「逃がした魚は大きい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「逃がした魚は大きい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「逃がした魚は大きい」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「逃がした魚は大きい」とは?
- 「逃がした魚は大きい」の表現の使い方
- 「逃がした魚は大きい」を使った例文と意味を解釈
- 「逃がした魚は大きい」の類語や類義語
「逃がした魚は大きい」とは?
「逃がした魚は大きい」というのはいちど手に入れかけて失ったものは実際よりも素晴らしく見える、という意味になります。
3寸ほどの小さな鯛であったとしても、もう少しで釣れるという所で逃してしまえば、大きな鯛に見えてしまうという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
例えば、彼女ができそうだった時、もしもうまくいかずに彼女になってもらえなかったら、その女性が実際以上に素晴らしく見えてしまうかもしれません。
これを「逃がした魚は大きい」というのです。
- 「逃がした魚は大きい」の読み方
「逃がした魚は大きい」の読み方
「逃がした魚は大きい」という表現は「にがしたさかなはおおきい」と読みます。
「のがしたさかな」ではありませんので気をつけましょう。
「逃がした魚は大きい」の表現の使い方
「逃がした魚は大きい」という表現は恋愛においてよく使われる表現です。
いちど手に入れかけて手放してしまったものは、失った後にとても魅力的に感じられるものです。
恋愛をしているときは必死になり、客観的に判断できないこともありますよね。
恋人がいるのにうまく関係を築けず、別れたけれど考えてみればとても魅力的な人だった、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
男性にとっても女性にとっても、手放してしまった人の存在は大きいと考えられます。
「逃がした魚は大きい」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「逃がした魚は大きい」を使った例文1
- 「逃がした魚は大きい」を使った例文2
「逃がした魚は大きい」を使った例文1
「別れた彼女と久しぶりに会ったらかなり美人だった、逃がした魚は大きい」
別れた恋人と久しぶりに会ったら、その人がとても美人になっていた、とてもかっこよくなっていた、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
別れるんじゃなかった、と後悔することもあるでしょう。
しかし別れてしまった後ではどうしようもないですよね。
付き合っているときに相手の素晴らしさや相手の素顔に気づきたいものです。
「逃がした魚は大きい」を使った例文2
「好きな人がいると思って諦めたのに、彼女は違う人と付き合っていて、逃がした魚は大きいと感じた」
気になっている人に好きな人がいるから、ということで諦めたにもかかわらず、気づいたら他の人と付き合っていた、ということもあるかもしれませんね。
勇気を出して告白していれば、本来は自分が付き合えていたかもしれない、と思うと、なおさら逃がした魚は大きいと感じてしまうのではないでしょうか。
「逃がした魚は大きい」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「大魚を逸す」【たいぎょをいっす】
- 「後悔先に立たず」【こうかいさきにたたず】
「大魚を逸す」【たいぎょをいっす】
「大魚を逸す」というのは大きな手柄を立て損なう、大きな利益を押し損なう、という意味になります。
大きな手柄や利益を逃してしまったときに使われる表現です。
「後悔先に立たず」【こうかいさきにたたず】
「後悔先に立たず」というのは既に終わったことをいくら後で悔やんでも取り返しがつかない、ということになります。
終わってしまった事はどれだけ悔やんでも仕方がないですよね。
事前にしっかり注意していかなければいけないのです。
「逃がした魚は大きい」という表現は日常的にも使える慣用句ですのでよく覚えておきましょう。
逃す前にしっかりと考えたいですね。