「内密」の意味や使い方
「内密」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「内密」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「内密」とは?
- 「内密」の表現の使い方
- 「内密」を使った例文と意味を解釈
- 「内密」の類語や類義語
「内密」とは?
「内密」というのは表沙汰にしないこと、内緒、という意味です。
「秘密」という表現に比べると文章で使われることが多く、やや硬い表現だといえます。
例えば、皇室に関係するニュースが流れる時、宮内庁がそれまで情報を「内密」にし、適切なタイミングで発表する、ということがありますよね。
それまでは情報が漏れないようにしっかりと管理し、適切なタイミングで他の人に伝える、ということがなされています。
例えば職場恋愛などをしている時も、周りの人にバレないよう、「内密」する人もいるのではないでしょうか。
- 「内密」の読み方
「内密」の読み方
「内密」という表現は「ないみつ」と読みます。
よく使われる表現ですのでよく覚えておきましょう。
「内密」の表現の使い方
「内密」というのは表沙汰にしないという意味であり、「内密にする」というのは秘密を他の人間に言わないこと、機密を守る、ということになります。
例えば職場などでトラブルが起こった場合、他の人に知られないように「内密」にするという人もいるのではないでしょうか。
本来ならば警察が関わるような事件が起こったとき、警察に知られないように、そしてマスコミに知られないように「内密」で解決しなければいけないということもあるかもしれないですね。
マスコミなどに知られてしまうと大事になりますから、「内密にお願いします」と声を掛け合う人たちもいるかもしれません。
「内密」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「内密」を使った例文1
- 「内密」を使った例文2
「内密」を使った例文1
「このようなトラブルは職場の中で内密に処理されています」
トラブルが職場で起こった場合、他の人に言わないように、「内密」に解決しなければいけないということもあるかもしれません。
確かに守秘義務があると、外部の人には話せませんし、知られてはならないということもあるかもしれませんね。
また、マスコミが知った場合に大騒ぎになるなどという場合、わざと情報を知る人間を一部に限定し、「内密」にすることがあります。
「内密」を使った例文2
「どうかこの件は内密にお願いします」
何か失敗をしてしまったときなど、他の人に知られたくないと思って「内密にしてほしい」とお願いすることがあるかもしれません。
確かに、自分のミスは他の人に知られたくないですよね。
場合によっては黙っておいて欲しいというわけにはいかないかもしれませんが、できれば他の人に知られたくないという場合、「内密に」とお願いしても良いかもしれません。
「内密」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「秘密」【ひみつ】
- 「プライバシー」
「秘密」【ひみつ】
「秘密」というのは他の人に知られないようにすること、隠して人に見せたり教えたりしないこと、という意味があります。
「秘密にしてね」などと使われます。
「プライバシー」
「プライバシー」というのは私事を他人に知られたくないこと、という意味を持ちます。
これは私生活における事柄をみだりに公開されないという法的な保障と権利です。
「内密」という表現はメディアでよく聞くかもしれませんね。
職場で「内密」にしなければいけない何かがあったら、しっかりと秘密を守りましょう。