどのように読めばいいでしょうか。

「言外」「げんがい」と読みます。

「げんそと」「ことほか」などと読み間違えないように気を付けましょう。

これを機会に「言外」「げんがい」と読む事を知っておきましょう。

「言外」の言葉の使い方

「言外」の言葉の使い方

「言外」という言葉の使い方を紹介します。

「言外」には、直接言葉に出さない部分」という意味があります。

例えばビジネスシーンでは、「今後取引できない」と相手に自分の意思を伝える事があります。

このような時に、直接「取引できない」というのではなく、遠回しに、「取引できない」という言い回しを隠しながら相手に真意を伝える事があります。

このような時、「言外に真意を伝える」という事になります。

恋愛の場面では「好き」という直接的な言葉を使わずに、相手に好きな気持ちを伝える方法があるでしょう。

このような時も「言外に好きな気持ちを伝える」などと言います。

このように、直接言葉にせずに、自分の気持ちを伝えたい時、あるいは伝わってくる時に「言外」という言葉を使ってみましょう。



「言外」を使った言葉と意味を解釈

「言外」を使った言葉と意味を解釈

「言外」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。

「言外」という言葉を、使いやすくするための言い回しを紹介して行きます。

  • 「言外に示す」の意味
  • 「言外に滲む」の意味

「言外に示す」の意味

「言外に示す」という言葉があります。

言葉の外側に、自分の本心を示したり、本当に言いたい事を表現する時、「言外に示す」という言葉を使います。

ビジネスシーンでは、本当に知りたい事を直接言ってもらえる事は少なく、「言外に示す」ケースが多くなっています。

「言外に滲む」の意味

「言外に滲む」という言い回しを使う事もあります。

例えば、嫌いな人と話をしている時、嫌いな気持ちを隠そうと思って言葉を選んでも、相手に気持ちが伝わってしまう事があります。

このような時は、言葉の外側にある感情が滲んでしまい、相手に伝わっているのでしょう。

このような時、「言外に滲む」という言い回しを使います。

「言外」を使った例文や短文など

「言外」を使った例文や短文など

「言外」という言葉を使った例文や短文を紹介して行きます。

「言外」を文章に入れる時のコツが見えてくるかもしれません。

  • 「言外」を使った例文1
  • 「言外」を使った例文2

「言外」を使った例文1

「面接官の話の『言外』から、自分は不合格なのだと感じる」

この例文のように、面接官が話す言葉の端々、または態度から、「不合格」とは言われていないのに、「完全に落ちた」と気付く事があります。

このような時は、まさに「言外」に不合格という面接官の気持ちが滲んでいると言えるでしょう。

「言外」を使った例文2

「私は彼女に対して『言外』に別れようと言っていた」

この例文のように、パートナーに「別れよう」と直接告げる事はできないけれど、内心では別れようという思いがあり、それが言葉の外に溢れる事があります。

ほとんどの場合、パートナーに、別れたいという気持ちが伝わり、相手が「別れたいの?」と聞いて来たり、身を引いて消えて行ったりします。

「言外」の類語や言い換え

「言外」の類語や言い換え

「言外」の類語や言い換えを紹介します。

「言外」と言い換えられる似た意味の言葉を紹介します。

  • 「論外」【ろんがい】
  • 「暗黙」【あんもく】

「論外」【ろんがい】

「論外」には、「議論の範囲外」という意味があります。

会議中に「君の意見は論外だ」と誰かに言われたとしたら、「あなたの意見は、議論の範囲内に入れるほどの価値がない」という意味になります。

「言外」と似た雰囲気を持つ言葉ですが、二つの言葉には意味の違いがあります。

「暗黙」【あんもく】

「暗黙」には「言葉にせず黙っている」という意味があります。

「暗黙の了解」という定型句には、「言葉にしなくても、みんなが知っていて納得している事」という意味があります。

例えばメジャーリーグでは大量リードをしたチームが盗塁をするのはご法度という「暗黙の了解」があります。

このようにルールとして明文化されているわけではありませんが、みんなが知っていて納得している事を「暗黙の了解」または「暗黙のルール」と言います。

「言外」の英語・例文など

「言外」の英語・例文など

「言外」という言葉を英語にしたい時、どのような表現を選べばいいでしょうか。

そこで「言外」の英語や例文を紹介して行きます。

  • “I capture the implicit meaning from his words”
  • “he catch the implied meaning”

“I capture the implicit meaning from his words”

この例文には「私は彼の言葉から、言外の意味を捉えた」という意味があります。

話している言葉からではなく、その外側に、彼が言いたい本当の事が潜んでいる事に気が付いたという意味です。

“implicit”には「言外の」という意味があります。

“he catch the implied meaning”

この例文には「彼は言外の意味を知る」という意味があります。

“implied”にも「言外の」という意味があります。

例えば恋人と話をしている時、直接言葉を聞かなくても、彼女が別れたがっていると気付く事があります。

このような時の心情を英文にしたものです。

icon まとめ

「言外」という言葉について見てきました。

大人になるほど「言外」の意見や真意が重要になって行きます。

特にビジネスシーンでは「腹を割って話そう」と言いながら、「言外」に真意をにおわす事がほとんどです。

「言外」に何を言っているのかを、読み取る能力が社会人生活を送る上で重要になるでしょう。