「あーね」の意味・読み方・類語【使い方や例文】
今では、若い人達の間で使われている言葉というとネットスラングがあります。
中学生〜大学生の人達が使っていますが、その中で「あーね」というものがありますが、どんな時に使われる言葉でしょうか?
目次
- 「あーね」の意味とは?
- 「あーね」はウザい?嫌がられる?
- 「あーね」は元々は方言?
- 「あーね」の使い方・例文や短文・解釈
- 「あーね」の英語と解釈
- 「あーね」の類語や類義表現
「あーね」の意味とは?
「あーね」とは、「あー、なるほどね」、「あー、そうだね」 などのように納得した様子を表す言葉です。
「あー、なるほどね」を略した言葉として理解されることもあります。
「あーね」はウザい?嫌がられる?
この「あーね」は人によっては、「あーねを使われるとうざいな」と感じている人が結構多いのです。
その理由は、こちらが真剣に話をしているのに、「あーね」と返された時に「ちゃんと私の話を聞いてるの?」と思ってしまうからです。
そして、イラっとするような気持ちになってしまいます。
話している時に「あーね」と言われると確かに「聞いてるな?」と思わず突っ込みたくなる気持ちも理解できます。
そんなことから、「あーね」を使う時は、相手の人も使っているなら不快な気持ちにさせないので、この言葉をあまり使わない人には気を付けた方がいいかもしれません。
「あーね」は元々は方言?
「あーね」は、元々、実は以前から九州の若い人達の間で使われていた言葉でした。
何と1990年代後半から九州の福岡の若い世代の人達が「あーね」を使っていたので、元々は福岡の方言だったということです。
これが次第に近隣の人達に広がり、さらにSMSなどで全国区で広まっていったとされています。
「あーね」の使い方・例文や短文・解釈
では、ここで「あーね」の使い方を見ていくことにします。
- 「あーね」の例文1
- 「あーね」の例文2
「あーね」の例文1
Aさん「この問題では、ここに別の条件を当てはめると、理解しやすいと思うよ」
Bさん「あーね。確かにそうだ」
レポート提出で悩んでいるBさんにアドバイスをAさんがしてくれたことで、悩みがスッキリと解消された場面ですね。
「あーね」の例文2
Aさん「今日のお弁当、リッチじゃん」
Bさん「今私の日誕生日だから、お母さんが豪華にしてくれたの」
Aさん「あーね、今日誕生日だからか。いいなぁ」
バースデーで、リッチなお弁当とは羨ましい限りです。
「あーね」の英語と解釈
「あーね」を英訳すると、“Ohh I see!!!”=「なるほどね」や“Ohh that makes sense”=「話の筋が合う=つじつまが合う=なるほど」というような言葉が使えます。
「あーね」の類語や類義表現
では、「あーね」と同じ意味を持っている類義語を挙げてみます。
- 「言えてる」
- 「なるほど」
- 「確かに」
「言えてる」
「言えてる」とは、「その通りだ」という意味がありますが、「あなたの言っていることは確かにその通りだ」ということの略した言葉になります。
若い人の間では、会話の中でよく出てくる言葉です。
「なるほど」
「なるほど」も「あーね」の同義語としてあげられますが、「物事の因果を把握して納得するさま」を意味している表現です。
この表現は、世代を問わず使われている言葉ですが、職場では目上の人に対して使うことは失礼かもしれません。
「おっしゃる通りですね」という言い方がふさわしいでしょう。
「確かに」
「確かに」も類義語の1つで、「高い確率を示すさま」を指しています。
「あなたの言っていることは、確かにそうですね」、「確かに言っていることは、正しいと思う」というような言い方で使われることが多いの言葉です。
この10年くらいで、一気にLINEやTwitterの利用が広がってきて、ネットスラングが多く使われるようになってきました。
スラングの語源を調べて見ると、色々な由来がありますが、若い人達の感性で生まれていた言葉も数多くあります。
これからも色々な言葉が生まれて来ると思いますが、時代が進むにつれて、次第に死語になるものも出てきて、過去を振り返ってきた時に「あんな言葉があったなぁ」となるかもしれませんね。