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「非公開」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】

「非公開」という言葉の意味や類語を紹介します。

さらに「非公開」の使い方や、「非公開」を使った例文を紹介します。

非公開

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「非公開」とは?意味・読み方・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「非公開」の意味とは?
  • 「非公開」と未公開の違い
  • 「非公開」の英語
  • 「非公開」の使い方
  • 「非公開」を使った例文
  • 「非公開」の類語や類義表現


「非公開」の意味とは?

「非公開」の意味とは?

「非公開」という言葉を知っているでしょうか。

知っているという人の方が多いと思います。

しかし、知っているものの、ハッキリとした意味がわからない人の方が多いのではないでしょうか。

一方で、「非公開」という言葉を、今回初めて目にした人もいるかもしれません。

そこで、「非公開」の読み方と意味を紹介します。

これを機会に、あらためて「非公開」の意味を知る人も多いと思います。

  • 「非公開」の読み方
  • 「非公開」の意味

「非公開」の読み方

「非公開」「ひこうかい」と読みます。

「非」「ひ」「公開」「こうかい」と読みます。

特に難しい言葉が使われているわけではありませんので、読み間違える事も少ないでしょう。

「非公開」の意味

「非公開」には、どのような意味があるでしょうか。

「非公開」は、「一般の人には見聞きさせない事」という意味があります。

つまり、関係者には公開するが、一般の人、関係者ではない人には公開しないという意味があります。

例えば、サッカー日本代表が合宿をする時などに、敵チームに戦術を知られたくないケースがあります。

このような時は、チーム関係者以外は敷地から出るようにして、外からも様子をうかがえないように目隠しをして練習したりします。

このような練習は「非公開練習」と呼ばれます。

また大切な会議は、一部の中枢にいる人物以外には公開しない事がありますが、このような会議は「非公開の会議」と呼ばれます。

このように、「非公開」には、「一般の人に見聞きさせない事」という意味があります。



「非公開」と未公開の違い

「非公開」と未公開の違い

「非公開」と似た意味の言葉に、「未公開」があります。

「未公開」「みこうかい」と読みます。

「未公開」「未」には「いまだ」「まだ」という意味があります。

そのため「未公開」には、「まだ公開していない」という意味があります。

「未公開」はこの先、事情によっては公開する可能性があるという事です。

例えばテレビ番組の「未公開映像」は、番組の終わりや、年末年始などにまとめて放送されることがあります。

また「日本未公開の映画」は、他の地域では公開されていますし、日本でもこの先、公開される可能性がある映画となります。

「非公開」の場合は、「公開しない」という判断が下されていて、基本的にはもう公開される事がありません。

このように「非公開」「未公開」には大きな違いがあります。

「非公開」の英語

「非公開」の英語

「非公開」という言葉を英語にすると、どのような表現になるでしょうか。

まず“private”(プライベート)という英語は、「非公開」という意味があります。

「今日はプライベートなので、写真撮影は勘弁してください」などと、芸能人が言うイメージがあるでしょう。

また“secret”(シークレット)という英語も、「非公開」という意味があります。

“secret”「秘密」という意味の英語ですので、聞いた事があると思います。

さらに“closed door”(クローズド ドア)、つまり「ドアを閉める」という言葉で、「非公開」を表現する事もあります。

このように「非公開」は、様々な英語で表現する事ができます。



「非公開」の使い方

「非公開」の使い方

「非公開」という言葉は、どのような場面で、どのように使えばいいでしょうか。

「非公開」には、「一般の人に見聞きさせない事」という意味があります。

そのような場面に遭遇した時や、自分がそうしたいと思った時に、「非公開」という言葉を使ってみましょう。

例えば、映画監督が過激すぎる作品を作った場合、一般の人に見せる事ができないので「非公開」作品になるかもしれません。

また、誰にも知られずに物事を進めたい時に開く会議は「非公開」の会議と呼ぶ事ができるでしょう。

スポーツ選手の多くは、一般の人に練習風景を見せない、「非公開」の練習をした事があると思います。

このように一般の人に見せる目的ではなく、一部の人だけで共有する目的の物事や出来事を「非公開」という言葉を使って表現してみましょう。

「非公開」を使った例文

「非公開」を使った例文

「非公開」という言葉を使った例文を紹介します。

様々な場面における、「非公開」を使った文章を見て、この言葉の使い方を覚えて行きましょう。

  • 例文1
  • 例文2

例文1

「オリンピックを控えて、柔道日本代表が合宿地に入った。練習開始から30分だけ公開され、その後は『非公開』練習に入った」

この例文のように、オリンピックのような大切な試合を控えた時期は、代表選手が「非公開」練習をする事が多くなります。

ライバル国のマスコミや偵察隊が、どのようなプレイをするか、選手の特徴はどうかを探りに来ているからです。

例文2

「主力商品に大きな欠陥がある事が分かり、取締役が『非公開』の会議を開いた」

この例文で開かれている会議のように、本当に重要な会議は「非公開」で開かれるケースが多くなっています。

逆に公開される会議は重要な内容が話されない、外部へのパフォーマンスの意味が強いかもしれません。

「非公開」の類語や類義表現

「非公開」の類語や類義表現

最後に「非公開」の類語や、類義表現を紹介します。

「非公開」と同じような意味を持つ、同じグループに属する言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

  • 「内密」【ないみつ】
  • 「内輪」【うちわ】

「内密」【ないみつ】

「内密」は、「表沙汰にせず、こっそりする事」という意味があります。

例えば転職活動は、今働いている会社の人に知られたくない活動でしょう。

そこで、「私が転職活動している事は、内密にお願いします」などと言います。

また、社内人事などで、まだ発表されていない人事について話す時は、「内密にしてください」とお願いします。

このように「内密」「こっそりする」という意味が、「非公開」という言葉とよく似ています。

「内輪」【うちわ】

「内輪」は、「内部や身内だけ」という意味があります。

「内輪の飲み会」という場合は、一部の関係者だけしか参加しない飲み会を指します。

また「内輪もめ」という言葉では、内部にいる人同士がケンカをしたり口論したりするという意味があります。

icon まとめ

「非公開」という言葉の意味や、使い方を見てきました。

「非公開」「未公開」の違いなどを知ると、「非公開」とはどのような状態なのかが良く分かると思います。