「しきりに」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「しきりに」、という表現を知っているでしょうか。
日常的にも使える表現ですから、知っている人も多いかもしれません。
それならば「しきりに」、という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは「しきりに」、という言い回しについて紹介します。
目次
- 「しきりに」とは?
- 「しきりに」の表現の使い方
- 「しきりに」の英語と解釈
- 「しきりに」を使った例文と意味を解釈
- 「しきりに」の類語や類義語・言い換え
「しきりに」とは?
「しきりに」、というのは同じ物事が間隔を置かずに何度も繰り返される様子、という意味があります。
しばしば、たびたび、ひっきりなしに、という意味として使われます。
それ以外にもその程度がなみなみではなくひどい、などという意味も持ち合わせています。
例えば「しきりに」誘われる、と言えば何度も誘われるという意味になりますし、雪が「しきりに」降っていると言えば、雪がひっきりなしに降っているという意味になります。
「しきりに」の表現の使い方
「しきりに」という表現は「頻りに」書きますが、基本的にはひらがなで書きます。
例えば、「彼女はしきりに彼氏の話ばかりをするから面白くない」などということもあるのではないでしょうか。
子供が「しきりに」すき焼きを食べたかったから、今日はすき焼きにした、などということもあるかもしれません。
「しきりに」友達の様子を気にしていたとなれば、もしかしたら喧嘩をしたなど、何かトラブルがあったのかもしれません。
「しきりに」の英語と解釈
「しきりに」という表現を英語にすると“often”や“frequently”という表現が使えます。
「しきりに待つ」、「しきりに望まれる」などということであれば“strongly”や“eagerly”でも良いでしょう。
「彼女はしきりにお父さんの帰りを待っている」ということであれば“She waits for her father eagerly.”になります。
「しきりに」を使った例文と意味を解釈
ここでは「しきりに」という表現を使った例文を紹介します。
- 「しきりに」を使った例文1
- 「しきりに」を使った例文2
- 「しきりに」を使った例文3
「しきりに」を使った例文1
「昨日は子供がしきりにラーメンを食べたがった」
子供はステーキや焼肉など、豪華なものを食べたがることがありますが、場合によってはラーメンなど、シンプルなものを食べたがることもありますよね。
子供の希望ばかりを叶えているわけにはいかないと感じたとしても、たまには子供の希望を叶えてあげたいと感じることもあるのではないでしょうか。
「しきりに」を使った例文2
「娘は入院した友達のことをしきりに気にしている」
友達が入院すると気になりますよね。
元気でいるのかどうか、何があったのか、落ち込んでいないかどうか、などと気になるのではないでしょうか。
できる限りお見舞いに行くなどして元気付けてあげたいですね。
クラスメイトからの寄せ書きなども喜ばれるのではないでしょうか。
「しきりに」を使った例文3
「雪がしきりに降っていて寒い日が続いている」
冬、雪が頻繁に降るととても寒いですよね。
雪が溶けるほど気温が上がらない、雪が凍ってしまってさらに寒い、ということもあるのではないでしょうか。
暖かい春が来るのを心待ちにしますよね。
「しきりに」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「頻繁に」【ひんぱんに】
- 「とても」【とても】
- 「何度も」【なんども】
「頻繁に」【ひんぱんに】
頻繁に、というのは物事を無意識に行ってしまう回数が多い、という意味になります。
暇さえあれば、たびたび、と言い換えられることもあります。
「とても」【とても】
とても、というのは程度が甚だしい、非常に、という意味があります。
否定語を伴ってどのようにしても実現しない気持ちを表す場合もあります。
「何度も」【なんども】
何度も、というのはある行動を繰り返し行う、という意味になります。
幾たびも、何遍も、と言われることもあります。
青山テルマの曲にも何度もという歌があります。
「しきりに」という表現は日常生活でも使える言葉です。
頻繁になど、バリエーションを増やして使えるようにしておきましょう。