「頻繁」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】
「頻繁」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「頻繁」の英語や、「頻繁」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「頻繁」の意味とは?
- 「頻繁」の意味
- 「頻繁」の英語
- 「頻繁」の言葉の使い方
- 「頻繁」を使った言葉と意味を解釈
- 「頻繁」を使った例文
- 「頻繁」の類語や類義表現
「頻繁」の意味とは?
「頻繁」という言葉は、日常的に良く使われている言葉です。
「頻繁」は「ひんぱん」と読む、画数が多いけれど、それほど読み方が難しい言葉ではありません。
今日も「頻繁」という言葉を何度も使ったという人もいるでしょう。
そこで「頻繁」の意味や使い方を紹介します。
「頻繁」の意味
「頻繁」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「頻繁」には、「高頻度で同じ動作が起こる様子」という意味があります。
何かが出現したり、見えたりする事は良くありますが、それが繰り返し起こり、さらに頻度が高い場合に、「頻繁」という言葉を使います。
例えば、流星群が出現する夜は、流れ星を見る事ができます。
普通なら1時間に2、3回流れ星を見られた嬉しいような状況で、1時間に10個以上の流れ星を見る事ができたら、見える度数が多いと言えるため、「頻繁」という言葉を使えます。
「頻繁に流れ星が夜空を流れた」などという文章にする事ができるでしょう。
このように「頻繁」という言葉には、「高頻度で同じ動作が起こる様子」という意味があります。
「頻繁」の英語
「頻繁」を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。
「頻繁」は英語で、“oftentimes”(オフテンタイムズ)となります。
“oftentimes”には「しばしば」「頻繁」という意味があります。
このように「頻繁」は“oftentimes”と言う英語に直す事ができますので、英語を使う機会のために覚えておきましょう。
「頻繁」の言葉の使い方
「頻繁」という言葉をどのような場面で使えばいいでしょうか。
「頻繁」には、繰り返し出現したり、見えたりする度数が多い様子という意味があります。
一般的に出現すると思われている回数や、見えると思われている回数よりも多い時に、「頻繁」という言葉を使ってみましょう。
例えば乾燥した時期には、火事が起こりやすいですが、それにしてもサイレンの音をたくさん聞くと感じる時に、「火事が『頻繁』に起こる」と言う事ができます。
またビジネスシーンでは、営業担当者が会社に売り込みに来る回数が、通常よりも多いと感じる時に、「○○さんは、『頻繁』に営業に来る」という文章にする事ができます。
このように、出現したり見えたりする頻度が多いと感じた時に、「頻繁」という言葉を使ってみましょう。
「頻繁」を使った言葉と意味を解釈
「頻繁」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「頻繁」という言葉が含まれた、定型句のような言葉ですので、覚えておくと使い勝手がいいでしょう。
- 「頻繁に使う」
- 「頻繁に起こる」
「頻繁に使う」
「頻繁に使う」という言い回しは、良く使われます。
例えばグリーンスムージーを作る人は、ジューサーやミキサーを一般的な人よりもたくさん使うでしょう。
このような場面を「○○さんは、ジューサーを『頻繁に使う』」と表現する事ができます。
「頻繁に起こる」
「頻繁に起こる」という言い回しも、とてもよく使われます。
例えば、金縛りに遭う経験は、人生でゼロの人もいれば、数回程度という人もいるでしょう。
月に一回、金縛りに遭ったら、とても頻度が多い事になりますので、「金縛り現象が『頻度』に起こる」と言う事ができます。
「頻繁」を使った例文
「頻繁」という言葉を使った例文を紹介します。
様々な場面における「頻繁」を使った文章を見て、この言葉の使い方のコツを覚えましょう。
- 例文1
- 例文2
例文1
「車が『頻繁』に通る道のため、子供の通学路には不向きだ」
この例文に登場する道路には、通学路にするにしては、車の通りが多すぎる道路のようです。
車の通りが多すぎる道路を、小さな子供が往復するのは危険ですので、他の道路を使うか、引率者が付き添うなどの対策をすべきでしょう。
例文2
「彼女から『頻繁』に電話があり、精神的にまいってしまう」
この例文に登場する男性は、束縛の強い彼女と付き合い、精神的に限界を迎えているようです。
彼女からの連絡は、友達や家族よりも多いものですが、「頻繁」という言葉を使っているので、通常の彼女からの連絡回数を大幅に超えているはずです。
好きな人からの連絡は嬉しいものですが、多すぎると嫌いになる原因になってしまいます。
「頻繁」の類語や類義表現
「頻繁」の類語や類義表現を紹介します。
「頻繁」に良く似た言葉を知る事で、「頻繁」を他の言葉に言い換える事ができるようになります。
語彙が増える事で文章力が上がり、知的な印象を与える事ができるようになるかもしれません。
- 「しばしば」【しばしば】
- 「しきりに」【しきりに】
- 「しげく」【しげく】
「しばしば」【しばしば】
「しばしば」という言葉は、日常的に使われている言葉です。
「しばしば」には、「何度も、たびたび」という意味があります。
例えば梅雨の時期には何度も雨が降りますが、このような時の状況を「雨が『しばしば』降る」と表現する事ができます。
ちなみに「しばしば」は「屡屡」という漢字表記がされる、難読文字でもあります。
「しばしば」を漢字で書けるようになると、周囲の人に自慢できるかもしれません。
「しきりに」【しきりに】
「しきりに」という言葉も、「頻繁」と同様に良く使われている言葉です。
「しきりに」には、「何度も」「繰り返し続く様子」という意味があります。
例えば恋人がパートナーを束縛するタイプの人なら、SNSのメッセージを「しきりに」送る事になります。
「しげく」【しげく】
「しげく」という言葉も、「頻繁」の仲間のような言葉です。
「しげく」には、「度重なる様子」という意味があります。
「しげく」という言葉を使った定型句として、「足しげく通う」という言葉があります。
例えば麻雀好きの人は、雀荘に「足しげく通う」事になるでしょう。
またアイドルファンの人なら、握手会に「足しげく通う」でしょうし、焼肉が大好きな人なら、焼肉屋さんに「足しげく通う」のではないでしょうか。
「頻繁」という言葉の意味や使い方を見てきました。
「頻繁」は日常的に良く使う言葉で、これまでは無意識で口に出していたかもしれません。
あらためて「頻繁」の意味を知る事で、次回からより正確に「頻繁」を使えるようになるでしょう。