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「内輪」とは?意味や使い方!例文や解釈

「内輪」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「内輪」という言葉の理解を深めていきましょう。

内輪

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目次

  • 「内輪」とは?
  • 「内輪」の表現の使い方
  • 「内輪」を使った言葉と意味を解釈
  • 「内輪」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「内輪」の反対語
  • 「内輪」の類語や類義語・言い換え
  • 「内輪」の英語と解釈


「内輪」とは?

「内輪」とは?

「内輪」とは家族、親戚、仲間といった親しい者だけのこと、それ以外を交えないことや、外部には知られていない内部の事情といった意味があります。

  • 「内輪」の読み方

「内輪」の読み方

「内輪」とは「うちわ」と読みます。



「内輪」の表現の使い方

「内輪」の表現の使い方

「内輪」とは、大体大まかに、二通りの意味合いがあります。

一つは家族、仲間といった親しい者だけで、それ以外の者は交えないという意味です。

「お祝いは、内輪だけですませました」「内輪だけの集まりにしましょう」といった使い方をします。

もう一つは外部に知られたくはない内部事情、内情といった意味合いです。

「内輪のことを話す必要はない」「内輪のことなので、言えないのです」という使い方をします。

「内輪」を使った言葉と意味を解釈

「内輪」を使った言葉と意味を解釈

「内輪」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「内輪揉め」
  • 「内輪話」
  • 「内輪で固まる」

「内輪揉め」

「内輪揉め」とは家族や仲間同士の争いのことを言います。

一旦「内輪揉め」を起こしますと、通常の争い、揉め事よりも「内輪」だっただけに根深いものがあります。

「祖父の遺産を巡って、ついに内輪揉めを始めた」「内輪揉めをしていることがマスコミに知れたら大変だ」などと使います。

「内輪話」

「内輪話」とは身内や仲間内に関する話のことや、他人に知られたくない内側の話という意味です。

「内輪話なら、よそでやってくれ」「内輪話を他人に聞かせてどうする」「これは内輪話なので、絶対に他言しないでくださいね」などと使います。

「内輪で固まる」

「内輪で固まる」とは、仲間同士で寄り集まっていることを言います。

「内輪で固まる」とは閉鎖的、新しい人がやり辛いといったことが起こりやすくなります。

結束が固いということでいい面もあります。

「内輪で固まる方が安全だ」「内輪で固まることで、新しい人が近寄りにくいという雰囲気になっている」などと使います。



「内輪」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「内輪」を使った例文や短文など(意味を解釈)

それでは「内輪」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「内輪」を使った例文1
  • 「内輪」を使った例文2

「内輪」を使った例文1

「贅沢をしているようだが、あれで内輪はなかなか厳しいみたいだよ」 「内輪」とは外部には知られていない内部の事情、内情といった意味もあります。

例文のように、外側から見れば贅沢をしていても内情はそれほど潤っているわけではないということを「内輪」という言葉で言い表しています。

この「内輪」は身内、仲間という意味合いではなく「内部事情」「内情」という意味です。

「内輪」を使った例文2

「そのうち、内輪揉めを始めるから、見ているといいよ」 「内輪揉め」とはよく使われる言い回しですが、ようするに仲間内とか身内で争うことを言います。

自分勝手な者同士などが最初は意気投合した場合は、例文のような言い方をされることが多いでしょう。

所詮は利害が一致している時だけは良好な関係で、いずれは上手くいかなくなるということを「内輪揉め」という言葉で言い表しているのです。

「内輪」の反対語

「内輪」の反対語

「内輪」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。

明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。

  • 「公」【おおやけ】
  • 「表沙汰」【おもてざた】

「公」【おおやけ】

「公」とは事柄が、外部に表れ出ること、表向きなことという意味です。

また個人ではなく、組織、広く世間一般の人にかかわっているという意味でもあります。

「町長として、公の任務をこなす」「これは公にしなくてはならないことですよ」「公になったらどうなることか」などと使います。

「表沙汰」【おもてざた】

「表沙汰」とは世間に知られること、皆に知られることを言います。

「不祥事が表沙汰になる」「こんなことが表沙汰になったら、いい笑い者になるだけだぞ」という風に使います。

「内輪」の類語や類義語・言い換え

「内輪」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「内輪」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「身内」【みうち】
  • 「仲間同士」【なかまどうし】
  • 「私的」【してき】
  • 「非公式」【ひこうしき】
  • 「プライベート」【ぷらいべーと】

「身内」【みうち】

「身内」とは家族、親戚、親しい関係の者のことを言う言葉です。

「身内だけでやって欲しい」「身内のことだから、人に話さなくていいよ」という風に使います。

「仲間同士」【なかまどうし】

「仲間同士」とはある物事を一緒になってする者同士という意味になります。

「仲間同士で協力し合う」「仲間同士の揉め事」「仲間同士で祝う」といったように使います。

「私的」【してき】

「私的」とは個人のことで、公ではないこと、プライベートといった意味になります。

「私的な行動」「私的に会っている人」「私的なことなので話す必要はない」などと使います。

「非公式」【ひこうしき】

「非公式」とは公式ではないこと、表向きではないことを言います。

「非公式な会談」「非公式な見解」「非公式ファンクラブ」などと使います。

「プライベート」【ぷらいべーと】

「プライベート」とは個人のこと、私的という意味になります。

「プライベートな問題です」「プライベートタイム」「プライベートな関係」「プライベートに訪問する」という風によく使われる言葉でもあります。

「内輪」の英語と解釈

「内輪」の英語と解釈

「内輪」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“family”(家族内)、“private”(私的、内密)といった単語を使います。

意味合いから合うものを選んで使うといいでしょう。

例文は“a family wedding”(内輪の結婚式)、“a family matter”(内輪の事柄)、“Let's just keep this private”(これは内輪話だよ)となります。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「内輪」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

「内輪」とは家族、仲間など親しい者。

それ以外の人を交えないという意味と、外部には知られていない内情といった意味の二通りがあることを覚えておきましょう。

それでは言葉の意味を正しく理解して使ってください。