「チャネリング」の意味・語源【使い方や例文】
スピリチュアルの世界には色々な専門用語とも言える言葉がありますが、そのうちの1つがこの「チャネリング」です。
目次
- 「チャネリング」の意味とは?
- 「チャネリング」の類義語
- 「チャネリング」を使った例文と解釈
- 「チャネリング」を英語にすると?
- 「チャネリング」と「リーディング」の違い
「チャネリング」の意味とは?
チャネリングとは、肉体を超越した部分で何かと繋がることを表すスピリチュアル用語です。
その何かに繋がろうとする(それを求める)時にも使います。
その対象は、神であったり、宇宙人であったり、時には死者ということもあり、幅広い対象に使える言葉となっています。
自分の中の潜在意識に対して使うこともでき、そのような場合には、それを引き出した(出している)と解釈します。
- 「ハイヤーセルフへのチャネリング」とは?
「ハイヤーセルフへのチャネリング」とは?
スピリチュアルの世界では、チャネリングという言葉がよくこのように使われます。
「ハイヤーセルフ」とは、自分の中の「(普段より高いレベルの)もう1人の自分」のことを指すスピリチュアル用語で、この「ハイヤーセルフへのチャネリング」が行われている状態は、自分が普段とは違って絶好調になっていることを表します。
「チャネリング」の類義語
チャネリングを一般的な用語で置き換えてみます。
普段使う場合には、これらの言葉を使った方が分かりやすいでしょう。
- 「アクセス」【あくせす】
- 「リンク」【りんく】
「アクセス」【あくせす】
「〜にアクセスする」という使い方をすると、スピリチュアルの世界における「チャネリングする」とほぼ同様の意味になります。
「潜在意識へのアクセス」という表現は、心理学でも普通に使っています。
「リンク」【りんく】
この言葉もまた、「〜にリンクする」と使うことで、その対象と繋がっている状態を表現できます。
ITの世界でも「〜とのリンクが確立した」と使われるように、一般的に使うには一番向いている表現です。
「チャネリング」を使った例文と解釈
チャネリングという言葉を使った例文ですが、どれもスピリチュアルに興味がない人にとっては、何を言っているのか分からないかも知れません。
- 「宇宙とチャネリングする会に参加したが、特に何も起こらなかったのが残念」
- 「死者とのチャネリングが可能だという人と出会った」
「宇宙とチャネリングする会に参加したが、特に何も起こらなかったのが残念」
スピリチュアルサークルなどでは、このような会がよく企画されます。
正直なところ、理解ができないかも知れませんが、それもまた個人の嗜好なので、あれこれと口を出すのは無粋というものです。
「死者とのチャネリングが可能だという人と出会った」
そのような人が居るのかどうかはさておき、スピリチュアルにおけるチャネリングは、そういったことにまで及びます。
恐山のイタコ(巫女)が死者の霊を呼び出せると言われているのは有名ですが、それもこのチャネリングの1つなのかも知れません。
(全く別だという話もあります)
「チャネリング」を英語にすると?
チャネリングは、英語でもそのまま“channeling”と表記します。
意味も大体一緒で、物理的ではない交信(神や霊界などと)を表現します。
尚、このchannelingには、ごく普通に「〜を通す」という意味もあり、そちらで使われることの方が多いのは言うまでもありません。
「チャネリング」と「リーディング」の違い
「リーディング」という言葉は、普通に使う分には「トップをはしっている」という意味です。
例として、野球の首位打者は「リーディングヒッター」と表現されます。
ですが、スピリチュアルで使う「リーディング」は「透視」を意味し、肉体や精神の状態をそれによって読み取ることを「スピリチュアルリーディング」と言います。
繋がることを意味する「チャネリング」とは違い、この「透視によって読み取る行為」を「リーディング」と表現します。
スピリチュアルの世界におけるあらゆる行為は、その世界に興味がない人にとっては、どれも全く理解が不能かも知れません。
このチャネリングは、特にその代表例だと言えるでしょう。