「なる」の意味(なるほどの略語)・読み方【使い方や例文】
インターネットが普及してからは、私達の会話の手段が大きく変わってきました。
親しい友人との間ではLINEやTwitterをメインとしたSNSでもやりとりが多くなっていますが、ネット独自のスラングを使うことが多いですね。
その中、「なる」という言葉があることをご存知でしょうか?
今回は、この「なる」について説明をしていきます。
目次
- 「なる」の意味とは?
- 「成る程」の意味
- 「なる」はLINEなどでよく使われる
- 「なる」の使い方・例文や短文・解釈
- 「なる」の英語と解釈
- 「なる」みたいな略語
「なる」の意味とは?
「なる」とは、納得や理解をした時に使う言葉で、「なるほど」という表現が短縮された言葉です。
時として、「なる」=「ナル」で「自己愛の強い人のこと」を意味する場合もあるので、解釈に間違いのないように注意してください。
「ナル」は「ナルシスト」の略なので「なる」とは全く異なります。
「成る程」の意味
「なる」の正式な表現である「なるほど」は、普段でも私達の生活の中でよく耳にしたり、話したりとよく使ったりする言葉だと思います。
ビジネスシーンなどでも上司や目上の人に「なるほどですね」と相槌を打ちながら、会話を進めている社員もいるくらいです。
「なるほど」を漢字で書くと「成る程」となりますが、「成る」は「実現する」や、「できあがる」、「成立する」といった意味がある言葉です。
そのことから「なるほど」は、「そのとおりです」というような意味合いで理解されています。
「なる」はLINEなどでよく使われる
SNSやLINEなどで若者を中心に頻繁に使用されているネットスラングの中でも、この「なる」はよく使われていましたので、若者の中では意味を知らない人はあまりいないのではないかと思います。
「なるほ」という表現の言い方もありますが、最近では「なる」を使う若い人達が少なくなっているような感じもあります。
今では、「なる」の代わりに「あーね」を使っている人が増えているようですね。
「なる」の使い方・例文や短文・解釈
では、ここから「なる」を使った例文を見てみることにします。
- 「なる」の例文1
- 「なる」の例文2
「なる」の例文1
・Aさん「昨日さあ、深夜まで勉強してたんで、メッセージきづかなかったの。ゴメン」
・Bさん「なる。そんなことだったのね」
こんなやりとりが、友人の間である普通の会話ですね。
昨夜遅くまで勉強していたのでBさんからにメッセージに気づかなかったAさんの返事に納得したBさんでした。
「なる」の例文2
・Aさん「ゴメン、今日は彼氏と久しぶりに会うんで、一緒にご飯行けない」
・Bさん「なる。仕方ないね」
Bさんがご飯をいっしょに食べようと誘ったのでしょう。
でも、Aさんが久しぶりに彼とデートするので、「ゴメン」と謝っています。
「なる」の英語と解釈
「なる」を英語で訳すと、“Ohh I see!!!”、“Ohh that makes sense”、“Ohh I get it”があります。
“Ohh I see!!!”は「分かったよ」、“Ohh that makes sense”なら「話の筋が合う」→「つじつまが合う」→「なるほど」という解釈になるでしょう。
「なる」みたいな略語
「なる」みたいな略語には、他にどんな言葉があるでしょうか?
- 「あーね」
- 「なるはや」
「あーね」
「あーね」とは「あ〜なるほどね〜」という意味の言葉ですが、何か言われた時に「理解したよ」という意味で使われているネットスラングです。
しかし、時として、この」「あーね」を使われると「うざい」と感じてしまう人も多いようなので、あまり親しくない人や知人に使用することは控えた方が無難かもしれません。
「なるはや」
略語と言えば、「なるはや」という言葉もありますが、意味は「なるべく早く」ということを指しています。
「この仕事、明後日が締め切りなんで、なるはやでお願いします」といったような感じ使われます。
LINEで使う言葉はスタンプも含めて、かなり短い言葉や言い方で簡単に伝えることができますが、これからもますますこのような略語が多くなっていくでしょう。