「発する」の意味とは?幼児が言葉を「発する」のは平均何歳?・英語・類語
「発する」とは、「物事が起こったり始まったりすること」や「気持ち・考えを外に表現する」などを意味する言葉です。
「発する」の「意味・読み方・英語と解釈・発すると言うの違い・使い方・例文と解釈・類語や類義表現」などについて説明していきます。
目次
- 「発する」の意味とは?
- 「発する」の読み方
- 「発する」の英語(解釈)
- 「発する」と「言う」の違い
- 「発する」の言葉の使い方
- 「発する」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなど(意味を解釈)
- 「発する」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「発する」の類語や類義表現
- 幼児が言葉を「発する」のは平均何歳?
「発する」の意味とは?
「発する」という言葉には、以下のような意味があります。
- 「発する」の意味1:起こる・始まる
- 「発する」の意味2:思いや考えを現す、言葉にする
- 「発する」の意味3:出発する
- 「発する」の意味4:放射する・打ち出す
「発する」の意味1:起こる・始まる
「発する」の意味は、「物事が起こったり生じたりすること(起こすこと)・何かが始まること」になります。
例えば、「この喧嘩は、去年の人間関係のトラブルに端を発しています」や「この格闘技は柔道に源を発しています」などの文章で意味を示せます。
「発する」の意味2:思いや考えを現す、言葉にする
「発する」の意味として、「思いや考えを外に現すこと・言葉にすること」や「感情などが外に現れ出ること」があります。
例えば、「怒り心頭に発して彼を怒鳴りつけました」や「その人に賛成する言葉を発しました」などの文章で使用できます。
「発する」の意味3:出発する
「発する」の意味は、「(今いる地点を出て)出発すること」になります。
例えば、「彼女はビジネスの契約のため、明日にもロサンゼルスに向けて東京を発します」「あなたはいつここを発する予定ですか?」などの文章でその意味を示せます。
「発する」の意味4:放射する・打ち出す
「発する」の意味として、「光・音・においなどを放射(放出)すること」や「矢などを打ち出すこと」があります。
例えば、「汚泥が蓄積している川から悪臭が発しています」や「毎晩、大きな騒音を発している家の人に苦情を言いたいと考えています」などの文章で、その意味を示せます。
「発する」の読み方
「発する」の読み方は、「はっする」になります。
「発する」の英語(解釈)
「発する」の英語とその意味の解釈は、以下のようになります。
“happen”、“rise(arise)”(「物事が起こる・生じる」の意味から、「発する」を意味します。)
“This political movement happened from anger against people's poverty. ”(この政治運動は、大衆の貧困に対する怒りから発しました。)
“start”(「物事が始まる」の意味から、「発する」を意味します。)
“Her airmail started for NewYork two days ago.” (彼女の航空便は、二日前にニューヨークに向けて発しました。)
“leave”(「出発する」の意味から、「発する」を意味します。)
“My mother left home by her car. ”(母は車で家を発しました。)
“utter a voice”(「声を発する」の英語の慣用句になっています。)
“emit”(「光を放つ・声を出す」などから、「発す」を意味します。)
“This machine emit a beam of light. ”(この機械は、光線を発します。)
「発する」と「言う」の違い
「発する」と「言う」の違いは、「発する」の言葉は「自分の内面にある感情・考えを外に現すこと」を意味していますが、「言う」の方は単純に「言葉を話す・音声言語で語る」ということだけを意味しているという違いがあります。
また「発する」という言葉には「言葉で思いや考えを表現する」の意味だけではなくて、「物事が起こる(生じる)・出発する・光などを放出する」などの色々な意味がありますが、「言う」には「言葉を話す」以外の意味がないという違いもあります。
「発する」の言葉の使い方
「発する」の言葉の使い方は、「何かの物事が起こったり生じたりする時」や「自分の内面にあるものを外部に向けて現す場合」、「音・光・においなどを外に向けて放つ場合」、「現在地を離れて出発する時」などに使うという使い方になります。
例えば、「この流行語は若者たちのSNSに発しています」や「弊社の社長が声明を発しました」、「レーザー光線を発することができます」「明日にもブラジルを発して日本に戻ります」などの文章で、「発する」の言葉を正しく使用することができるのです。
「発する」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなど(意味を解釈)
「発する」を使った言葉・慣用句や熟語・サービスなどの意味を解釈していきます。
- 「声を発する」
- 「源を発する」
「声を発する」
「声を発する」の言葉の意味は、シンプルに「声を外に向けて出すこと」になります。
「発する」という言葉には、「自分の気持ち・考えを外に向かって現すこと、言葉で表現すること」の意味もあるので、「声を発する」には「音声言語で感情・思考を表す」の意味もあります。
「源を発する」
「源を発する」というのは、「物事・現象の起源(大元)がそこから始まっていること」を意味しています。
例えば、「この川の流れは、阿蘇山の渓流(けいりゅう)に源を発します」といえば、「この川の流れが、阿蘇山の渓流に起源(水源・源泉)を持っていること」を意味していることになります。
「発する」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「発する」を使った例文や短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「発する」を使った例文1
- 「発する」を使った例文2
「発する」を使った例文1
「富士山のような存在感のある高い山から、山岳信仰が発したと推測されています」
この「発する」を使った例文は、「富士山のような存在感を感じさせる高い山から、山岳信仰(山をご神体として崇める信仰)が始まったと推測されていること」を意味しています。
「発する」を使った例文2
「フェミニストであるその女性は、男女同権社会を推進すべきであるという声明を発しました」
この「発する」を使った例文は、「フェミニストであるその女性が、男女同権社会を推進すべきであるという声明を(外の社会・他者に向かって)出したこと、現したこと」を意味しています。
「発する」の類語や類義表現
「発する」の類語や類義表現について、分かりやすく解説していきます。
- 「語る・言う・始まる」
- 「出発する・放射する・起こる(生じる)」
「語る・言う・始まる」
「発する」の類語・類義表現として、「語る・言う・始まる」があります。
「発する」には慣用句として「言葉を発する」の言い方があり、「自分の考え・思いなどを外に表すこと」の意味になります。
それとほぼ同じ意味を持つ類語として、「語る・言う」を指摘できます。
また「発する」には、「物事が新たに始まる」の意味もあるので、類義表現として「始まる」が上げられます。
「出発する・放射する・起こる(生じる)」
「発する」の類語・類義表現として、「出発する・放射する・起こる(生じる)」があります。
「発する」の言葉には、「現在地からどこかへ向けて出発する」や「新たな物事が起こる・生じる」の意味があります。
更に「発する」には、「光線や信号などをどこかに向けて放出する」という意味もあります。
これらの意味から、「発する」の類語として「出発する・放射する・起こる(生じる)」が上げられます。
幼児が言葉を「発する」のは平均何歳?
幼児が言葉を発する年齢には個人差がありますが、幼児が意味のある「初語(しょご)」を話すのは、平均的に「生後12ヶ月前後(1歳前後)」になっています。
初語というのは、乳幼児が初めて話す意味のある言葉(単語)のことで、初語に見られやすい単語として「ママ・パパ・ワンワン・ブーブー・ニャンニャン」などがあります。
2歳前後の幼児に成長すると、「ワンワンが来た・ママ、こっちよ」などの二語文を話せる子供が増えてきて、5個前後の単語を習得してきます。
幼児は「生後18ヶ月〜24ヶ月以降」にかけて、「ボキャブラリースパート」と呼ばれる急速な語彙増加の時期に入ることになります。
「発する」という言葉について徹底的に解説しましたが、発するには「物事が起こったり始まったりすること」や「気持ち・考えを外に現すこと、言葉にして言うこと」などの意味があります。
「発する」の類語・類義表現としては、「語る・言う・始まる」「出発する・放射する・起こる(生じる)」などがあります。
「発する」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。