「ギャル」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!
普段何気なく使ってしまう「ギャル」という言葉ですが、意外と正しい意味を知らない方も多いのではないでしょうか?この記事ではギャルの意味や類語についてご紹介していきます。
目次
- 「ギャル」の意味とは?
- 「ギャル」と「コギャル」の違い
- 「ギャル」の英語と意味を解釈
- 「ギャル」の使い方・例文や短文・解釈
- 「ギャル」と「ヤンキー」の違い
- 「ギャル」の類語や類義表現
「ギャル」の意味とは?
「ギャル」とは本来、若い女性、娘全般を指す言葉ですが、日本ではその意味が転じ、若い女性の中でも特に活発で、服装やメイクが派手な女性を表す言葉です。
元々の由来は英語にあります。
若い女性をあらわす英語の“girl”(ガール)の俗語である“gal”(ギャル)、これこそが普段私たちが使っているギャルの直接の発祥です。
「ギャル」と「コギャル」の違い
90年代には「コギャル」と呼ばれる若い女性たちが大流行しましたが、まだ記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
そもそも「ギャル」と「コギャル」の違いとは何なのでしょうか。
結論から言いますと、「ギャル」が若い女性全般を総称するのに対し、「コギャル」は高校生のギャルに限定されます。
「コギャル」とは「高校生のギャル」の略語だったのです。
「ギャル」の英語と意味を解釈
前述したとおり、「ギャル」は英語の“gal”から派生した言葉だとお伝えしましたが、その意味に違いなどはあるのでしょうか。
日本では「ギャル」というと、容姿が派手な若い女性を想起しますが、英語の“gal”はもっと広く若い女性に使われます。
主に年配の方が若者に対して使われます。
「ギャル」の使い方・例文や短文・解釈
それでは実際に「ギャル」を用いた例文を見て、どのようなシーンで使われるのか見ていきましょう。
- 「ギャル」の例文1
- 「ギャル」の例文2
「ギャル」の例文1
「最近のギャル語というのは全くもって理解不能である」
言葉というのは常に進化していきますが、特にギャルの女性を中心に、いわゆるギャル語と呼ばれる特有の言い回しや表現が常に誕生しています。
年配の人間からみて、そういった最近の若者言葉についていくことが難しい、といった気持ちが汲み取れますね。
「ギャル」の例文2
「映画のビリギャルは、若い子達に勉強する勇気を与えた」
2015年に公開された映画「ビリギャル」は、成績学年最下位であるギャルの主人公が一念発起して慶応大学に現役合格するエピソードを描いた作品です。
見た目が派手で勉強に興味の無かったギャルが難関私立大学に合格する話は、若い子達に勉強に対する関心と意欲を与えたのではないでしょうか。
「ギャル」と「ヤンキー」の違い
「ギャル」と「ヤンキー」、どちらも似たような意味合いで使われることが多いですが、その違いとは何でしょうか?
「ヤンキー」とは、日本で80年代から90年代初頭にかけて不良少年少女全般を指して使われた言葉です。
「ギャル」と大きく異なる点は、「ギャル」が主にファッションを基準とする言葉であるのに対し、「ヤンキー」は不良や非行少年のそのライフスタイルや思想のあり方を基準とする言葉であるという点です。
一般的に「ヤンキー」は派手な服装をしていることが多いですが、だからといってその象徴的な派手な服装だけで彼らを「ヤンキー」と呼ぶことは出来ません。
彼らが実際に不良であるかどうか、それが判断基準にあります。
また「ギャル」は女性に限定されるのに対し、「ヤンキー」は性別関係なく用いられます。
「ギャル」の類語や類義表現
「ギャル」の類語にはどのようなものがあるのでしょうか?
- ギャル男
- ネオギャル
ギャル男
若い女性を表す「ギャル」が男性を表す場合には、「ギャル男」と表現することが可能です。
読み方は「ぎゃるお」です。
派手な服装や髪型を好む若い男性を意味します。
ネオギャル
ギャルの後に、ギリシャ語由来の“ネオ”(Neo)という「新しい」という意味を表す単語がついた、ギャルの進化系です。
「ネオギャル」はここ数年で誕生した言葉で、特に外国人風のファッションやヘアースタイル・メイクを取り入れている「ギャル」を指します。
最近流行のインスタグラムなどを通じて、海外のトレンドを取り入れているようです。
特にハイブリーチをした明るい髪色等が特徴的です。
以上、「ギャル」という言葉について詳しくご紹介しました。
コギャルやネオギャルといった「ギャル」の類語や派生語について、知っているようで意外と知らなかったという方も多いのではないでしょうか?これから是非参考にしてみてください。