「ウージ」の意味とは?沖縄方言の使い方や例文を紹介!
日本語にも場所によって方言があります。
その中でも沖縄の方言は聞き慣れないものが多いので、沖縄の方言について紹介します。
目次
- 「ウージ」の意味とは?
- 「ウージ」の英語
- 「ウージ」の言葉の使い方
- 「ウージ」を使った沖縄方言の例文と解釈
- 「ウージ」を使った言葉と意味を解釈
「ウージ」の意味とは?
沖縄の方言でよく聞く言葉にウージという言葉があります。
これは、サトウキビの方言になります。
沖縄ではサトウキビは1月から3月ごろに収穫することができます。
沖縄ではアルバイトではなくて親戚みんなでサトウキビを収穫します。
その際にサトウキビであるウージという言葉がよく飛び交います。
「ウージ」の英語
沖縄で使われるウージはサトウキビのことなので、英語に訳すると“Sugarcane”という英語が使われます。
沖縄のサトウキビでもあるので、“Okinawa Sugarcane”と言われることもあれば、沖縄ウージとして、“Okinawa Lodz”として言われることもあります。
英語ではウージはこのように言われます。
「ウージ」の言葉の使い方
ウージという言葉はサトウキビを指す言葉なので、サトウキビに関係することであれば、ウージという言葉を使うことができます。
大量に栽培されているサトウキビ畑を見たならば、「ウージが豊作だ」と使うことができます。
サトウキビ畑を見て綺麗に思えたならば、「ウージがとても綺麗だな」と言うことができます。
サトウキビを指す言葉であるウージは、このようにして使うことができます。
「ウージ」を使った沖縄方言の例文と解釈
沖縄のウージを使用した例文と会社を紹介していきます。
- 「ウージ」の例文1
- 「ウージ」の例文2
- 「ウージ」の例文3
「ウージ」の例文1
「わんはウージを見てくるさ」という言い方があります。
これは、わんというのは私たちのことであり、ウージはサトウキビになります。
私たちはサトウキビ畑を見てくるというときに使うことができます。
「ウージ」の例文2
「ウージくわっちーさびら」
くわっちーさびらは「召し上がれ」になります。
そのため、サトウキビを召し上がれという意味になり、相手がサトウキビを自分にあげるときに使用することができます。
「ウージ」の例文3
「ウージはデージ甘い」
デージはとてもという意味です。
そのため、サトウキビはとても甘いという言い方になり、サトウキビが甘くて美味しいときに使用できます。
このようにして沖縄の方言と合わせてウージを使用することができます。
「ウージ」を使った言葉と意味を解釈
ウージという言葉はいろいろな言葉と合わさっているものがあります。
その点についていくつか紹介していきます。
- 「ウージの森」【うーじのもり】
- 「ウージ染め」【うーじぞめ】
「ウージの森」【うーじのもり】
沖縄に行けばウージの森という言葉を聞くことがあると思います。
ウージはサトウキビを指す言葉になりますが、ウージの森であれば、何か分からないかもしれません。
ウージの森というのは、サトウキビ畑を指しています。
サトウキビの高さは成人男性よりも高くなっており、これがたくさんあれば森のように見えるようです。
このことからサトウキビ畑はウージの森と言われるようになっています。
沖縄の唄で島唄という唄がありますが、これは戦争を背景にした唄となっています。
この歌の歌詞の中にウージの森という表現が使われています。
「ウージ染め」【うーじぞめ】
沖縄のウージを使用した言葉でウージ染めという言葉もあります。
ウージであるサトウキビは黒糖の原料として使用されますが、そのサトウキビを使用したウージ染めという染め物があります。
ウージ染めはサトウキビの葉と穂を煮出して作った染料で染め上げたものになります。
色合いは緑になりますが、染料に浸けておく時間や葉を刈り取る季節によって色は変化するため、緑と言っても様々なり種類があります。
この染め物が沖縄ではウージ染めと言われています。
ウージという沖縄の言葉はサトウキビを指す言葉であり、沖縄の人たちにとっては当たり前の使われている言葉です。
沖縄の1つの方言としてウージを覚えておくと良いかもしれません。